2018年3月02日(金)のバルセロナスポーツ紙は、1-1に終わったラス・パルマス対バルサが主な話題。結果に大きな影響を及ぼしたマテウ・ラオス主審が表紙を飾っています。
MD「急ブレーキ」
- ■急ブレーキ:ラス・パルマス 1-1 バルサ
- ■アトレティ戦を前に、メッシのゴラッソにもかかわらず、こってりしたバルサはラス・パルマスで勝てず
- ■マテウ・“アトロス”(とても酷いの意味)主審はエリア外でボールに手で触れたチチソラを退場させず、問題のPKでディニェを罰した
- その他の見出し
- ■キニ追悼式典でのジュゼップ・ルイス・ヌニェスの感動的手紙
- ■勢いに乗るアトレティコ:グリースマンの得点力と守備の堅さを信じるアトレティ
- ■明日ブラジルで手術:ネイマールは2-3ヶ月の離脱
- ■カウナス 90-74 バルサ・ラッサ:自らの師匠を相手に復習をしたJasikevicius
SPORT「混乱」
- ■混乱(かき乱された):ラス・パルマス 1-1 バルサ
- ■マテウ・ラオスが二つの重大なエラーを犯し、(判定に)相容れないバルサを怒らす
- ■5試合で3つめの引き分けとなるが、もしアトレティコに勝てばリーガを決められるだろう
- その他の見出し
- ■プレミアリーグ/アーセナル 0-3 マンチェスター・シティ:再びベンゲルの上を行ったシティ
- ■バスケット・ユーロリーガ/カウナス 90-74 バルサ・ラッサ:急降下するバルサを打ちのめしたJasikevicius
コメント
試合前はローテーションへの懸念ばかり書きましたが、結果は予想をさらに下回るものでした。
避けたかった消耗戦を強いられた挙句、ラス・パルマスの付け焼刃の撤退守備にすら無力さを晒し痛恨のドロー。
これではアトレティコはおろか、他の相手チームが一斉に撤退守備を採用したら1試合もローテーション出来なくなるのでは。
相変わらずのマテオ・ラオス主審など不可抗力もあったとはいえ、監督の采配にも疑問符が付きます。
パウリーニョにラキティッチの代役は出来ないのになぜ442の採用に拘るのか。
そしてまだ適応中のコウチーニョとデンベレを苦しい時間帯に投入するのは酷なのではないかと。
サイド攻撃の貧弱さが課題でしたからスアレスは起用せずコウチーニョとデンベレがウィングの433を試してみても良かったと思うのですが。
他のビッグクラブと比べてもバルサは選手層は薄いですしそれはバルベルデ監督の責任ではありませんが、こういった控えの不慣れな起用法はかえって層の薄さを助長するものではないでしょうか(パコもすっかり使わなくなってしまいましたし)。
全てのタイトルレースに残っているバルベルデ監督の堅実な手腕は見事だと思いますけども、
相手チームによる対策が進んで打開策が求められる現状ではその堅実さがチームの足枷になってしまわないか不安です。
控えの能力を尊重しつつ、余裕のあるうちに思い切った打開策を提示して欲しいです。