橋渡し役としてナダル加入を求めたとか。
これまで記者会見で何度来季の去就を訊ねられようとも、一貫してシーズン終了後に決断するとコメントし続けてきたルイス･エンリケ監督。彼はクラブの技術委員会によるチーム編成会議に加わっていないとされ、それゆえに退団が濃厚かと言われていましたが、少し前のSPORT紙が残留を決断したと報じるなど、最近は残留を示唆するニュースも目立ってきました。ルーチョがクラブにミゲル･アンヘル･ナダルの登用を求めたというウワサもその一つです。
ルーチョが厚い信頼を置く
ミゲル･アンヘル･ナダルは1991年から1999年までFCバルセロナでプレーし、ルイス･エンリケのチームメイトだった人物です。2005年に現役を引退した後は、甥であるテニス選手のラファエル･ナダルに付き添ったり、テレビの解説者などを務めたりし、2011年には古巣マジョルカでミカエル･ラウドルップのアシスタントを経験。そのラウドルップが解任されるとクラブの方針に反対してマジョルカを去りますが、2014年にはスポーツディレクターとして再びマジョルカに戻っています。
そのミゲル･アンヘル･ナダルに関し2日、フットボル誌DON BALONとマジョルカのUltima Hora紙が、彼をバルサの強化部門のメンバーに入れるようにルイス･エンリケが求めた、と報道。クラブはフロントの再構築を計画中で、ミスターの希望を受け入れる方向だそうです。3日のSPORT紙もこれに追従していて、事実であるなら、ルーチョが続投を決めたとするニュースを補完します。
DON BALON誌が伝えるところでは、1月5日に解任されたアンドニ･スビサレッタSDの代役として発足した技術委員会（コミシオン･テクニカ）の国際SDアリエド･ブライダの仕事にルイス･エンリケは満足しておらず、自らが信頼するナダルを登用するようバルトメウ理事会に要求したらしく。その役割はフロントとロッカールームのつなぎ役としてということなので、補強プランにどう関わっていくのかは分かりませんが、ルーチョがより快適に仕事をする環境ができるのは確かでしょう。クラブとナダルの交渉は数日前から進められており、他方ではナダルとマジョルカの契約解除交渉も行われているとのこと。ナダルのバルセロナ復帰はチャンピオンズ決勝後に正式発表されると予想される、みたいです。
バルトメウ 「ルイス･エンリケは続投するだろう」
一方、ジョゼップ･マリア･バルトメウ会長はルイス･エンリケの去就に関し、続投することに一切の疑いを抱いていないとラジオ局CADENA SERの番組El Larguero にて語っています。「彼が記者会見で言ったことは知っているけれど、彼が来季も残ることに私は一切疑問を持っていない。彼が去るなんて私は思っていないし、続投を楽しみにしているよ。バルサ監督は要求されるものが多く、大きなプレッシャーがあるけれど、何年も続けられるエネルギーが彼にはあると思う」。続投が難しいのは（ごにょごにょごにょ以下省略）
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