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2015年10月06日(火) メッシは無罪

  • ■肖像権の管理を巡って脱税容疑をかけられていたレオ・メッシに罪はないとして、バルセロナ検察局がメッシを告発しないことを決断。その代わりに父親ホルヘ・メッシ氏を2007、2008、2009年にかけ410万ユーロを脱税した疑いで18ヶ月の禁固刑と200万ユーロの罰金を求刑した。
  • ■検察はメッシの年齢、父との関係から判断し、父ホルヘ・メッシ氏がレオの経済的利益を後見し、納税も管理していたと結論。「税務署を騙すために知らないと語っているという事実は証明されなかった」とした。
  • ■一方で、メッシが未成年だった時に脱税の仕組みを作ったのは父ホルヘ氏だと指摘し、選手が18歳となってからも収入管理に関するあらゆる決定をし続けた、との見解を主張。脱税関連の書類にレオのサインはあるものの、それは同席した父親の指示によるもので、レオが不正を認識していたという証拠はないと結論付けた。
  • ■レオ自身が裁判から解放されることは確かにポジティブではあるが、父親が有罪となった場合の精神的影響は心配。
  • メッシはクラシコ優先
  • ■そのレオ・メッシはこの日、怪我後初めて、アントネージャと一緒に息子チアゴくんを幼児学校へとお迎えに。左足にはヒザを固定するための器具が付けられており、杖も付いていた。表情は非常に明るく、経過は順調であることを思わせる。月曜日に杖の使用は終了と伝えられていたが、ドクターたちは慎重にいくことを優先し、杖なし歩行は先延ばしにされた模様。今週金曜には今度こそ“杖よさらば”になると見られている。 [SPORT]
  • メッシは現在リハビリの第2段階に入っており、ルジェール・ジロネス療法士とともに電気治療に取り組んでいる。これから2週間のうちにグラウンドのランニングができるようになると見られる。
  • メッシは11月21日のクラシコ出場を優先しており、アルゼンチン代表監督ヘラルド・マルティーノに対し、W杯予選への強行出場は望んでいない旨を伝えたとカタルーニャ・ラジオ。そうあってほしい。
  • レオ・メッシが負傷したプレーに関与していたラス・パルマスのペドロ・ビガス 「あれは偶然の出来事で故意ではなかったよ。僕がボールにタッチし、彼がシュートにいこうとしていたことで、彼がダメージを受けたんだ。彼の早い回復を願っている」、「試合終了後に話をしたかったけど、彼はすでに病院に行ってたから出来なかった」
  • ネイマールの契約交渉
  • ■FCバルセロナがネイマールJrとの契約(-2018)を望んでいるのに対して、選手周辺は交渉を急いではおらず、まずはバルサ入団の際に不正があった告発されている件を解決することを優先している、とMD紙。もしその件が長引いても、バルサとの契約は2018年まであるので彼らは心配していない、と報じた。
  • ■そのMD紙の記事に対し、バルサのロベルト・フェルナンデスSDがラジオ局Cadena SERの番組でコメント。「ネイマールの契約更新はストップしていない。彼はバルサでとても幸せにしている。コンタクトはすでに始めているし、出来るだけ早く更新したいのが私たちの考えだ。遅かれ早かれ、合意に達するだろう」と語った。
  • その他バルサ関連
  • ■FCバルセロナがスペインのオンライン・ビンゴゲームサイト Botemania (カジノ的ゲームもある)とスポンサー契約目前とのこと。スポンサー料は4,000万ユーロ近くになるらしく、トレーニングウェアや他のセクションのユニフォームにロゴが入る。
  • ■休日を利用し、ジェラール・ピケシャキーラがバルセロナで行われたU2のコンサートに“参戦”。ルイス・エンリケもまたこのライブを楽しんだ。バルセロナ公演は4日間で、会場はパラウ・サンジョルディ。
  • アドリアーノ・コレイアがバルサとの契約(-2017)を1年延長するかどうか、決断の期限は3月15日。もし残留を望まないのであれば、来夏に自由移籍でバルサを去ることが出来る。とロベルト・フェルナンデスSDがカタルーニャ・ラジオの番組内で明かす。バルサからのオファーに対しアドリアーノ側の返答は遅れており、12月で契約解除の可能性も否定できない、とMD紙。
  • アンドレス・イニエスタがツイッターにて、Carretera de les Aigues でのランニングを始めたことをうかがわせる写真とメッセージ「(怪我から)1週間経ち、僕らは前進を続ける。毎日復帰に近づいている」を投稿。イニエスタは9月29日のレバークーゼン戦で太ももを痛め、復帰には4週間を要すると見られている。