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【マッチレポート】ラ・リーガ第25節 バレンシア 1-4 バルサ

効率よくシュートが決まって4得点。

メスタージャで快勝しチャンピオンズ圏内を維持。
オーバメヤンが“3得点”の大活躍。

メスタージャを良い感じに攻略してチーム状態の向上を印象付ける。オーバメヤンフレンキーの3ゴールにより、前半でほぼ勝負あり。後半はバレンシアに押し込まれ、1点を返されるものの、再び3点差として危なげなく勝ち切った。チャンピオンズ県内を保ち、ナポリ戦に向けても意気上がる勝利。

試合 覚え書き (雑)

●前半で0-3としてほぼ勝負を決め、特に苦しむことなく勝ち切ったのはいつ以来か。圧倒的にシュートを打ちまくったわけではなく、前半などはシュート3本で3得点なので効率性の勝利ではあるのだが、それもまあ好し。バルセロニスタが待ち望んだ“9番”、オーバメヤンの決定力が光った前半だった。祝・バルサ選手としての初得点。



 

●メスタージャの熱気に後押しされたバレンシアはガヤの得点で反撃するが、これはオフサイドで認められない。逆にその6分後にフレンキーの0-2弾が決まり、なんとなく申し訳ない気にならなくもないけれど、バルサの崩しは完璧だった。アシストはデンベレアルバの裏へのパスも絶妙なり。

●2点リードは喜ばしいとはいえ、メスタージャなのでまだ安心はできない。大きな意味を持つ3点目がハーフタイム前に訪れたのはチャビチームにとって有難かった。決めたのは再びオーバデンベレからガビ(アシスト)への展開もテンポが良く、VARによるオフサイドチェックもクリアして無事ゴールと認められた。

●バルサの4点目は一見ぺドリの得点だが、シュートをかわそうと身をかがめたオーバメヤンの背中を微かとはいえかすっているので、試合終了後にオーバの得点と修正されている。

トピックス




LaLiga | Jornada 25
20 de Febrero 2022 – domingo 16:15 h
Mestalla
:38,315
Valencia CF FC Barcelona
1 4
Goles
  Aubameyang (23)
  Frenkie (32)
  Aubameyang (38)
Carlos Soler (52)  
  Aubameyang (63)
Titular
Mamardashvili 【6】Ter Stegen
Foulquier 【7】Dest
Diakabhy 【7】Araujo
Alderete 【6】Eric
Gayà 【8】Jordi Alba
Carlos Soler 【7】Busquets (c)
Hugo Guillamón 【8】Gavi
Ilaix Moriba 【7】Frenkie
Bryan Gil 【6】Dembélé
Guedes 【6】Ferran
Hugo Duro 【8】Aubameyang
Cambio
Maxi Gomez
Hugo Duro (46)
【5】Mingueza
Eric (46)
Lato
Gayà (65)
【8】Pedri
Frenkie (60)
Racic
Ilaix Moriba (66)
【6】Nico
Dembélé (71)
Marcos Andre
Hugo Duro (85)
【5】Adama
Gavi (81)
Comert
Alderete (85)
【6】Luuk
Aubameyang (82)
Entrenadores
Jose Bordalas Xavi Hernández
Arbitro
Del Cerro Grande (madrileño)
Tarjetas
  Jordi Alba (35)
Ilaix Moriba (53)  
  Araujo (56)
  Nico (72)
Lato (76)  
Carlos Soler (77)  
  Dest (90+3)
名前の次の数字はSPORT評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total   Total 2a 1a
0 1 1

Goles

4 1 3
1 10 11 (5)

Tiros a puerta

7 (6) 4 3
0 3 3

Ocasiones de Gol

5 2 3
0 8 8

Corners

3 2 1
1 1 2

Fueras de juegos

1 1 0
    245

pases

476    
32.7% 38.7% 35.6% Posesion del Balon 64.4% 61.3% 67.3%
    129 perdidas de balon 127    
    65 recuperaciones de balon 51    
11 11 22

Faltas

16 8 8
0 3 3

Tarjetas Amarillas

4 3 1
0 0 0

Tarjetas Rojas

0 0 0
Formación
メンフィス、アンス、ラングレ、セルジ・ロベルト、ウンティティが負傷中。ピケとアルベスが出場停止。
ネト、リキ・プッチ、アダマ、ブライスウェイト、ニコ、ぺドリ、ルーク、ミンゲサ、アブデ、アルナウ・テナスがベンチスタート。

 

負傷者が多い最終ライン。アラウホが先発に復帰した。
中盤ではぺドリがベンチスタートとなり(ナポリ戦から中2日)ガビが先発出動している。右エストレーモにはデンベレ。中央はオーバメヤンで速さを活かしてライン裏を突いた。

交代の1人目はハーフタイム明けで、エリクに代えてのミンゲサ。後半はフェランが右、デンベレが左サイドとなっていた。
2人目はオープンな展開となり1点を返された後の60分、フレンキーに代えてぺドリ。
3人目は71分、デンベレに代えてのニコで中盤の強度をアップ。4-1-4-1。フェランは左へ。
4人目・5人目は同時で、81分でガビとオーバメヤンが任務終了となりアダマとルークが登場。

