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イニエスタ「カタランと感じるのは論理的なこと」

 

フエンテアルビジャで生まれた誇りと、カタランでもあるという実感。

代表戦でのお勤めも終了し、怪我人を除くチームの全メンバーが揃ってのトレーニングが行われた木曜日。一番のニュースはやはり、鉄人主将プジョルがグラウンドでの運動を再開したことでしょう。ダニ・アルベス、ファンホ・ブラウと共に、カピタンはジョギングを開始しています。そしてその後の選手会見では、アンドレス・イニエスタが登場。好奇心たっぷりの報道陣の質問に、丁寧に返事をしています。

 

ぺぺのビデオは見たことがない

なかでもカタルーニャメディアが大きく取り上げているのが、フランスフットボール誌に掲載されたインタビューでの発言(”自分はスペイン人であり、カタルーニャ人でもある”)に対する追加説明です。イジワルな人たちはその言葉尻を捉えて、やんややんやと問題視している。面倒くさいことです。ドンは言います。

「あれは政治的な発言ではなく、感情の面から話したんだ。僕がカタランと感じるのは、とても論理的なことだよ。それを理解しようとしない人たちは、理解することはないだろうけどね。僕はフエンテアルビジャで生まれたことを誇りに感じてるよ。それでも僕は自分をカタランだとも感じている。何故なら僕は、ここで暮らして16年間になるんだ。ここの人たちはいつだって僕や家族を気にかけてくれたし、両親や姉はここに住んでいる。それに娘もここで生まれ、妻はここの人間。僕にとってはフエンテアルビジャ人であり、かつカタランだと感じるのは、矛盾することじゃないんだ」

ぺぺの話題についても、まだ引っ張られています。ある記者さんは尋ねました。代表合宿中にぺぺのことは話題になりましたか?イニエスタはこう答えています。「その件は話してないよ。ぺぺから直接的に言われたから、僕はそれに返しただけのこと。僕にとっては別に大したことじゃないんだ。ぺぺは偉大なセントラル。彼が僕とは異なる意見を持っているからといって、僕のその評価が変わるわけじゃない」。エレガント!

また、カタルーニャラジオが”バルサ内部にはぺぺのラフプレー集が存在し、同様の事態が起これば然るべき場所に提出する準備がある”と実しやかに報じた件については、「一つハッキリさせておく必要があるのは、僕らはペペのビデオを見たことがないってことだよ。彼だけじゃなく、他のどの同業者のビデオも見たことはないんだ」とコメントしています。

 

でれでれアンドレス

ちなみに18日付のMUNDO DEPORTIVO紙にはとっても長いアンドレス・イニエスタのインタビューが掲載されているのですが、それを紹介する余力はすでにないので(お許しを!)、最後の一問答だけを抜粋したいと思います。インタビュアーさんはこう尋ねます。娘さんは良い子にしてますか?夜は眠らせてくれますか?

「うん、とっても良い子にしてるよ。ちょっと前に1歳半になったんだ。彼女はいつだって楽しもうとしているし、毎日新しいことがあるね。言葉も出てきてて、子供を持った親にとっては、とってもステキな時期のひとつだよ」

 

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