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セスクではなく、アレクシス

ピッチを広げるトリデンテでいく模様。

去る4月9日。過去4試合で勝利のなかったアトレチコ・マドリーを攻略するために、タタ・マルティーノ監督はセスクを偽9番に起用し、メッシを右、ネイマールを左に置いたフォーメーションを試みました。イニエスタを中盤で起用し、レオとネイに両サイドで1対1で勝負させる案は悪くはないと思ったのですが、問題は中央のセスクが機能しなかったこと。以前からダメだと言われていたことなので、まあ当然の結果だったわけです。

そしてその1週間後となる16日(水)、タタバルサはもう一つのファイナルを戦います。レアル・マドリーとの、コパ・デル・レイを賭けた正真正銘のファイナルです。最大の懸案事項の1つであるセントラル問題は、ジェラール・ピケの出場は月曜日の検査の結果、事実上否定された様子マルク・バルトラは無理をすればいけるかもしれないけれど、大きな怪我となるリスクがあるために可能性は低く、あとはカルラス・プジョルが間に合うかどうか次第のようです。もし先発は無理でもせめてベンチには入り、チームメイトに勇気を与えてほしいカピタンです。

中盤はチャビ、イニエスタ、ブスケツで当確でしょう。気になる前線は、メッシとネイマールは確実とされています。配置はメッシが中央で、ネイが左。そして右エストレーモにはこの2試合で先発から外れたアレクシス・サンチェスが起用されるというのが、MUNDO DEPORTIVO紙とSPORT紙の予想です。“アナーキスト”であるところのセスク・ファブレガスは、チームの解決策とはならないだろう。セスクを加えての“クアトロ・ペケーニョス”はもう可能性を感じませんでしたから、ピッチをワイドに広げることがより有効な策とタタさんが考えるなら、それを歓迎します。アレクシスがいれば、前線からのプレッシングも発動できましょう。

なんにしてもチャンスは絶対に訪れますから、あとはその時にボールをネットへと押しこめるかどうか。前回のクラシコのように、なんとか早い段階での1点が欲しいところであります。今回はイケル・カシージャスがゴールを守るようなので、彼の三角座り(体育座り)を何度も見たい。コンフェデレーションズ杯でイケルをうな垂れさせたネイ、そしてカモにしているメッシ、頼む!

 

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