アンドレス・イニエスタが本気で監修したレザーアイテムをレビュー!

バルセロニスタが永遠に敬愛する偉大なるフットボリスタであり元カピタン、アンドレス・イニエスタ
そんなドン・アンドレスが徹底的に監修したという本格的レザーアイテムが発売されています。


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アンドレス・イニエスタが自分好みのレザーアイテムを作ったら

ある日、いつものようにバルサ現地ニュースをチェックしていたら、懐かしい方からのメールが届きました。
渋谷の某フットボールカフェで店長をされていたKさん。
現在はスマートフォンアクセサリーや財布などを製造・販売する坂本ラヂヲ株式会社で勤務されていて、メールの用件は「イニエスタ監修のレザーアイテムを作る」のでバルセロニスタに紹介してほしいとのことでした。

アンドレス・イニエスタ監修!!

Kさんによると、シリーズ “A.INIESTA Signature Model” は、アンドレス・イニエスタが製品デザインや素材選びから参加をし、彼の好みがとことん反映されたものになっているとのこと。

あのドンがデザインや素材にこだわったレザーアイテムはどんなものなのか。
知り合いからの依頼ですが、忖度微量で(^^)紹介いたします!

結論を先に言うと、素朴で飾らない性格のイニエスタが、自分が日常的に使いたいレザーアイテムを作れば、こうなるだろうと納得の仕上がりでありました。

A.INIESTA Signature Model” のラインナップは次のようになっています。
・iPhoneケース 背面型(iPhone 11/11 Pro/XR/8/7/6s/s)
・iPhoneケース 手帳型(iPhone 11 Pro/XS/X)
・L字ファスナー型 ミニウォレット
・カードケース(名刺入れ)

選ばれたのは シュランケンカーフ

まず素材ですが、iPhone用レザーシェルケース3種とミニウォレットにはドイツの老舗タンナー(製皮業者)ペリンガー社(Perlinger Leather)のシュランケンカーフが用いられています。
ペリンガーのシュランケンカーフといえば、かのエルメスが使用していることで有名だという。

今回の製品化にあたっては、イニエスタには素材選びから行ってもらったそうです。
実はその際、バルセロナのタンナーから取り寄せた素材もあったそうですが、イニエスタのロゴマークを実際に刻印したサンプルを見比べてもらった結果、彼が選んだのはこのシュランケンカーフ^^
ある意味、企画が外れたわけですが、さすがはドンの目利きというところでしょうか。

では、見せてもらおう、イニエスタが選んだシュランケンカーフなるものの手触りを!

(L字ファスナー型 ミニウォレット)

最初に手にした感想は、やはり本物の革製品は違うなと(笑)。ドンが選ぶのも分かる。

僕も本革製のバッグなどを所有しているのですが、それらと持ち比べてみると、触感が全然違います
柔らかくて優しい手触り・・・無駄に触っていたくなる魅力があります。軽い気もする。革の香りも好いですね~。やるな、シュランケンカーフ。

革製品といえば使い込むことによって味わいが増す、いわゆるエイジングが持ち味で、このシュランケンカーフは使うに連れて柔らかくなっていくのが特徴だそうです。でも色は落ちていかないと。

手帳型ケースと名刺入れはイタリア産牛本革

一方、iPhone 11 Pro/iPhone XS/X 専用の手帳型ケースとカードケース(名刺入れ)に用いられているのは、イタリア・ヴェネト州ヴィチェンツァ産の牛本革です。
こちらの革もうっとりする手触りです。堅さの中に柔らかさがあって、艶もある。

何故この手帳型ケースとカードケースがシュランケンカーフではなく、イタリア産牛本革なのかとKさんに訊ねたところ、「イニエスタがこちらには身近な人物の好きな革を選んだ」のだそうです。
ふむ、それもまた彼らしい。

このイタリア製牛革の2アイテムはシックでスリム。フォーマル寄りの仕上がりなので、スーツが似合いそう。名刺入れと合わせて、ビジネスマン・クレにおすすめです。

これらのアイテムが時間と共にどう変化していくのか楽しみですよね。

彼らしい素朴なデザイン

デザインもイニエスタらしさが出ています。

一目見て感じられるのは、シンプルさ。
バルセロニスタとしては、イニエスタといえば誠実、実直、素朴な人柄が思い浮かぶのですが、こちらのレザーアイテムはまさにそんな様子です。

(iPhone 11 Pro 背面型ケースとL字ファスナー型 ミニウォレット)

Kさん曰く、実はデザインでも、スペインを連想させるカラフルなものや、バルサをイメージするような配色、差し色の入ったもの、フットボール関連の刻印(トロフィーとか)などをいくつか提案したそうですが、イニエスタは華美なものを好まなかった。

こちらもきっと企画者泣かせなんでしょうけど(苦笑)、ドンならそうだろうな~~と妙に納得しませんか(^^)

イニエスタの魔法のボールタッチの如く、いろいろと削ぎ落としていった結果、簡潔を好む彼の性格が凝縮されてシンプルに仕上がっていった。
つまりはイニエスタの、イニエスタによる、イニエスタのためのデザイン(^^)
僕もシンプルデザインの商品をよく選ぶので、もし街で彼に出会うような奇跡があれば「好み合うね!」と伝えたいです。何様ですけど(^^)

唯一、カードケース(名刺入れ)にはひっそりとスペイン国旗をイメージした飾りステッチ。このさり気なさがオシャレです(^^)

