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マッチレポート|チャンピオンズ第4節 インテル 1-1 バルサ

Champions League | jornada 4

途中出場のマルコムがいきなりの先制点。
インテルはその4分後、イカルディが同点とした。
バルサは勝ち抜けを決めたが、1位はまだ確保されず。

FCバルセロナが一つめの目標を達成した。ジュゼッペ・メアッツァでのインテル戦(1-1)にて勝点1を手に入れ、1/8 final 進出が確定。首位通過は残り2試合で狙っていく。バルサは決定機を作りながらもあと一歩のところでネットを揺らせず、ついに得点したのは83分のマルコム。しかしその4分後に守備の乱れからイカルディに同点とされた。

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ジョルディ・アルバってほんまにええヤツ。

試合の流れ

メッシ温存:注目されたレオ・メッシエルネスト・バルベルデは結局ベンチにも入れず、クラックはスタンド観戦。インテルが前から来ると予想し、右エストレーモにはウスマン・デンベレを起用した。特に前半、モスキートの存在は効いていた。

●立ち上がりはハイテンポ。インテルは30秒でいきなりゴールに迫り、バルサも1分後にはデンベレが強力なシュートでお返しをした。5分過ぎからはバルサがボールを支配。インテルはカウンターで好機を狙った。雨で芝生が濡れていたのは、バルサのパス回しに好都合だった。

バルサが圧倒するも無得点:前半はバルサが優勢だった。シュート数は13対2でバルサが圧倒。活発に動き回っていたのはルイス・スアレスで、様々なレパートリーを駆使し、GKハンダノビッチを脅かしている。コウチーニョのミドル2本も含め、これで1点も奪えなかったのは残念。なんなら3点くらい決まっていても不思議ではない。

インテルの反撃:後半もボルテージの高い展開が続く。前半との違いは、インテルが攻める時間が増えていたこと。スパレッティ監督がナインゴランに替えてボルハ・バレロを入れたことで、インテルはボールを運べるようになっていた。

バルベルデは流れを引き戻すべく、アルトゥール・メロのところにアルトゥロ・ビダルを入れる決断をする。この采配は功を奏し、再びコントロールを取り戻したバルサ。後半も得点機を生み出しながらボールが入るのを拒み、ドラマはいよいよ佳境を迎えていく。

まさかのマルコム:ゲームは終盤にあちらこちらへ揺れ動いた。ここで名乗りを上げたのが、登場したばかりのマルコム。しかも最初のプレーで価値あるの先制ゴールを決めてしまうなんて、誰が予想できようか。これがCLデビューとなるマルコムは、コウチーニョが先導したカウンターから2人のDF間を抜く左足シュートでGKハンダノビッチを攻略(83分)。感極まる姿にはグッときた。

イカルディが同点弾:これでバルサの首位通過が決まったか、と思ったその4分後。今度はインテルが意地を見せる。バルサの守備の混乱を見逃さなかったマウロ・イカルディがエリア内で粘り、執念の同点ゴール(試合を通じてインテル唯一の枠内シュート)。バルサとしては勝ちに相応しかった内容だけに残念だが、目標である1/8 final 進出は決まったのでまずは良しとしよう。

 

トピックス

得点だけなかったスアレス:スタンド観戦となった親友メッシの代わりに、大いにチームを引っ張ったルイス・スアレス。精力的に前線を動き回り、戦い、マークを外し、シュートを放ち、インテル守備陣の大いなる脅威となっていた。しかし今回はゴール運に恵まれず… 何故だかCLのアウェー戦はもう3年以上ゴールがないルイシートだ。

●バルサは27本のシュートを放ち、うち8本が枠内に飛んだが、GKハンダノビッチによって阻まれた。ルイス・スアレスも9本のシュートを打ったが(枠内3)空砲となった。

打てども、打てども:空砲はスアレスだけではない。フィリペ・コウチーニョもまたシュートを8本放ったが、枠内の4本はハンダノビッチがブロック。バルサはシュートを打っても打っても入らない、そんな夜だった。マルコムが現れるまでは。

マルコムが驚きのゴール:チャンピオンズデビューから3分後に得点を決められる選手は数少ないが、マルコムはその幸運に恵まれた。シュートも苦し紛れに打ったのではなく、しっかりと相手DFたちの動きを見て良いコースに蹴り込んでいる。出番がほとんどなかったなかで、勇敢に立ち向かい、プレーに魂をこめられるマルコム。実はやれる子かもしれない。

マルコム「ゴールを決めてのチャンピオンズデビュー、記憶に刻まれたよ」「僕を信頼し、応援してくれたみんなに感謝をしないといけないね」
「1月移籍?バルサで歴史を作るという僕の夢は続いてるよ。バルサに残り、成功するためにハードワークしているんだ」

