大物になりそうな気配漂うが、バルサでの出場機会はなく。
ジャンクレール・トディボの経歴や特徴などです。
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6 TODIBO | |
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フルネーム | Jean-Clair Todibo (ジャンクレール・トディボ) |
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ポジション | デフェンサ(セントラル)、ピボーテ |
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国籍 | フランス/フランス領ギアナ | |
生年月日 | 1999年12月30日 | |
出生地 | カイエンヌ(フランス領ギアナ) | |
身長 | 190cm | |
体重 | 81kg | |
バルサ入団 | 2019年1月 | |
デビュー戦 | 2019年3月06日、バルサ対ジローナ(0-1、スーペルコパ・カタルーニャ)もしくは 2019年4月13日、SDウエスカ対バルサ(0-0、リーガ第32節) |
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前所属クラブ | FC Les Lilas(フランス) -2016 トゥールーズ(フランス) 2016-18 |
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契約終了日 | 2023年6月30日 | |
移籍金 | 100万ユーロ+変動額200万ユーロ | |
年俸 | 推定200万ユーロ | |
契約解除金 | 1億5,000万ユーロ |
経歴
南アメリカにあるフランス領ギアナの首都、カイエンヌに生まれたトディボはまず、パリ近郊の街サンドニのクラブ、FC Les Lilas でフットボールを始める。
8歳の時、柔道教室に行く途中に自動車事故に遭い、両脚の複数箇所を骨折する大怪我。当時のコーチが、フットボール選手としての道は閉ざされたと考えたほどの重傷だったらしい。しかし1年後、トディボは無事回復。Les Lila の中心選手となり、16歳だった2016年夏、トゥールーズの育成部門に加入している。
ファーストチームでのプロデビューは2018年8月19日のリーグアン、ボルドー戦。同年9月30日のレンヌ戦ではプロ初得点を決めた。下部カテゴリーでは守備的な中盤選手としてプレーしていたトディボがセントラルになったのは、ファーストチームに上がってからだ。
それから程なくして、トディボはビッグクラブの興味を集める選手となる。“第二のバラン”との評価と、翌年夏にトゥールーズとの契約が切れることで非常に安価(無料)での獲得が見込める点。いくつかのオファーの中からトディボはバルセロナ行きを選び、2019年7月の加入で両者は合意している。リーグアンわずか10試合出場での異例の獲得だ。
しかし、所属クラブ・トゥールーズで干され続けている状況(契約更新を拒んだことで、ファーストチームのトレーニングにも呼ばれず、ユースチームで練習)を解決するべくバルサが獲得を前倒しし、2019年冬市場の最終日、100万ユーロの移籍金によってバルサ入団。いきなり背番号「6」が与えられ、世間は驚いた。
当初、2018/19シーズン途中での出場はないと予想されていたが、潜在能力を評価したバルベルデ監督はトディボを3月のスーペルコパ・カタルーニャで起用。公式戦でも4月13日のSDウエスカ戦にて先発出場している。
2019/20シーズンはジェラール・ピケの控え(第4のセントラル)として、ファーストチームでの地位確保に挑むが・・・ 出場機会なく冬マーケットでシャルケ04へとレンタル移籍。
2020/21シーズンも新監督ロナルド・クーマンに戦力とされず、ベンフィカへのレンタル(2年間で賃料200万ユーロ。給与はベンフィカ負担。2,000万ユーロでの買取オプション付き)となった。
フランス代表:2018年11月16日、スイスとの親善試合でU-20代表デビュー。
【プレーの特徴】
身長190cmの恵まれた体躯。空中戦に強い。長い足を活かしたパスカット。
右利きのセントラルとしてだけでなく、ユース世代まで担当していた守備的中盤としてもプレー可能。元々中盤だっただけあり、後方からのパス展開も優れている。
【その他情報】
・お手本にしているのは、アンドレア・ピルロ(セントロカンピスタ)とティアゴ・シルバ(セントラル)だと本人談。
【獲得タイトル】
- バルサ
- リーガ(2018/19)
- 個人賞