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3. キーワード

当サイトを見るうえで、知っておいたほうが良いキーワードがいくつかあります。詳細は「バルサ用語辞典」に掲載してありますが、ここではその中でも基本中の基本の言葉をご紹介。他にも聞き慣れない単語があるでしょうから、その際は「バルサ用語辞典」をご覧ください。

ブラウグラーナ:当サイトのタイトルであり、FCバルセロナの愛称。ブラウは青色、グラーナはエンジ色を表し、バルサのチームカラーの象徴。ブラウはカタラン語なので、スペイン語で言うなら「アスールグラーナ」。

メレンゲ:首都マドリーを本拠地にする白いチームの俗名で、卵白で作ったお菓子から連想されたものだと思います。辞書で調べると『虚弱な人、弱々しい人』というのもありました(だからどうというわけではない)。

同じ意味の言葉でブランコ(スペイン語で白)というのがあります。

レアル:日本ではレアル・マドリーのことを一般的に、普通に『レアル』と呼んでいますが、“スペインでは”ヤツらのことを『マドリ』、『エル・レアル』と呼びます。単にレアルという場合にはそれはレアル・ソシエダ(『ラ・レアル』)の事を指します。

というのが理由かどうかは知りませんが、日本のバルセロニスタはヤツらのことを『レアル』と呼ぶのを嫌がる傾向にありまして、マドリディスタ(マドリ・ファン)が『レアル』と呼ぶのを聞いてウェッとなったりします。英語圏では、単にREALと書いてあります。

ユダ:2000/01シーズン、「俺はどこにも行かない、信じてくれ」と言いながらも、わずか二日後に白いユニフォームを着てしまったポルトガル男。年俸引き上げ工作の挙句の暴挙ですが、キリストをカネで売った男にちなみ、彼のことをバルセロニスタは憎しみを込めてこう呼びます(強かった愛情の裏返し)。守銭奴(ペセテーロ)と呼ぶこともあります。

彼の名誉のために一応フォローしときますと、白への衣替え以前は文句のつけようのないチームリーダー。バルサ史上トップクラスのキャプテンシーを持った“クラック”でありました。それだけに残念至極。

クラシコ:またの名をデルビー・クラシコ。伝統の一戦、いわゆるFCバルセロナ対レアル・マドリー戦のことを指す言葉です。バルサはカンプノウでのクラシコにはめっぽう強く、リーガでは19年間負けなし(03/04にてこの記録は終了、現在新記録に向けて1から出直し中)。2001/02、40年ぶりに実現したチャンピオンズリーグ(準決勝)でのクラシコでは負けましたが、管理人はそれをスタジアムで見たという幸せ者(?)です。

トリデンテ:三叉の矛、槍。ポセイドンなんかが持っている先が三つに分かれた棒です。2001/02シーズンにバルサが擁したリバルド、クルィベル、サビオラの黄金トリオを称してこう呼びました。2005/06シーズンからはムンド紙がロナルディーニョ、エトー、メッシーを「R.E.M.」と名づけ、新トリデンテと呼んだりもしています。

07/08からはこれにアンリが入り、スポルト紙が“クアトロ・ファンタスティコ(ファンタスティック・フォー)”と命名。

カンテラ:クラブの下部組織のことで、若手育成を主な目的とするところです。スペインはこのカンテラが進んでおり、バルサもその例に漏れません。現在の1軍ではバルデス、プジョル、チャビ、イニエスタ、メッシ、ボージャン、ブスケなどのカンテラ育ちが活躍しています。

またバルサでは成功しなかったものの他のクラブで活躍しているバルサ・カンテラ出身の選手も数多し。

ゴラッソ:決まった瞬間「すげぇぇぇぇ!」と言ってしまうようなスーパーゴールのこと。ゴラッソ名人はロナルディーニョ、クルィベル、リバルド、ロマーリオなどなど。

クラック:一瞬でゲームの流れを変えてしまう、他とは一味違うプレーを見せる超一流選手のこと。ただ流れを変えるだけでなく、勝敗を決するゴール(それもゴラッソ)を大勝負でこともなげに決めてくれるのが真のクラック。代表例は、ロナルディーニョ、メッシ、リバルド、ロマーリオ、ロナルド、ジダンなど。

ピチーチ:リーガ・エスパニョーラの得点王。昔の選手の名前にちなみます。バルサの最新ピチーチは、05/06シーズンのエトーで、25得点。96/97シーズンのロナウド以来、9年ぶりの栄誉でした。

ちなみに最優秀ポルテーロに送られる称号はサモーラ。昔のバルサの選手です。

ドリームチーム:バルセロナでオリンピックが開かれた1992年、世界を驚かせたUSAバスケットチームにちなみ、クライフ率いる当時のバルサもそう呼ばれるようになりました。ロマーリオ、ストイチコフ、ラウドルップ、グアルディオラ、クーマン、スビサレッタらを擁し、リーガ・エスパニョーラ4連覇、チャンピオンズリーグ制覇など正に夢のような時間をバルセロニスタにプレゼント。その超攻撃的なスタイルは当時の世界を震撼させました。いわゆる“時代”を作ったその影響力は、計り知れません。

ソシオ:いわゆるクラブの年間会員。カンプノウの年間指定席を持つソシオと、チケットを買う必要のあるソシオに分かれており、2003/04シーズンからは入会金が廃止され、敷居が低くなりました。年間指定席を持つソシオであれば、カンプノウで行なわれるリーガ、チャンピオンズなどの試合は全て無料(もちろん、年間指定席の金額は支払ってます)。それ以外のソシオは、割引料金でチケット購入可能です。