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親しき人たちとのハットトリックを祝う会

 

自宅にごく親しい人たち数人を招いて。

チャンピオンズリーグとコパ・リベルタドーレスの両方でハットトリックを決めた初めての選手として、フットボル史に新たな足跡をつけたネイマールJr.。これはバルサ選手として初の1試合3得点でもありますし、これから幾つも増えていくであろう記念ボールのなかでも、セルティック戦のそれは特別な輝きを持ち続けることになるでしょう。ギャング映画の若のような井出達でミックスゾーンに現れ、ファンを沸かせた後、ネイは自宅に帰って身内だけのパーティーを行いました。ごく親しい友人数人のみを招待しての祝勝会です。

 

歌手、料理人、フットボル選手

10月26日のクラシコ勝利後、ネイマールは親友のダニ・アルベスやブラジル人の友人たちとともに、市内のレストラン(Nuba。山の手にありモダンでシック。ラウンジ)で勝利を祝っています。きっと、とても賑やかなパーティとなったことでしょう。しかし今回の“ハットトリックとバルサのグループ1位を祝う会”の舞台は自宅。13日のSPORT紙によりますと、その食事会にお呼ばれになった“選ばれし友人”は仲良しグループ“TOISS”の1人を含む数人。そのなかには、アレシャンドレ・ピレス(歌手)、イサーク・アサール(シェフ)、そしてセルジーニョ(選手)といった人たちもいたそうです。

各人のプロフィールですが、アレシャンドレ・ピレスはラテン圏で大人気のポップシンガーで、6日のムンディアル組合せ抽選会でも歌を披露しています。ブラジルでのCD売上げは1000万枚を超す第一人者らしいのですが、なんでもネイくんの事務所NRSportsがピレスや、彼が以前所属していたグループSPCのプロデュース云々を手がけているのだそうで。ネイマールは元々アレシャンドロ・ピレスと仲が良く、“KONG”という曲(2012年)ではゴリラに扮してPVにも出演しています。

イサーク・アサールはブラジルでレストランを経営する料理人です。彼の店の1つであるサンパウロのParis 6はネイマールのお気に入りで、ネイの名前の付いた料理もあるとか。そういえば以前、このレストランがバルセロナ支店を出すにあたってネイマールも出資し・・・みたいな話題があったと思います。

最後の1人セルジーニョはネイマールのサントスFC時代のユース世代からのチームメイトで、2010年に初めてパウリスタ選手権を制した時の同僚だそうです。ネイはブラジルのリーグが終わったらバルセロナに招待すると彼に約束していて、それがちょうど良いタイミングだった模様。かつてミランにいたセルジーニョとは別人物です。

 

あのパフォーマンスの秘密

さてそのネイマールですが、セルティック戦で2点目を決めた際、変なポーズを取っていました。右手を左脇、左手を右脇に差し込んでドヤ顔をするというアレなのですが、意味不明すぎて多くの人が???状態となりました。

実はアレ、今年日本を席巻したあまちゃんの太巻Pのポーズ!・・・ではなく、MC Roba Cenaなるグループのポーズを真似しているそうです。ロナウジーニョやルイス・ファビアーノもやっていて、ブラジルで流行っているとMUNDO DEPORTIVO(MD)紙は報じています。

 

「感動して泣きそうになった」

13日のMD紙にはセルティック戦後のネイマールのコメントも幾つか紹介されているのですが、特に印象的なのは80分にドングウと交代でベンチに下がる際、スタンドから送られたネイマールコールに関するものです。若きクラックは言います。「感動しちゃって、涙が出そうになったんだ。ほとんど泣きかけだったね。とんでもなく幸せだった

メッシとセスクが不在の中で偽9番となり、ここまででベストのパフォーマンスを披露したネイマール。レオが帰ってくるまでは、このポジションはやはりネイにお願いしたいと思ってしまうわけですが、彼はこの試合が「バルサに入団してから、最高の出来だった」と認めつつも、ポジションにこだわりはないと語っています。「どこの位置であっても、心地いいんだ。デランテロだと得点を決めるエリアにより近くなるし、サイドだとよりスペースがあるしね

いずれにせよ、「チームを助けるために自分の仕事をしていくだけ。メッシが早く戻ってくることを期待してるよ。僕らは彼を必要としてるからね」と、大エース不在の穴埋めを任された気負いは感じられないネイマール。土曜日のビジャレアル戦はセスクが偽9番となり、ネイはまた左に戻るかもしれませんが、この勢いでゴールを量産していってくださいませ。

 

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