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ピケの発言にチームは拍手、ガスパール元会長は一部苦言

ロッカールームの選手、スタッフみんなが拍手で迎えたと。

フランス対スペインの親善試合終了後にジェラール・ピケがミックスゾーンで行った発言は、国家権力とスポーツクラブの関係に触れる内容だったこともあり、大きな反響を呼びました。セントラルは報道陣との受け答えの中で、サンティエゴ・ベルナベウの貴賓席に脱税容疑に関するメッシネイマールの裁判で重要な役割を果たした元国家弁護士のマルタ・シルバ氏がいたことを示唆し、国を動かす人々がベルナベウにいる様子を見るのは好きじゃないとコメント。こういった発言をすることで叩かれたりするのは十分予想できますから、その勇気に対しロッカールームは賛辞を送っているそうです。

批判が予想されるにもかかわらず

今回ピケがベルナベウの貴賓席について言及したのは、主にマドリー方面の記者が集まるスペイン代表の試合でした。敵地ではないけれど、地元でもない場所。3週間後にはベルナベウでのクラシコも控えているわけで、あちらの嫉妬深くて過激なメディアから、相当な圧力がかけられることが予想されます。

しかしながら、「ベルナベウでの指笛はシンフォニーである」との名言をもつジェラール・ピケはそういった雨風は恐れない。過去にさんざん叩かれてきたことで、もはや多少のことでは動じないのかもしれませんが、いずれにせよ普通の選手が踏み込まない場所へ行くのは勇気があります。それはいわゆる“タマがある”というやつで、ピケの場合はすげえの持ってるな、とチームメイトたちに称えられるわけです(プジョルはやり過ぎるなとたしなめたかもしれませんが)。

31日付のMD紙によりますと(参照元)、世界各地で行われた代表戦を終えて全メンバーが揃った30日、シウター・エスポルティーバのロッカールームへときた彼を“選手、コーチ陣、スタッフら全メンバーが拍手で迎えた”のだそうです。事実であるなら、「メッシネイマールに罪を着せようとした人物」「クリスティアノには何もしない」と国家弁護士を批判したことも、彼らの心を掴んだのでしょう。

他人の価値に口出しは不要

ただ、あのジェラール・ピケの発言には一部不適切な部分もあった、と指摘するのはバルサの元会長で熱血クレのジョアン・ガスパールさんです。PSG戦でのレモンターダの際には海に飛び込んだ元会長はGOLの取材に対して、「彼の言葉のなかには、私が賛同しない箇所がひとつだけある」とコメント。それがどこかといいますと、セントラルがレアル・マドリーの価値感について述べた部分です。

ジェリは例の発言の中で「マドリーの(掲げる)価値は好きじゃない」と言っているのですが、これに対してガスパールさんは「価値や感情に関することは、人それぞれの自由であるべきだ。他人の価値がどうあるべきかを言う必要はないんだ」と指摘。「ピケは彼の考えを言い、それはバルセロニズモの99.99%が考えていることではあるけれど、同じ事は逆の立場でも起こるわけだからね」と付け加えています。

これは確かにガスパールさんの言うとおり。バルセロニスタも、クラブが掲げる5つの価値(敬意、努力、野心=最大の成果を目指す心、チームワーク、謙虚さ)にいちいち好きじゃないと言われるのは面白くないわけで、そこは触れる必要のない部分だったでしょう。あちら方面が一番反発しているのもこの部分です。ちなみにレアル・マドリーの価値は昨日のフロレンティノ・ペレス会長によれば「敬意と謙虚さ」とのことですヨ。

 

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