- ■11月のFIFAウィークにおける、カンプノウ周辺での最大の話題はルイス・エンリケの抱える課題と、ジェラール・ピケを巡ってのあれこれ。
- ■ヨハン・クライフはルーチョを擁護。 「リーガ10節の時点でルイス・エンリケを判断するのはとても難しいよ。リーガの最初の7-8試合でバルサは天に登れたし、そして彼らは落ちた。新しい監督と選手が来たんだ。彼らはまず適応しなければならない」 [Gazzetta dello Sport]
- ■ヨハン・クライフ 「アンチェロッティは4-5カ国で仕事をし、複数の言語を話せる。彼の年齢もまた適応を容易にしているね。その歳月がない者は経験を積む必要があるし注意深くないといけない」「グアルディオラは頭が良い。フットボルは頭で作り足で動くもの。指揮するのは頭脳だ。彼が偉大な監督であることに私は驚かない」 [Gazzetta]
- ■マルコ・バンバステンはトリデンテを羨む。 「チームにネイマール、メッシ、スアレスの3人がいるのなら、監督は守備だけしていればいい。ゴールは彼らが決めてくれるだろうからね。言うは易しだけれど、全体としてはそうあるべきだよ。彼ら3人は違いを作れる選手たちなんだから」「スアレスはもう事件を起こさないと思う」「メッシとロナウドではメッシが好き。彼のほうがより自然で才能があるからね」 [Globosporte.com]
- ■アルメリア戦で交代枠がないのにエンリケがピケにアップを命じた、との報道に対し、CANAL+やTV3がそれは事実ではないと映像付き反論。CANAL+はブスケツが痛んだのを見つけてルーチョに知らせたのはピケで、幾つかの言葉を交わした後にピケにアップを指示したと説明。しかし最終的に監督はチャビを入れる事を決め、ピケはベンチへ戻るとブスケツの身体を気遣っている。
- チャビ・エルナンデス
- ■チャビ・エルナンデスが12月末にエジプトのカイロに開校する彼のフットボルキャンパスのプレゼンテーションに出席。長年カタルーニャで開催してきたキャンパスを、エジプトに広げることにしたMF。バルサで教えられた価値を広められることは光栄であり嬉しい、と語る。
- ■「冬の移籍?そう固執しないでよ。僕は残る。僕は契約が満了するまで出て行かない。契約が終わった時、どうするか見ていくよ」「チームのために自分が重要で役立つと感じている」「ルイス・エンリケは正直な人。僕にウソを付かなかった」
- ■ 「ルイス・エンリケのフットボルは良いプレーをして勝つこと。それはバルサの哲学と同じだ。幾つかのニュアンスが加わりつつもスタイルは同じだけど、哲学は変わっていない」「僕らは100%監督の味方」「僕らも少しでも早く、毎試合、最高の出来のバルサを見たいんだ。チームが良い方向に進んでると心から思ってるよ」
- ■「バルサだからいつも批判はあるさ。土曜日は良いバルサを見れなかったけれど、僕らには自己批判をする謙虚さがある。バルサでは“良”じゃだめ。すべてが“優”でないといけない」
- ■「ピケはバルサにとって基本となる非常に重要な選手。彼が何故プレーしないのかはルイス・エンリケに質問すべきだよ。僕は彼が良くトレーニングしていて、やる気十分だと思うよ。監督の決断は尊重しないとね」
- その他バルサ関連
- ■ペップ・グアルディオラ 「原則として、再びバルサの監督になることはないだろう。人生にはサイクルがあり、私のそれはもう終わったと思うんだ」 [ARA]
- ■ルイス・スアレスはここまでの出場4試合で3アシストをしていて、活発な動きでチームに貢献している。3アシスとは9アシストのメッシに次いでチーム2番目。 [FCB]
- ■FCバルセロナは社会貢献の一環として、コパ・デル・レイのウエスカ戦(12月16日20時)を“ソシオ連帯の日”とする。ソシオ・アボノ(年間シート保有者)はこの日座席を無償で提供することができる。抽選で10人をパルコ観戦にご招待、などの特典はある。観戦に来る気はないけれど活動に参加したくないアボノは、通常のフリーシート制度を使うことも出来る。 [FCB]
- ■セルジ・サンペールが“最も将来性のあるカタルーニャ人フットボル選手賞”に選出。デウロフェウとジョアン・ジョルダン(エスパニョール)を投票で上回っての受賞。「ノミネートリストを見た時、受賞するとは思ってなかったよ。僕に票を入れてくれた人たちに感謝してる。意識せずに良い仕事をすることが、賞につながるんだと思う」「将来のことは誰にも分からない。僕は今バルサBにいて、先はとても長く学ぶことはすごく多い。これまでのように全てが上手くいくことを願ってるよ」