|
20 Tello | |
---|---|---|
フルネーム | Cristian Tello Herrera (クリスティアン・テージョ・エレーラ) |
|
ポジション | デランテーロ | |
国籍 | スペイン | |
生年月日 | 1991年8月11日 | |
出生地 | バルセロナ(サバデイ) | |
身長 | 178cm | |
体重 | 65kg | |
バルサ入団 | 2002年(トップチーム昇格は2012年12月) | |
トップデビュー | 2011年11月8日 オスピタレ対FCバルセロナ(0-1、コパ1/6ブエルタ) | |
前所属チーム | バルサ・カデテB 2006-07 ダム 2007-08 エスパニョール 2008-10 バルサB 2010-12 |
|
契約終了年 | 2018年 | |
移籍金 | なし | |
年俸 | 推定200万ユーロ | |
違約金 | 2,500万ユーロ |
経歴
ラ・マシアが生んだスピードスター。
クエンカと同じく、紆余曲折の末にトップチーム昇格を手にした。
バルサ入団は2002年、弱冠10歳でのことだった。そこからの道のりは、しばし順調。
しかしながら期待の星として注目を受けていた彼は徐々に失速し、フベニールに所属していた2007年、地元のクラブであるダム(Damm)へとレンタル移籍することになる。そして翌年には一度クラブに切られる形でエスパニョールの下部組織へと移り、その後の2シーズンを青白チームの一員として過ごした。
元々きらめく才能を持っていたテージョは、ペリコで頭角を現す。
この活躍がバルサの目に留まり、エスパニョールとの契約が終了となった2010年夏、古巣であるバルサへと復帰を果たすのだった。マドリーからのオファーも届いていたそうだが、当然ながらテージョはそれをお断りしている。
2010/11シーズンはルイス・エンリケ率いるBチームの主力として、セグンダAでのクラブ最高成績(3位)獲得に貢献。翌シーズンも良いパフォーマンスを続けたことでオスピタレとのコパ1/16ファイナル・イダにてトップデビューを果たし、地元のブエルタで電撃の2ゴールを決めた。
その後は常にペップチームのトレーニングに参加するように。
Bチーム契約ながら、実質的にはトップチームの一員扱いだった。
昇格当時の2011/12は自己主張の強いプレーによってメッシに"パスを出せ"と叱られる場面もあったが、ティト・ビラノバ監督の2012/13シーズン後半に入るとそのあたりの視野も向上。自らシュートを狙いつつも、エースをしっかりとサポートするようになった。
しかし2013/14シーズンにやってきたタタ・マルティーノ監督はテージョを気に入らず、ベンチ時間が目に見えて増加。2014年1月、国王杯レバンテ戦でのテージョ祭り(ハットトリック)は痛快だったが、状況は変わらなかった。
2014/15シーズンは出場時間を求めてFCポルトへ期限付き移籍(2年間)。
フィオレンティーナでプレーした後、2017/18シーズンからはベティスへと観戦移籍した。
【プレーの特徴】
なんといってもスピード。フェイントを交えなくとも、デフェンサを抜きされるスピード。
相手チームの最終ライン裏にスペースがあれば、そこにボールを送ればなんとかなってしまうんじゃないかという快速エストレーモ、それがテージョだ。疲労の溜まってくる後半に彼と対峙するのは、デフェンサにとってかなり厳しい仕事だろう。
得意とするのは中央へと切れ込んでからの対角線への巻くシュート。この通称ロスカにおいて、テージョはティティ・アンリの後継者だ。ただプレーの引き出しは増やしている途中で、シュートコースを読まれていることも多い。ニアへと上手く打ち分けることが出来れば、さらに破壊力は増すだろう。
ライン際まで侵入しての鋭いセンタリングもGOOD。左右両サイドでプレーできる。
【その他情報】
父親も元選手。2014年3月、妻ロレーナさんとの間に第一子カルロタちゃんが誕生。
- ※2012年12月、2016年まで契約を延長。念願のトップチーム契約を手に入れた。背番号は37をキープ。
- ※2013年8月、契約を2018年まで延長させるとともに年俸もアップ。背番号は20へ。
- ※2014年夏、オポルトへと2年間のレンタル移籍。
- ※2016年冬、オポルトとのレンタル契約を解除し、フィオレンティーナへ。
- ※2016年夏、再びフィオレンティーナへレンタル移籍。
- 【クリスティアンテージョ関連記事】
- ■テージョ。(2012年2月06日)
【獲得タイトル】
- バルサ
- リーガ(2012/13)
- 国王杯(2011/12)
- スペイン代表
- U-21ユーロ(2013)