各アイテムに刻印されている、アンドレス・イニエスタブランドの証である「A.I.」ロゴ(iPhone 11Pro 手帳型ケース)。


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機能面も非常に考慮されている

僕が特に良いなと思ったのは、ミニウォレットと手帳型iPhoneケースでした。

L字ファスナー型 ミニウォレット

こちらのミニウォレット、好いです。
シュランケンカーフ特有の細かい模様。

このウォレットはサンプル品が出来た時からイニエスタのお気に入りらしく、「日本に来てから、現金が必要な機会が増えたから、重宝してるよ」と言われたそうです。

イニエスタが現金払いする機会ってどんなのでしょうね~。
コンビニはキャッシュレスが進んでいるし、食材の買い出しに行くにしても高級店だろうし、ご近所のパン屋さんとかかな・・・と勝手に想像^^

内側はこんな感じです。
カードポケットが2つあり(片側5枚、計10枚収納可能)、お札も収納できます。中央にはコイン用のスペース。
まずL字ファスナーなので大きく開くことができ、計算されたマチと形状でコインの種類が確認しやすく、かつ取り出しやすいんですよね。

イニエスタが言うように、日本ではまだ現金が必要な場面も多いですが、高額商品はカードや電子決済を利用すれば、このサイズのお財布があればわりと十分に思います。

使いやすいサイズ感。
曲げ伸ばしに強く、小さな傷が目立ちにくいシュランケンカーフとミニウォレットの相性はとても良さそうです(知ったかぶり^^)。

ファスナーも滑りが良く、開閉しやすいです。

iPhone 11 Pro 手帳型ケース

手帳型ケースの第一印象は、「薄い!」。
どうやら本革で手帳型ケースを作ろうとすると厚みが出るらしいのですが、このケースは薄い。具体的には約15mmです。

その秘密は一枚の革で作っていることと、革の厚みを極限まで薄くしているからとのことで、強いこだわりが感じられます。iPhoneの薄さが活きている。

そしてベルトのないシンプルデザイン。

僕は最近、山登りが好きになった影響で、日常的に左ももにポケットのある登山ズボンを履くのですが、決してマチが豊富とはいえないポケットにもスッと収められます。
スーツの胸ポケットはもっと適所でしょう。

すっきりさせることの効果は傷みにくさにもありますよね。
スマホ用に限らず、手帳のケースなどはベルトのところからへたってくることが多いのが、このケースはそういった問題も起こりません。

マグネットが埋め込まれたフラップが「パタン」と軽快な音をさせて閉じる感触、すごく好きです。
磁力によってフラップは固定され、勝手に開くことはもない。とても機能的だと思います。

カバーを開くと、イニエスタのサインが箔押し加工で。ブラックにゴールドの文字が光る。
このサインは、今回の商品化にあたって書き下ろしてもらったものだとか。

ケースの内側にはスリット型のカードポケットが1つと、大きめのポケットが1つあります。
このカードポケットの流線型も美しいですよね~。このポケットの形は “RIPPLE” といい、坂本ラヂヲ株式会社さんの登録意匠だそうです。

縫製もしっかりしていますね!
僕はビジネスマンとは全く言えないのですが、この所有欲を満たしてくれる手帳型ケースはお気に入りです。

気になるお値段は¥13,000(税込)と安くはない。しかし良い素材を用い、職人さんの手作りなので十分お値打ち価格かな。
Kさんは「某●ppleの店員さんが銀座のGRAMASショップに買いに来るくらい、クオリティは折り紙付き」と胸を張ってます(Apple純正のレザーフォリオは税込¥16,280)。

他にもあります

A.INIESTA Signature Model” のその他商品も、簡単ではありますがご紹介。

iPhone 背面型ケース

iPnoneの背面を覆うタイプのケースです。シュランケンカーフが用いられています。
ポリカーボネート芯材に天然皮革が貼られているのですが、どこからが皮革になるのか境目が分からない一体感。装着すると隠れるケース内側にも本革が貼られてます。見えないところのオシャレ=大人^^
ほんのりと柔らかい手触りです。革の香りも好い・・・。

手帳型ケースよりもカジュアル寄りなので、日常使いに向いているアイテムです。

もちろん、各種ボタンへのアクセスもしやすく作り込まれています。画面やカメラの保護もばっちり。

カードケース(名刺入れ)

ビジネスマンの必需品、名刺用のケースです。
上品な艶があり、柔らかくてしっとりした手触り。一般的な名刺なら片側に15枚ずつ、合計30枚収納可能ということですが、とてもスリムです。
これなら胸ポケットに入れても膨らまない。

ふと気付いたんですが、縫製が見えないんですよね。調べてみたら、「葉合わせ」という独自製法らしい。最小限のステッチによってスリムで丈夫な構造という・・・ 驚きました。

そういった技術的なことを抜きにしても、このカードケースはとにかく質感が好きです。無駄に触っていたい(^^)

専用ボックス入り

どの商品も専用のボックスに収められています(上の写真はミニウォレット)。
開封時に漂う、革の香りがいいですね~。

ビジネスの世界で戦うイニエスタファンに

いかがだったでしょうか、アンドレス・イニエスタが監修したレザーアイテム。そしてこの渋いドンの写真^^

ラインナップはいずれも1万円を超える商品なので、購入にはちょっとした思い切りも必要になりますが、「持ってよかった」と思える品質だと思います。

特にビジネスの世界で戦うイニエスタファンの皆さんには、お奨めしたい。きっと財布やバッグには良い革製品をお使いだと思うので、相棒のiPhoneも本物の革で包んであげてください。

シュランケンカーフの商品はカジュアル寄りな場面にもよく合いそうです。ビジカジってやつですね(知ったかぶり^^)

僕の紹介を読んで商品に興味を持たれましたら、是非、坂本ラヂヲ株式会社の商品ページを訪れてみてくださいね。


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