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アレクシスサンタ

 

今年もまたトコピジャの子供たちにプレゼントを配る。

12月25日はチリ北部の町トコピジャの人たちにとっては特別な日です。それは町の英雄であるアレクシス・サンチェスがサンタクロースとなって、人々にプレゼントを届けてくれるから。サンちゃんは6年前から毎年、地元の子供たちにクリスマスプレゼントの提供を行っています。今年もまたトラック数台におもちゃなどをたっぷり詰め込み、キャラバンとなって北へ南へ。盛大に音楽を鳴らし、クラクションを鳴らしながらの行進は、ちょっとしたお祭りの様相です。

アレクシスサンタによるプレゼント隊は25日の現地18時、トコピジャの中心部を出発。あちらのニュースサイト“soychile.cl”によりますと、まずは町の南地区へと向かい、そして北地区を訪れました。その沿道にはサンチェスの姿を一目見よう、出来ればプレゼントをもらおうとする人たちが多数。キャラバンはそんな人たちにも、通りすがりにプレゼント(サイン入りボールなど)を投げ渡しています。まあ南米っぽいといいますか、豪快なやり方。このスタイルには賛否両論はあるようです。

一方、アレクシス・サンチェス通りに改名されることが議会の満場一致で決まった旧クアルタ・ポニエンテ通りには、AS9という彼のサポーターグループがサンちゃんのまとってきた歴代ユニフォームをペイント。英雄への敬意を表しています。アレクシス・サンチェス通りへの改名記念式典は26日に行われます。

 

グラウンドの改修に出資

アレクシスの地元愛に関しては、もう一つ美談があります。それはトコピジャにあるグラウンド5箇所を改修するための費用として、ポケットマネーから1億5000万ドルを市に出資したというもの。彼は夏の休暇中に市役所を訪れ、市と合意していたとフェルナンド・サンロマン市長が説明しています。そのうちの1つ、アレクシスがフットボルを始めたEl Lazaretoでは26日に総合グラウンドの完成セレモニーが催され、サンチェスも式典に出席するとのことです。

 

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