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T. シルバと合意?

 

バルサとブラジル代表カピタンが条件面で合意したらしく。

当初はまだ扱うつもりはなかったのですが、ツイッター上での反響が大きいのでこちらでも。10日付のSPORT紙が自信満々に、“T. シルバとバルサが合意”と報じた件です。もしこれが事実としても、選手側との約束を取り付けただけなので、オペレーション完了には程遠いのは間違いない。けれども、取っ掛かりとするには有効な一歩となりましょう。PSGさんにオファーへ耳を傾けてもらうための第一歩です。

 

年俸ヒエラルキーの受け入れ

FCバルセロナとT. シルバ側はこの数週間、盛んに会話を行ってきたそうです。選手のパウロ・トニエット代理人が交渉の存在を否定する一方で、水面下で進められてきた話し合い。そのなかでの肝はなんといっても、給与条件の交渉となります。世界有数の高給取り選手を喉から手が出るほどに欲しがりつつも、チームの年俸ヒエラルキーを崩せないのがバルサの難しいところ。そして最終的にシルバは、チーム内序列で2番目の給与ランク(チャビ、イニエスタと同じ)を受け入れました。個人とチームの成績によって発生するボーナスと、5年契約(チアゴ・シルバは9月で29歳になる)によって、基本給の減額は埋められると考えた模様です。

選手側との合意により、バルサの前の障害はひとつ取り除かれました。もちろん、それでもPSGさんを説き伏せるという困難極まるミッションが残されているのですが、選手の気持ちが不確かな中で難問に挑むのとは、心強さが違うのは間違いありません。選手に駄々をこねてもらうのはいわゆる“邪道”ですし、好き好んで汚れ役を引き受けたい選手もいないでしょうが、ローラン・ブラン監督に新天地での挑戦を望む気持ちが強まっていると伝えるなど、交渉への扉を開いてもらうための援護射撃をしてもらえれば助かります。

SPORT紙によれば、バルサはシルバ側に対し、“PSGに交渉の席についてもらえたなら、あなたたちを失望させない。ビッグなオファーを提示する準備はある”と確約したそうです。PSGは1年前にミランに巨額の移籍金(4,200万ユーロ相当)を支払い、チアゴ・シルバを獲得しました。その選手の獲得オペレーションを電撃的に成功させられるとバルサが信じているとすれば、ぶっこむ覚悟は出来ているわけです。果たしてロセイとスビは、PSGさんに“良いオペレーションだね”と思ってもらえますでしょうか。後味の悪い交渉とはなりませんように。

 

というわけで、ティト・ビラノバのリクエストに応えるために全力を尽くすバルサですが、T. シルバ作戦が残念な結果となった時の備えも当然しているそうです。SPORT紙の表現を借りれば、“あらゆる予期せぬ出来事への準備は整っている”。大船に乗ったつもりとはいきませんが・・・ 各方面納得の結末が訪れることを、淡~く期待したいです。

 

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