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メッシの最終リハビリ

故郷のロサリオで“プレシーズン”実施中。

欧州の人々にとって、一年で最も重要な祝日であるクリスマス。バルサの動向を日々伝えているカタルーニャメディアもこの日ばかりはほぼお休みとなり、翌26日は休刊日となっています(首都系は発刊)。そんななかでも、せっせとトレーニングに励んでいるのが怪我からリハビリ中の選手たち。バルセロナではビクトル・バルデスがシウター・エスポルティーバに足を運び、ファンホ・ブラウと共に汗を流すと、アルゼンチンのロサリオでもレオ・メッシが年初の復帰に向けてリハビリのラストスパートを行っています。現地メディアの情報によれば、今日木曜にも彼の元をタタ・マルティーノ監督が訪れるとのことです。

毎日異なるグラウンドで

メッシは数日前から、リハビリの第2段階を行っていたブエノスアイレスを離れ、故郷のロサリオへと戻って第3段階を行っています。大腿二頭筋の傷はもう癒えているので、今はいわばプレシーズンのような感じでフォームを上げていっている段階。ここでの仕上がり具合によって、新年にバルセロナへと戻った時、いきなりグループ練習に参加できるかどうかが違ってきます。エルビオ・パオロロッソと二人三脚でのミニステージを実施中のレオです。

ブエノスアイレスでは、エセイサにあるアルゼンチンフットボル連盟の施設にてリハビリに取り組んでいたメッシですが、ロサリオでは毎日いろんなグラウンドを転々としながらトレーニング中だとか。その理由は情報を制限し、かつ場所を変えることで、彼を見ようと押し寄せるであろうファンやメディアの視線をかわすことにあります。しかしどうしても初日はここで始めたいという場所があったらしく、それはロサリオ郊外にあるフネスという町のトレーニング施設だそうです。

SPORT紙の情報では、メッシは左足の第五中足骨を骨折(全治3ヶ月)した2006年、このフネスにある施設でリハビリに励み復活。いわば彼にとって縁起の良い場所で、今回もまたここから完全復活したいとの願いが込められています。

そしてパオロロッソとのトレーニングに専念するため、プレーはしないけれども顔は出すと伝えられていたガブリエル・ミリートの送別試合(26日、インディペンディエンテの本拠地にて)への参加も断念したらしく。そんなメッシの元には今日あるいは明日、ロサリオの自宅で休暇中のヘラルド・マルティーノ監督が訪れるとされています。メッシは家族と新年を迎えた後、1月2日にバルセロナへと戻りトレーニングに合流する予定です。

 

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