バルサ中盤の系譜を未来へと引き継いでほしいカンテラーノ、
カルラス・アラニャーの経歴や特徴です。
6 ALEÑÁ | ||
フルネーム | Carles Aleñá Castillo (カルラス・アラニャー・カスティージョ) |
|
ポジション | セントロカンピスタ(インテリオール、メディアプンタ) | |
国籍 | スペイン | |
生年月日 | 1998年1月05日 | |
出生地 | マタロー(カタルーニャ) | |
身長 | 180cm | |
体重 | 73kg | |
バルサ入団 | 2005年(トップ昇格は2018年) | |
デビュー戦 | 2016年11月30日、エルクレス対バルサ(国王杯1/16 イダ、1-1) | |
前所属クラブ | バルサB 2015-18 | |
契約終了日 | 2022年6月30日 | |
移籍金 | なし | |
年俸 | 推定—万ユーロ | |
契約解除金 | 7,500万ユーロ |
経歴
父親フランセスクもフットボール選手だったカルラス・アラニャー。バルサ入門は早く、7歳でプレ・ベンハミンの一員となっている。そこからバルサB、そしてトップチームまで上ってきた、純バルサ産カンテラーノの一人だ。
地元マタローではカルリートスと呼ばれていたカルラスは、わずか5歳にしてバルサスカウトの目に止まっている。当時プレーしていた Valldemia フットボールスクールのペップ・フォルケ氏によると、「5歳でチームプレーをしようとしていた」そうだから恐ろしい(MARCA)。
巻き毛で左利きのドリブラーだったことで、少年時代は「カンテラのマラドーナ」と呼ばれていた。
アレビンAだった2009/10シーズンには、とあるトーナメント(レアル・マドリーをPK戦で下して優勝)で6得点を決めて大会MVPとなって名前を売る。
アラニャーの名前がメディアによく登場し始めたのは、フベニール(ユース)年代ながらもバルサBに参加するようになってからだ。2016年2月には、フベニールでハットトリックを決めた3日後にルイス・エンリケに初招集されるという出来事もあった。
トップチームデビューは2016年11月30日のことだ。控え組中心で臨んだエルクレスとの国王杯1/16 final 第1戦(1-1)で起用され、チームを黒星から救うゴールを決めて見せた運の持ち主。しかもエリア外からのゴラッソだったことで、大いに話題となった。
2016/17シーズンはバルサBの中心選手として、セグンダAディビシオン昇格に貢献。
プレーオフを含む29試合に出場、3得点 7アシストの数字を残した。
2017年6月28日、焦らしていた契約延長で合意(2020年6月末まで)。
トップ昇格した場合はさらに2年間の自動延長の条項が含まれていたことで、現在は2022年まで延びている。
トップチームでの初年度はラ・リーガで17試合、カップ戦で10試合とそれなりに出場機会を得たが、2年目の2019/20シーズンはバルベルデの要求水準に届かず(戦術面?)、冬マーケットでベティスへのレンタル移籍となった。
2020/21シーズンは一桁背番号「6」を背負い、それに相応しい活躍を期待されるが、さて。中盤の競争は激しく、かつクーマンの4-2-3-1では居場所がなさそうなので試練となるだろう。そして出場機会を得られず、出番を求めてヘタフェへと武者修行に出発(買取オプションなしの期限付き移籍)。2021年夏に完全移籍となった。スエルテ!
スペイン代表
U-16、U-17、U-19とユース代表の常連。背番号10を着用している。
プレーの特徴
左利きのテクニシャン。メディアプンタと左インテリオールを本職とする。才能溢れるタイプのセントロカンピスタで、プレー視野の広さと攻撃センスが持ち味。なんとなく昭和の匂いがする(ルックス含めて)。
改善ポイントは守備でのインテンシティ。相手デフェンサを背負ってからのターンの向き。
その他情報
・同じ左利きのリバルド大聖人が憧れの存在。幼少時はリバルドが上手く発音できず、「ピバルド」と言っていたらしい。
獲得タイトル
- バルサ
- ラ・リーガ(2018/19)
- 国王杯(2016/17、2017/18)
- スペイン代表
- 個人賞
- U-17欧州選手権 ベストチーム(2015)