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みんなの観戦記

 

首位奪還!
クレ さん

2006年11月12日 リーガ第10節 サラゴサ戦

金曜日の夜にバルセロナ入りして、日曜日にカンプノウでサラゴサ戦を観ました。チケットはこちらのサイトからのソシオの申し込みと同時に、メールで申し込みを行いました。代理店と違い現地価格で購入でき非常にリーズナブル

ただ、希望は伝えられるものの、現地でチケット受け取るまでは座席がどこなのか判らずドキドキでした。実際、希望した席とは位置が逆。空いていなかったのか、意思がうまく伝わらなかったのかは不明です。バルセロナのホームページのようにもう少し座席位置までわかると更に便利だと思いました。

 

宿泊先は選手が前日に宿泊する、元会長所有のホテルを予約。選手と同じホテルに泊まるかと思うとそれだけで気分が高まります。

金曜日、午後8時過ぎにホテル到着。すぐにバルサテクニコであるチキが週一回は通っているというRincon de Vitiに向かいました。

お店に行く途中、カンプノウの入り口の前で10人程度の人だかりを発見。最近、バルサは午後練習を行っているとの事で、まさか出待ちかと思い待っていると、現地の子供たちが騒ぎ出したので車中を覗き込むと、なんとグジョンセンではありませんか。その後カミサンは別の出口からメガネをかけたテュラムを発見。私たちのお目当てであるデコには会えませんでしたが、初日から大興奮でした。

店に到着、カタルーニャ料理は肉を食えとのことなので、チキもきっと食べてるであろうサーロインを食べたのですが、おいしかったです。店内にはたくさんの選手の写真が飾ってあり、その中には、ナンバーにもあった通り反町さんの写真がありました。しかも、どの選手よりも大きな写真でしたね。

 

土曜日はチケットを取りに、オフィシャルショップの横にあるソシオオフィスへ。私たち以外にも数組の日本人らしき名前を発見、日本でのバルサ人気を再確認です。席は一階席の前から9列目。選手のぶつかる音まで聞こえてきそうな席がとれてよかったです。

その後、ショップでチャビのユニを購入。今シーズンのファーストユニフォームはネーム入りが間に合わないらしく、会計時にレジで注文。しかもレジのお姉さんがチャビの番号を知らないらしく、そんなんで仕事になるのかと少し心配になりました。

スタジアムツアーは先シーズン観たので、今回は予定していなかったのですが、カミサンがソシオになり、ツアー無料で同伴者半額ということなので、記念に行ってみると、前回に比べ旅行者が圧倒的に多く、みんなとても幸せそうでこちらまで嬉しくなりました。

前回は入れなかった記者会見場にも入れたし、何よりミュージアムが大幅に変更されていたのにビックリ。世界各国のスポーツ誌の写真展みたいなものも開催しており、日本ではナンバーの写真がありました。やっぱり、行ってみないと判らないもので、なんだかんだいっても今回も、大満足でした。

 

日曜日は午後9時からのゲームだったので、夕方にはホテルに戻り観戦の準備。いま同じ時間に、同じホテルに選手たちがいると思うとなんとも言えない気分です。もしかしたら「ホテルのレストランで、エレベーターの中で遭遇してしまうかもしれない」という淡い期待を持ちながら、いい歳してそわそわしてしましました。

ホテルの周囲にだんだんファンが増えてきて、選手が出てくるであろう出口にフェンスが用意され始めたので、ロビーに降りてみるとそれらしきファンがちらほら。そうこうしてるうちにロビー内に警備員の数が増えてきて、選手が使うであろうエレベーターの前はフェンスがかなり厳重におかれ、とてもサインを貰えるような雰囲気ではありません。

一応宿泊者なのでエレベーターに乗る振りして近寄ろうともしましたが、どうやら無理そうなので諦めてその場で待つことに。フェンスが置かれ、30〜40分くらいしてから選手が降りてきました。3〜5人の塊ででてきます。サインは貰えないけど、選手が手を振ってくれるだけでも嬉しいもので、つい大声で叫んでしまいました。最後はロナウジーニョとデコ、モッタが一緒に、やっぱりブラジル人は仲良しなんだと改めて納得です。

 

バルサバスを見送り、カンプノウに向かいます。ものすごい数の人や屋台に気分が高揚して入場、ボカティージョを買い席に着こうとすると、なんと現地のおじ様らしき二人組みがどっかり座ってるではありませんか。

何度確認しても間違いなく自分たちの座席だし、チケット見せながら「違うよ」と教えてあげると、「自分たちは間違ってない」とおじ様たちは主張。しかも多分ソシオの年間シートらしいので、面倒くさくなりおじさんたちの席(一ブロック違い)に行ってみると、そこには親子連れが座ってるではないですか。

こっちの人は空いてれば座ちゃうとは聞いてはいましたが困ってしまい、再度おじさん達に言いに行くと、今度は丁寧に私たちを席に連れてってくれるではありませんか。しかし、私たちの席はあなた達が座ってる席なので見つかるはずがありません。間違いに気づいたおじさん達は申し訳なさそうに移動しました。決して悪い人たちじゃないんですね、こっちの人は。でも大切なウォームアップの時間を見る時間がなくなってしまい、残念。

 

サラゴサという強敵を相手に、自分たちのペースでゲームの主導権を握り首位を奪還出来たこと、なによりロニーをはじめチーム全体に可能性を感じることの出来る試合を観戦出来たことをとても嬉しく思います。今回は二回目の観戦でしたが、何度行ってもカンプノウで観るバルサのゲームは素晴しいですね。みなさんもバルセロナに行く機会があれば是非行ってみてください。