Liga Española
jornada 24

シティ戦へ勢いの付くゴレアーダ。
メッシがディ・ステファノを超えラウールに並ぶ。

FC Barcelona Rayo Vallecano
6 0
15 de Febrero - Sab 20:00 h
Camp Nou
: 74,517
Goles
Adriano (2)  
Messi (37)  
Alexis (53)  
Pedro (56)  
Messi (68)  
Neymar (88)  
Titular
Valdes 【8】 Ruben
Alves 【6】 Arbilla
Pique 【7】 Saul
Puyol 【6】 Ze Castro
Adriano 【7】 Mojica
Busquets 【7】 Trashorras
Cesc 【7】 Baena
Iniesta 【8】 Rochina
Messi 【8】 Bueno
Alexis 【7】 Falque
Pedro 【7】 Larrivey
Cambios
Pedro→ Neymar (62) 【6】 Arbilla→ Tito (41)
Puyol→ Mascherano (68) 【6】 Bueno→ Jonathan (62)
Messi→ Tello (74) 【5】 Larrivey→ Longo (73)
Entrenadores
Gerardo Martino 【7】 Paco Jemez
Tarjetas
   
Arbitro
Martinez Munuera (valenciano) 【7】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 0 0 Tarjetas Amarillas 0 0 0
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
11 10 21 Tiros a puerta 11 7 4
5 7 12 Ocasiones de Gol 3 1 2
5 7 12 Corners 5 2 3
2 1 3 Fueras de juegos 3 2 1
2 4 6 Faltas 10 3 7
60%   60% Posesion del Balon 40%   40%
Formacion

ジョナタンが怪我で欠場。チャビも大事をとって休養。モントーヤ、セルジ・ロベルト、バルトラ、オイエルがベンチ外。ネイマール、ピント、マスチェラーノ、ソング、アルバ、アフェライ、テージョがベンチスタート。プジョルのリーガでの先発は11月のベティス戦以来。この最終ラインの組み合わせは2012年3月のペップ時代以来。

1人目の交代はペドロに代えて、怪我明けのネイマール。続いて背中を痛めたらしいプジョルがベンチへと退き、マスチェラーノがセントラルに入った。最後はメッシがお役御免で、テージョに出番。ネイマールが中央へ移った。

Titular Final
先発 終了時
Goles
Adriano (2)  
Messi (37)  
Alexis (53)  
Pedro (56)  
Messi (68)  
Neymar (88)  
Reporte

キレているメッシが戻ってきた。マンチェスター・シティ戦を3日後に控えたバルセロナが、ギガクラックの2ゴールを含む6得点でラージョに圧勝。チーム全体としてのリズムも良く、クレも満足のパスフットボルがカンプノウのピッチで躍動した。レオ・メッシはこれでリーガ通算得点を228とし、ディ・ステファノを抜いてラウールと並ぶ。ネイマールの復帰弾も決まり、とにかく嬉しいニュースだらけの試合となった。

序盤から、輝くフットボルで圧倒

前日の会見でチームがマンチェスター・シティ戦に気を取られていないか?との問いを受けたマルティーノ監督は、「その心配はしていない。私たちは明日の試合に完全集中している」と断言していた。そのミスターの言葉は、キックオフと同時に証明される。ホームチームはゲーム開始とともにゲームを支配。わずか2分にして先制点をもぎ取ったのだ。決めたのはアドリアーノペドロからボールを受けたラテラルはするすると中央へと向かうと、意表を突く“デレチャッソ”(スーパー右足弾)をゴール右隅に蹴り込んでいる。

この得点で波に乗ったバルサは、気分よくラージョゴールへと押し寄せ続けた。チーム全員の出来が良かったこの試合だが、とりわけ光っていたのはアンドレス・イニエスタだ。メッシが調子を取り戻すのと同時に、このドンもまた復調。この2人が元気になれば、バルサの攻撃が輝くのはごく自然な結果だ。イニエスタは9分、ピッチ中央から超ロングバセリーナで会場を沸かせている。

追加点のチャンスはそこかしこにあった。13分にはメッシの反転右足シュートが、18分にもペドロのシュートがポストを直撃。また21分にはアレクシスが、29分にはペドロがメッシへのアシストを意識したプレーでゴールを逃している。このあたり、エースにまず1点を、という感じだった。

一方でラージョは26分に同点のチャンス。元バルサのイアゴ・ファルケのシュートを、バルデスが危なげないパラドンで防いでいる。

トリデンテのゴールで4-0に

メッシの得点が生まれたのは37分のことだった。アルビージャの不用意なパスをセスクがカット。前線のスペースへと走るメッシへとボールが送られ、10番はGKルベンとの1対1から、トレードマークであるバセリーナを決めて2-0としている。メッシの好調の指標の1つが、このバセリーナ。本来の得点感覚とフォームは、もう戻ったと考えて良いだろう。

後半に入ってもバルセロナの集中が途切れることはなく、更なるゴールを求めてラージョ陣内へと攻め込んでいった。3点目を決めたのはアレクシスだった。ショートカウンターを繰り出したメッシが、右前方のサンチェスを活用。ぴたりとボールをコントロールしたアレクシスはGKルベンを釘付けにすると、正確で鋭いシュートをゴール右端へと突き刺した。自信のある選手は落ち着きが違うね、というゴールだ。

スコアを3-0とされてうな垂れるラージョに、バルサはさらに追い打ちをかける。セスクからのボールをイニエスタがヒールでエリア内へと送ると、抜け出したセスクは右横へとセンタリング。走りこんでいたペドロがこれを押し込み、リードを4点へと広げている(56分)。

ネイマール復帰、ゴラッソ炸裂

ゲームの勝敗が決したことで、マルティーノ監督は選手交代を行っていった。まずはペドロがベンチへと退き、怪我から復帰したネイマールがピッチへ。ネイは最初のうちは感覚が取り戻せていない様子だったが、徐々にギアを上げ、最終的にはゴラッソを決めるからすごいものだ。

そのネイマールの復帰祝いゴールの前に、マニータを完成させたのがメッシだった(68分)。アシストしたのは、その15分前にレオからアシストをもらっていたアレクシス。その前のセスクからのパスもまたすばらしかった。メッシはこの2ゴールでリーガ通算得点を228とし、大会歴代3位へと浮上。ディ・ステファノ(227)を抜き、ラウールと並んでいる

そして試合終了間際、ケーキにイチゴを乗せたのがネイマールだ。グラウンド中央からドリブルで攻め上がると、自ら豪快なドライブシュートをゴール左角へと叩き込んで6-0(88分)。グアルディオラ時代を彷彿とさせるフットボルでの圧勝は、マンチェスター・シティ戦へと臨むチーム周辺の雰囲気を非常に良いものとしている。あとは日曜、白いチームが転んでくれれば最高だけれど^^

試合終了後のマルティーノ監督のコメント