Titular Final
 

2022年2月21日(月)、バレンシア戦翌日のバルセロナスポーツ紙です。

MD「偉大な者たち」

  • 偉大な者たち
  • カンペオネス
  • → バルサがマドリー相手の大逆転でコパのタイトルを獲得
  • → ヤシケビシウス時代のバルサ支配を確認する決勝戦、MVPはミロティッチ
  • エキシビション
  • → パンチ力のあるバルサが説得力ある勝利でチャンピオンズ圏内を続ける
  • → 3得点のオーバメヤン祭り、そのうちの一つはぺドリのキャノン弾をこすって生まれた

SPORT「バルサがようやく飛翔」

  • バルサがようやく飛翔
  • → メスタージャでのゴールラッシュでバルサが一撃を与える。チャンピオンズ圏内を継続
  • → オーバメヤンが“ハットトリック”を決め、今季ベストのプレーをしたチームを前進させる
  • カンペオネス!
  • バスケ国王杯:レアル・マドリー 59-64 バルサ
  • 最終クォーターで逆転したバルサがコパを手にする

コメント

  1. トム より:

    オーバが覚醒して、ペドリゴラッソにちょい乗せハットトリックで快勝!
    いい仕事のご褒美ですね。

    レッドピケの穴をアラウホが超回復で埋めて、ホームで大顰蹙のデンベレを使ってのアウェー戦。
    ボルダラスバレンシアは、やはり前からプレスプレスのカウンターです。
    バルサは大いに苦しみましたが、チャビになってから組み立てに理論が加わったようで、見事なパス回しを見せました。
    テアからオーバへのハイボールもありましたが、両ウィングの連動までは整備されておらず不発。
    しかしGKテアに様々な選択肢が与えられているため、バレンシアもプレスの狙いを絞りきれず、パスの始点でちょっとした優位が得られています。
    そこからチャビの真骨頂とも言っていいパスコース整備に、個人技でのフェイクやタイミングずらしもあるので、ポゼッションの安定度はかなりのものです。
    それでもひっかかる事はありますが、プレスを抜けた時には攻撃力のある前線がスピードでもって襲いかかれるので、今はリスクを背負ってもポゼッションで圧倒できます。

    得点が生まれたのはアルバのラストパスからで、裏一気やライン裏浮き球狙いが上手くハマりました。やはりアルバは外せない。
    デンベレが引き付けた裏にガビが入っての3点目もお見事でした。
    また3点目はデスト起点で、ブスケの浮かせたサイドチェンジパスを受けるデストの近めの位置に相手がいて、トラップ際を狙われるのが目に見えてたので、厳しいパスだなーと思っていたら、上手くトラップで相手の逆を突き、そのまま持ち上がった所から点が生まれました。
    中に入るデンベレに1-2でサポートして敵を引き付け、そこからデンベレがガビに入れたというのもあります。
    デストもこういうテクニカルな所はあるので、何とか判断力を上げて、攻守で改善して欲しいですね。

    失点シーンもそんなデストからかと思いましたが、そうでもなかったようです。
    左の相手スローイン開始時、ブライアンヒルにずっと右サイドに張られていて、デストは中央に絞りながらパスが回って来たらヒルに付くというイメージだったのでしょう。
    そこでガヤが思い切り中に切り込んで来たのでサイドに行けず、ヒルをフリーにしてしまい、フリーのヒルに完全なクロスを入れられてしまいました。
    ガヤが上がってきたので、この場合は右のWGだったフェランが下がる必要がありますが、ヒルのサイド張りに気づくのが遅れましたね。
    フェランの状況把握ミスだとは思いますが、まあバレンシアが上手くやった形でした。
    声掛けとかで対応できるようになれば良いですね。

    フェランは左やったり右やったりと忙しかったです。
    何度かドリブル突破も狙いましたが、おそらく全部失敗。
    基本的にあまり無理はせず、パス回しで良い所に入って崩す人のようです。
    ただ決定的なパスを狙えたりする訳でもなく、先を見たプレーができる訳でもないので、現状ではかなり中途半端です。
    結局はふらふらしながらリンクマンとなり、打てる時は打つという感じになっています。
    何とかして対人能力を身につけて、ドリブル勝負ができる選手になって欲しいです。
    単純な前線リンクマンは恐らくバルサでは必要とされませんので、今のフェランのままだと将来的に厳しそうです。
    まだ若い選手なので、練習でも試合でもどんどん仕掛ける積極的な選手になれるかどうかが、今後のポイントかなと思ってます。

    フィジカルの怪しいエリックに替えてミンゲサを入れたりで、バレンシアの猛攻を色々あって凌いでの完勝。
    新戦力により、バルサにゴールの喜びが戻ってきています。
    次のアウェーナポリ戦も、この勢いがあれば恐れる物はありません。
    チャビズム全開で、突き進んでもらいましょう!