武者修行中のグラナダでルーチョチームを迎えるピボーテ。
各国代表戦によるパロン(リーガ中断)も終わり、今週末からはタイトルの懸かったノンストップの約8週間が始まります。FCバルセロナが日曜日に対戦するのは、アンダルシアのグラナダ。舞台となるロス・カルメネスといえば昨年の最終節で訪れ、リーガ優勝を達成したスタジアムですので(スアレスがハットトリック)、今年も同様の良い結果を期待したいところです。そしてグラナダといえば現在、カンテラーノのセルジ・サンペールが武者修行中のチーム。ここ2ヶ月ほどは途中出場が多くなっていますが、継続して試合には出ていますので、もしバルサ戦に出場するなら成長具合を見るのが楽しみです。
夢を叶えたい
純ラ・マシア産選手であるセルジ・サンペール(22)がグラナダでプレーしているのは、バルサではなかなか得がたいプリメーラでの出場経験を積み、選手として育っていくためです。ここまではリーガ28試合のうちの20試合とコパの1試合に出場し、プレー時間は1,299分(年末年始は8試合連続フル出場)。ルーチョチームのメンバーとの比較では、ディニェやアルダ、デニス・スアレスが似たような出場時間になっています。
そのサンペールが昨日、ラジオ局COPEの番組内で現状や来季への希望についてコメント。バルサに戻る事への強い意欲を表しました。「今は勉強をしているところだよ。パコ・ヘメスは僕を信頼してくれた。(9月末で解任になり)4試合しか続かなかったけれどね。そこからルケ(アルカラス)が引き継ぎ、思い切った変更が行われ、僕は入っていくのに苦労をしたよ。でもすでに21試合に出場をしている」
「僕が望むのはバルサに残ることなんだ。バルサは小さな頃から僕の夢だったし、バルサに居たいからこそ幾つものオファーを断ってきた。トップチームの一員となることが僕の夢だよ」
「セルヒオ・ブスケツが何試合か出場できなくなったのを見た時は、バルサのことを考えずにいられなかった。僕は相当なクレだから、希望はバルセロナでプレーをすること。もし可能なら残りたかった」
「もしウンスエが(監督として)残るのであれば、僕は彼のことをとてもよく知っている。良いプレシーズンにすることが重要になるだろうね」
これほどのバルサ愛をためらうことなく示すサンペールですから、同じクレとして是非カンプノウで活躍するところを見たいですが、バルサの中盤は競争が激しいだけにどうなるか。なにはともあれ、そんな細胞レベルでバルサを愛するカンテラーノですので、PSG戦での歴史的レモンターダは大興奮だったと語っています。「自宅で観ていて、叫んで祝ったよ。熱狂の試合だったし、特に決めたのがセルジ(ロベルト)だったからね」
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