ムニール・エル・ハッダディ

17番 ムニール
17. Munir el Haddadi
フルネーム

Munir el Haddadi
(ムニール・エル・ハッダディ)

ポジション デランテロ プレーゾーン
国籍 スペイン
生年月日 1995年9月01日
出生地 マドリー
身長 175cm
体重 69kg
バルサ入団 2011年 (トップチーム昇格は15年7月)
トップデビュー 2014年8月24日 バルサ対エルチェ (リーガ第1節、3-0)
前所属クラブ バルサB
契約終了年 2019年
移籍金 なし
年俸 推定100万ユーロ
違約金

6,000万ユーロ

モロッコの血を引く新星デランテロ。

自宅近くのクラブC.D.ガラパガルでフットボルを本格的に始めたムニール少年が、その才覚を表すのには多くの時間は必要なかった。地元で彼が一躍有名な少年選手となったのは、サンタアナからラーヨ・マハダオンダへと移った2010/11シーズンのことだ。この年29試合32得点と暴れたムニールに対し、バジェカーノ、ヘタフェ、レアル・マドリーといった首都の他クラブが軒並みオファーを出し、マンチェスター・シティもまた彼に誘いをかけていたという。

そのなかにはバルサのスカウトもおり、いち早く行動を開始。逸材がいるとの報せを受け、チェックに向かったフベニールB監督ガルシア・ピミエンタの前で、ムニールはハットトリックを決めてみせた。当初はカタルーニャへと移ることに難色を示していたというエル・ハッダディ家だったが、最終的にラ・マシア入寮を決断、アトレティコ・マドリーに先んじバルサがムニールと契約するに至った。

フベニールBに加入してから、トップデビューに要したのはわずか3年だった。しかしながら当時のフベニールAにはドングウサンドロらがいたうえ、トニー・サナブリアも飛び級で昇格。ムニールは2年間フベニールBでチャンスの到来を待った。“その時”が訪れたのは2013/14シーズンのことだ。ジョルディ・ビニャルス率いるフベニールAはリーグ優勝とUEFAユースリーグ優勝を達成(決勝では超ロングシュートを決め、一躍有望株として世界に知られる選手に)。エースとなったムニールサナブリアの去ったバルサBにも食い込み、一気にチャンスを掴みとった(2014年3月1日にBデビューし、11試合で4得点)。

そんなムニールに目を付け、プレシーズンに参加させたのが新監督に就任したルイス・エンリケだ。良い夏を過ごしたムニールは2014/15シーズンのリーガ開幕節(対エルチェ、カンプノウ)でトップデビュー。いきなりネットを揺らし、バルセロニズモにアピールした。しかし、ルイス・スアレスの出場停止期間が終わった後は出番を手にできず、Bチームでプレー。この年はトップチームで計16試合に出場(先発11)し、得点はデビュー戦の1つのみだった。

2015/16シーズンはトップ契約を獲得。背番号17を付け、サンドロ・ラミレスとトップチーム定着を目指したものの、ポジション獲得は容易ではなかった。このシーズンのバルサはペドロ・ロドリゲスが抜け、メッシも長期離脱したことでアピールチャンスはあったのだが、ムニールサンドロにゴールは遠く。期待された“第4のデランテロ”となることはできなかった。それでも放出対象とならなかったことから、テクニコの信頼は窺える。国王杯では5ゴールを記録し、スアレスメッシと並びチーム得点王。

2016年夏、パコ・アルカセル入団に伴い、バレンシアへと期限付き移籍。

代表歴:スペイン代表では2014年8月29日にU-21デビュー。そのすぐ後、9月8日にフル代表デビュー(ユーロ予選、対マケドニア)。ジエゴ・コスタ負傷による招集とデビューだが、モロッコ国籍も持っているムニールにつき、スペイン代表として確保するための起用ともいえる。

【プレーの特徴】

スピードがあり、得点嗅覚のあるデランテロ。とはいえ、自ら相手守備網を破壊するタイプではなく、コンビネーションでエリア内へと突っ込んでいくことを持ち味としている。点取り屋としての迫力はなく、献身的な働きをするテクニックのある選手なので、中盤の方が向いているかもしれない。

【その他雑情報】

父親はモロッコ出身で母親はスペイン人。両親はムニールが生まれる前にマドリーへと引っ越した。父親の職業は料理人。

※2014年3月、バルサとの契約を2017年まで延長。
※2016年7月、バルサとの契約を2019年まで延長。


【獲得タイトル】

  • バルサ
  • リーガ(2014/15、2015/16)
  • チャンピオンズ(2014/15)
  • 国王杯(2014/15、2015/16)
  • スーペルコパ・エスパーニャ(2013/14)
  • ヨーロッパ・スーパーカップ(2015/16)
  • クラブワールドカップ(2015/16)