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イニエスタ「メディアにしゃべることで状況が変わるとか、考えたことない」

 

本日火曜からラス・ロサスでラ・ロハ合宿に入るアンドレス・イニエスタが、首都系ラジオ局カデナ・セールのスポーツ番組”El Larguero”に出演。さまざまな話題についてあれこれと語り、再び出来た人間性を披露しているのですが、意外と痛烈に物申してもいまして、アノ人の嫉妬や悲しみ、怒りが増すかもしれません。

 

苦しい時期の対処法

現在、首都において一番ホットな話題といえばアノ件ですから、ドンもコメントを求められます。これから数日、あちらのフットボル業界関係者は誰もがもれなく、この騒動について質問を受けることになりますから、お気の毒なことです。そしてイニエスタの回答はこちら。「彼の考えていることは僕には分からない。理由は人それぞれだし、人生にはサイコウの瞬間もサイアクの瞬間もあるからね。僕に言えることは特にないよ」

そして”エリート選手ともなれば、頭の痛いことも多々あるんでしょう?”と問われたドンはこう答えます。「そうだね、でもどんな仕事でもそうでしょ。人には得手不得手がある。僕は自分の状況についてなら話せるし、良いことも悪いこともあるけれど、人は常に全般的な事柄について考えようとするもの。特定の状況だけじゃなくてね」

司会者さんはトップフットボル選手の苦悩を聞き出そうと、イニエスタにさらに食いついていきます。例えばドンがラ・マシアに入ったのは12歳で、孤立無援で難しかったでしょ、という感じに。そしてイニはこう返す。「それはまた別のことだよ。チームにはいつもライバル関係はあるし、チームメイトよりも良い選手でなければならない。でもそこで限度を超さないのが健全なんだ。健全なライバル関係は人のためになるもの。全てが上手くいっている時は簡単だけど、物事が上手くいかないこともあると思う。僕の場合は、あまりプレーできない時は落ち着かなければならなかったよ。ベストの瞬間は訪れると考えてね。悪い状況となれば、視線は選手に注がれる。それが僕の経験さ。数年前は僕にも似たことがあったよ」

 

メディアでの愚痴

しかしイニエスタは決して不満を漏らしたりはしませんでした。サンドニのチャンピオンズ決勝でもドンは控えとなっています。司会者は訊きます。ぶちまけてやろうという誘惑はありませんでしたか?「なかったね。だってそれが僕のあり方だもの。不公平だという状況はいくらかあったけれど、僕はチームメイトたちを尊重しているし、自信を持って待ってたんだ。メディアにしゃべったら状況が変わるだとかは、一度も考えたりはしなかった。努力は自分に返ってくる、とだけ考えてたよ。それに僕は監督と話をしていたから、メディアの前に出る必要はなかった」

さすがです。ドンはさらに「僕はそう考えるのが好きだし、生まれた時からそういうふうに考えてきた」と付け加えてまして、これはもう親御さんもまたすばらしいのだと思います。そして”栄冠によってあなたは変わりましたか?”という質問に、「ううん。僕にはひとつのモットーがあって、それは人は変わらない、というものなんだ。賞を受けたからといって、それで誰かの上に行くわけじゃない。パフォーマンスが下がれば、表彰はなんの役にも立たない」と答えるイニエスタでありました。

 

敬意や愛情への感謝

スペイン各地でブーイングをもらうアノ選手とは違って、どこでも愛されているイニエスタ。彼には「愛されていない」なんて愚痴る必要もありません。「みんなからの敬意や愛情は感じているし、とても嬉しいよ。誰もに気に入られるなんて思ってないけど、人々が僕に示してくれる愛情はすばらしいものだし、僕を幸せにするんだ。僕のチームを好きではない人たちが、敬意を払ってくれるんだからね」。That’s 人間性。

そして先日手にした欧州最優秀選手賞について、”期待はしていましたか?誰かに可能性は高いと言われましたか?”と問われると、「ノーノー。あの場にいるってことは可能性はあるにせよ、クリスティアノやメッシみたいな選手と一緒にいるだけで、それがもう賞なんだ」と謙虚に答えるイニエスタ。”ではクリスティアノはその時悲しそうでしたか?”という質問には、「彼は握手で僕を祝っていたし、礼儀正しいものだった」、「彼がどんな悲しみを抱いているのか、僕には分からない」と述べています。しかしなんだ、CR7を引っ張ってますな!

ちなみにイニエスタ農園では、1週間ほど前からブドウの収穫が行われているそうです。

 

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