Liga Española
jornada 10

危なげない勝利。
セルジ・ロベルトが2アシスト。

Getafe FC Barcelona
0 2
31 de Octubre - Sab 20:30 h
Coliseum Alfonso Perez
: 10,089
Goles
  Luis Suarez (37)
  Neymar (58)
Titular
Guaita 【7】 Bravo
Damian 【6】 Alves
Vergini 【6】 Pique
Alexis 【6】 Matieu
Lago 【6】 Jordi Alba
Juan Rodriguez 【7】 Busquets
Lacen 【6】 Rakitic
Pedro Leon 【8】 Sergi Roberto
Victor Rodriguez 【5】 Munir
Sarabia 【7】 Luis Suarez
Scepovic 【8】 Neymar
Cambios
Pedro Leon→ Lafita (60) Munir→【6】 Iniesta (61)
Sarabia→ Moi Gomez (69) Sergi Roberto→【5】 Sandro (76)
Juan Rodriguez→ Mensah (79)  
Entrenadores
Fran Escriba 【6】 Luis Enrique
Tarjetas
Alexis (39)  
Juan Rodriguez (42)  
Damian (47)  
Arbitro
Martinez Munuera (valenciano)
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
2 1 3 Tarjetas Amarillas 0 0 0
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
4 2 6 Tiros a puerta 13 7 6
1 0 1 Ocasiones de Gol 5 3 2
0 3 3 Corners 5 4 1
1 3 4 Fueras de juegos 5 4 1
5 3 8 Faltas 4 3 1
38%   39% Posesion del Balon 63%   62%
Formacion

ドグラス、ラフィーニャ、メッシが負傷欠場。マスチェラーノが出場停止。テル・ステーゲン、イニエスタ、バルトラ、ラミレス、アドリアーノ、ベルマーレン、グンバウがベンチスタート。アルダとアレイシは出場できない。

マスチェラーノが出場停止につき、ピケの相棒はマテュー。ピボーテには4試合ぶりにブスケツが復帰。セルジ・ロベルトが怪我から戻りインテリオールを務めた。右エストレーモはムニール。

交代の一人目は、ムニールに代えてのイニエスタ。ジョーカー・ロベルトが右前線に入った(SPORTによると4-4-2)。その約15分後、ロベルトがお役御免となってサンドロ。ネイマールは中央メディアプンタとなり、左の空いたスペースはジョルディ・アルバが利用した。

Titular Final
先発 終了時
Goles
  Luis Suarez (37)
  Neymar (58)
Reporte

FCバルセロナがアルフォンソ・ペレスにてヘタフェに0-2の快勝。リーガでは2連敗していた敵地での残念な流れを、良いパフォーマンスによって止めた。勝利の立役者となったのは、絶妙なパスによって2ゴールをアシストしたセルジ・ロベルトと、彼からのボールを仕留めて見せたスアレス&ネイマール。自信によって目覚めたロベルトの好調さが、10日間の離脱後も持続しているのが嬉しい限りだ。個人の技術の高さと、チームとしての連係が美しく重なっての危なげない勝利。プレッシングも機能し、リーガでは8試合ぶりの完封となったことも明るいニュースだ。

堅守に手を焼くも、美しい連係で先制

大胆なローテーションを実施し、期待外れの0-0に終わった国王杯ビジャノベンセ戦から中2日。ルイス・エンリケが送り出した休養十分の先発イレブン(ムニール、マテューのみ連続出場)は、守備的なヘタフェを相手に忍耐強くボールを回していった。ドリブルと1対1によって攻撃を主導したのは好調ネイマールだ。

ゲームは一方的にバルセロナが支配した。ヘタフェがクラウディオ・ブラボを脅かしたのは試合を通じて一度のみで、12分、ビクトル・ロドリゲスのセンタリングを受けたスチェポビッチのシュートがポスト横を通過した場面くらい。それ以外はほぼバルセロナの攻撃が続いた。

ただし、ヘタフェがエリア前をがっちりと固めていたため、前半は特にルーチョチームが利用できるスペースは存在せず、守備網を崩す作業は難航した。インテリオールが厳しくマークされていたため、ボールを後ろへと戻させられることも多かった。ハーフタイム前のゴールチャンスは序盤のムニールネイマールが左を破り、ムニールがチレーナで決めようとするも惜しくも失敗)と、先制点になった37分の二度程度。しかしこのゴールが美しく、クレの口角は自ずと上がる。

きっかけとなったのはルイス・スアレスのボール奪取だった。続いてネイマールが左サイドを突破し、センタリングを供給。ルイス・スアレスが一気にエリア内へと攻め入るのを見てセルジ・ロベルトが華麗なるヒールパスを直接流し込み、GKグアイタと1対1になったスアレスが冷静にその勝負を制している(37分、0-1)。どのプレーもすばらしいのだけれど、ロベルトの縦パスが特に印象的であった。

カウンターから追加点

ゲーム支配と努力に相応しいリードを手に迎えた後半も、バルセロナが主導権を握って試合を進めた(ヘタフェに疲れが出てきたことで、その支配はさらに強まった)。この日のルーチョチームは、守備面でも上々の出来栄えだった。先制点がそうだったように前線からのプレッシャ−が効き、ブスケツ、ラキティッチ、セルジ・ロベルトら中盤が安定してボールをコントロール。こぼれ球を拾えることも守備陣を楽にしていた。ピケマテューによるセントラルも危なげなし。マテューはやはりセントラル起用が良い。

勝負を決める追加点はカウンターアタックから生まれた。それは58分のことだ。ヘタフェのCKでボールをキャッチしたブラボが右前方にいたセルジ・ロベルトへ向けすばやくスロー。カンテラーノはそこからドリブルでボールを持ち上がり、左前線で手を挙げているネイマールを確認する。そしてここぞのタイミングでエリア内へとパスを送り込むと、ブラジレーニョはそのボールをボレーシュート。この難易度の高いプレーが見事決まり、ネットは揺らされたのだった(0-2)。ロベルトはこれでこの日2アシスト。パスもシュートもどちらもブラボー!

勝利をほぼ手中に収めたことで、ルイス・エンリケはムニールに代えて怪我から戻ってきたイニエスタをピッチへと送り込む。それに従い、セルジ・ロベルトは右エストレーモへと移動。このあたりの便利な使われ方は思わず笑ってしまう。これが怪我からの復帰ゲームであるロベルトはその後、サンドロにポジションを譲ってお役御免となっている。

後半はネイマールが中央にポジションを取り、攻撃を組み立てていたため、ジョルディ・アルバが攻め上がる場面も多く見られた。75分にはそのネイからの絶妙縦パスを受け、グアイタと1対1となったアルバだったが、この勝負はポルテーロが上回って0-3とはならず。チームは最後まで集中を失わず、リーガでは今季3度目となる完封勝利で試合を終えている。