セビージャ戦で招集を受けるかも。
バルセロニスタが待ちに待ったニュースが、近々届きそうです。それはエリック･アビダルについについに、プレー許可が下りるというもの。19日付のSPORT紙によりますと、アビさんには今週中にもドクターからの出場許可が下り、ひょっとすると土曜日のセビージャ戦にも招集される可能性もあるのだとか。元気いっぱいのモントーヤやバルトラがベンチ入りから漏れている現状（人員過多）を考えると、さすがにセビージャ行きは難しそうですが、なんであれ非常に嬉しい瞬間が近づいているのは間違いなさそうです。
2012年4月10日にバルセロナ市内の病院にて肝移植手術を受けたアビさん。それほどの大病を患った選手がエリート競技へと復帰した前例すらほとんどないのに（米国のスノーボーダー、クリス･クルッグが肝移植から8ヵ月後にソルトレイクシティ五輪で銅メダル獲得したくらい）、1年も経過しないうちに招集を受ける＝試合でプレーできるコンディションにある、となったら。もう何度も言っていることですが、とてつもないことです。
SPORT紙の記事はセビージャ戦での復帰を期待しているのですが、先週のグラナダ戦で右ハムストリングスに違和感を覚えたアドリアーノが回復すれば、ベンチ入りは難しいかもしれません。重病から復帰した選手はまず10分ほどのプレーから慣らしていくのが普通。なので必勝でいきたいサンチェス･ピスファンは招集をかけてチームの士気を高めつつ、翌週のベルナベウ、あるいは翌々週のデポルティボ戦（カンプノウ）でのプレー復帰の方が可能性は高そうな感じはします。楽しみです！
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