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イニエスタに感謝するスアレス

入団以降、なにかと世話になったらしく。

得点力の爆発こそお預け状態ですが、ルイス・スアレスがFCバルセロナのトップチームに快く受け入れられているのは、テレビ画面に映る彼の表情を見 れば感じ取ることができます。スアレスがバルサに溶け込んでいく上で役立ったのが、マテ茶であるのはバルセロニスタ間ではもう有名な話です。チーム遠征の 際には、マテ茶の入ったボトルを肌身離さず持っているスアレス。この煎じ茶はウルグアイと近い文化を持ち、同じくマテ茶を愛するアルゼンチン選手メッシ& マスチェラーノ(=重鎮)との距離を縮め、順応の手助けとなった。そしてアンドレス・イニエスタとの友好関係もまた、適応を早めたのだそうです。

マテ茶拡大作戦は失敗

クラブから取材の許可が出たクラックにメディアが揃って飛びつくことはよくありまして、この火曜日のSPORT紙とMUNDO DEPORTIVO紙は両方、ルイス・スアレスのインタビューをトップで扱っています。そのなかで「ほう」、と思ったのが、SPORTにあったウルグアイ人デランテロのバルサへの適応の話。それによればスアレスがチームに溶け込むための大きなサポートとなったのが、アンドレス・イニエスタでした。

ドン・アンドレスとスアレスの間には、ペレ・グアルディオラが代理人であるという共通点があります。それ故に両 クラックは以前からちょっとした顔見知りであり、カピタンでもあるイニエスタはスアレスがFIFA処分によって苦しんでいる時に助言をしたりしていたと。 誠実なるドンですから、その援助はきっと非常に手厚かったことでしょう。スアレスは言います。「僕が少しダメになっていた時、アンドレスは気を楽にしてくれたよ。必要とする時はいつも、僕を助けてくれてるんだ。彼のことは以前から知っていたし、彼にはすごく感謝をしている

一方でレオ・メッシ、ハビエル・マスチェラーノとの橋渡し役となったマテ茶に関しては、「一緒になって喋る口実になるんだ」とスアレス。実は彼は、このマテ茶仲間をロッカールーム内に拡大すべく挑戦してみたそうなのですが、その試みは残念ながら成功しなかったと笑いながら明かしています。「飲んでもらえるように説得することは出来なかったよ。彼らには冗談で、マテ茶にはうんざりだって言われるんだ」

バルサ入団で驚かされたこと

リバポーでの中心的選手だったスアレスも、バルサに入団すれば世界的スターの1人です。「バルサに来てみて一番驚いたのは、選手たちの謙虚さなんだ。ロッカールームではものすごく良い扱いを受けてるよ。名選手だらけのチームで一員として扱われると、とても嬉しく思うね」とSPORT紙で語っているデランテロは、MD紙のインタビューの中で、チームの一人になるために心がけたことについてこう説明しました。

「ひとつのチームに長く居るにしたがって信頼を勝ち取っていき、チームでの力も増していくものだけれど、ここではそういったものに誰も頼ってないんだ。チームにはレオやネイ、アンドレスのように違いを作る選手が居るし、ここの選手は全員、自分の功績によってここに居る。僕も(以前のことは)忘れるようにしてるし、チームメイトたちを手助けし、彼らから学ぶようにしてるよ」

ちなみに間近で見るメッシについては、「信じられないし、彼がこの年齢でやっていることは説明できないよ。彼は僕と同じ年で、僕の2倍ゴールを決めてる。この数年も学び、向上している」と称賛。外から想像していたメッシに比べて、実際に近くで見たメッシは上でしたか?と問われると、スアレスは迷いなくこう語りました。「想像していた倍すごいね。(略)トレーニングや試合で彼を見てると、今でも驚くよ。それにレオだけじゃなくて、ネイやアンドレスといった選手たちにも驚かされた。みんな彼らをテレビで見ているけれど、トレーニングでの彼らを見ると、拍手を送りたくなるよ

何気によく登場する、アンドレスの名前。スアレスさん、かな~りドンを好いていますな!磨きましょうか、ドン=スアレスライン!

 

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