セルヒオ、マルコムを称賛:「僕ら全員マルコムのことを喜んでるよ。涙には感動したね。彼は望むように試合に出てはいないけど、トレーニングでは一員として頑張ってる。マルコムは天才だよ。僕らをすごく助けてくれるだろう」
「コパの試合でマルコムを評価するのは公正じゃない。それまでほとんど試合に出ていなかったわけだから、リズムを得るのは不可能だよ」

15年連続の1/8 final:インテルと引き分け、勝点を10としたバルサのグループB勝ち抜けが確定した。残る2試合で3ポイントを積み重ねれば、自力での首位通過が決まる。この15年間で2位通過だったのは2004/05と2006/07の2シーズンだけで、この2回はどちらも1/8 final で敗退している(対チェルシー、リバポー)。

サーモンピンクのサードユニフォーム…

デンベレ、上々:コパを除けば9月29日のアスレティック戦以来の先発となったウスマン・デンベレがキレのあるフットボールを見せた。開始2分でシュートを放ったほか、高いインテンシティで積極的にゴールを狙っていた。DF2人を引っかけたキックフェイントは爽快(シュートがスアレスに当たる…)。
一方でエネルギー消耗に伴い課題のボールロストも目立ち、80分でマルコムと交代。ビバ、ポジション競争。

アルトゥール、最近ちょっと元気ないような。ウェンブリーのトッテナム戦で先発起用されて1ヶ月、ちょっと疲労してきた?

ウンティティ、自費で観戦:負傷中につきインテル戦を招集外となったサムエル・ウンティティが、スタンド観戦しているレオ・メッシの前列にいた。自費でミラノまで観戦に行っていた模様。

1,040万ユーロ:ミラノでの引き分けによって90万ユーロ、1/8 final 進出によって950万ユーロのボーナスを手にしたバルサ。今季はすでにチャンピオンズで6,809万ユーロを稼いでいるとのこと。

 

Inter Milano FC Barcelona
1 1
6 de Noviembre – Martes 21:00 h
Giusseppe Meazza
Goles
  Malcom (83)
Icardi (87)  
Titular
Handanovic 【6】Ter Stegen
Vrsaljko 【7】Sergi Roberto
De Vrij 【6】Piqué
Skriniar 【6】Lenglet
Asamoah 【7】Jordi Alba
Vecino 【6】Busquets (c)
Brozovic 【6】Rakitic
Politano 【5】Arthur
Nainggolan 【6】Dembélé
Perisic 【7】Coutinho
Icardi 【7】Suárez
Cambios
Nainggolan→ Borja Valero (62) Arthur→【6】Arturo Vidal (73)
Politano→ Candreva (81) Dembélé→【7】Malcom (80)
Brozovic→ Lautaro (84)  
Entrenadores
Luciano Spalletti 【6】Ernesto Valverde
Arbitro
Szymon Marciniak (polaco)
Tarjetas
Brozovic (84) Rakitic (42)
Perisic (88)  
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 1 1

Goles

1 1 0
2 9 11 (1)

Tiros a puerta

27 (8) 14 13
1 1 2

Ocasiones de Gol

8 4 4
1 2 3

Corners

10 8 2
2 0 2

Fueras de juegos

0 0 0
216 171 387

pases

754 351 403
39%   39% Posesion del Balon 61%   61%
7 4 11

Faltas

9 4 5
0 2 2

Tarjetas Amarillas

1 0 1
0 0 0

Tarjetas Rojas

     
Formación

サンペール、ウンティティ、ベルマーレンが負傷欠場。
デニス、メッシ、ムニールがベンチ外。
セメド、ラフィーニャ、シレセン、マルコム、ビダル、アラニャー、チュミがベンチスタート。

ほぼ鉄板イレブン。先発起用が続いていたラフィーニャはベンチとなり、デンベレが右エストレーモに入った。注目されたメッシは出場登録18人から外れた。

選手交代は2人。
最初は、最近定番になっている“ARTURS”の交代で、アルトゥールに替えてアルトゥロ・ビダル。
2人目はデンベレからマルコム(CLデビュー)。

Titular Final
 

 

コメント

  1. レト より:

    なんといってもマルコムの活躍が大きいですね。
    最後の10分で守りきれなかったことや、相変わらず国外ではゴールに嫌われるスアレスなど引っかかる点はありましたが、彼はクラブの事情に振り回されるだけの選手ではないことを限られた時間で見せ付けました。
    今後の編成に良い意味で混乱をもたらして欲しいものです。
    逆にデンベレとコウチーニョはもっと奮起してほしいです。
    今のやり方のままでは充分ではないと思います。

  2. コウチーニョ より:

    デンベレ 上々の記事の所 、バレンシア戦ではなくAビルバオ戦ではないですか? バレンシア戦は試合終了間際に出た記憶しかないんですが

  3. ユウ より:

    コウチーニョさん
    おっしゃるとおり、アスレティック戦ですね。ご指摘ありがとうございました。