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ルーチョ「決着はまだ付いてない」

チームのパフォーマンスは完璧だったと監督。

パリ・サンジェルマンの本拠地パルケ・デ・ロス・プリンシペスでの決戦第一幕を控え、SPORT紙は15日(水)、強気な見出しをつけて読者を煽っていました。それは“準備万端のトリデンテは勝負を決めてしまいたがっている”というもの。いくらイブラヒモビッチやベラッティらを欠くとはいえ、ヨーロッパ戦では地元で33試合無敗なる威嚇的な数字をもつPSGとの試合ですから、ゴレアーダはさすがに期待しすぎではないか、、、しかし蓋を開けてみれば、トリデンテが本当に大量得点してしまうからこのチームはえぐいです。彼らに当たりのある日なら、どんな相手でもこんな感じに勝っちゃいそうな。ルイス・スアレス、獲得の際はあれこれ言いましたが、来てくれて本当によかった。

ブエルタも同じように勝ちにいく

自慢のトリデンテが要塞パルケ・デ・ロス・プリンシペスを攻略した後の会見。勝利チームの監督であるルイス・エンリケはチームのパフォーマンスに満足げな表情を浮かべながらも、浮かれ気分でロックンロール状態のバルセロニスタに対し、勝って兜の緒を締めるべし、とのメッセージを送っています。「決着はまだ付いていないし、私たちは過去にあらゆる事例を目撃してきている。勝負がすでに付いたと考えるような過ちを、私たちは犯しはしないよ。実際、決まってはいないんだからね。ブエルタでの目標はいつもと同じで、試合に勝つことだ。PSGは選手が戻ってくるし、失うものは何もない。再び難しい試合になると私は確信している

試合終盤に与えてしまったマテューのオウンゴールに関しては、「不運だった」と言う監督。しかし0-3が1-3になったことで、試合へのアプローチは変わらないと彼は言います。「0-3であれば完璧だったとはいえ、そのゴールとは関係なく、同じようにプランニングをしていくよ

試合への評価については、「選手たちのパフォーマンスには大変満足しているし、完璧な試合だったと思う。私たちにはボールを保持して試合をコントロールする必要があった。それが相手陣内でできるのであれば、尚のことグッドだよ。私たちはあらゆる局面において粘り強くプレーし、中盤で優位に立ち、適切な瞬間に危険な状況を作り出し、守備においてはソリッドだった」と、選手たちの仕事ぶりを高く評価したルーチョは、こう付け加えています。

「ここで勝負を決めようとは話してないよ。そうではなくて、自分たちの試合をしよう、トーナメント対決ではなく一つの試合のように臨もう、と言っていたんだ。それが物事を複雑化させないための最良の方法だからね。ハーフタイム?後半も勝とうと話をしたよ」

スアレスの活躍、イニエスタの怪我

2つのゴラッソを決めたルイス・スアレスについては、かつてのチームメイト元祖ロナウドとの比較を避けたルイス・エンリケです。「私が思い出したのはスアレス自身だよ。リバポーやアヤックスの試合でそういうゴールを見たことがある。彼はデランテロ・セントロだけがそうするように仕上げをするね。けれども私は全ての選手を取り上げたい。各々が今日ようなレベルや激しさで試合をすれば、私たちのプレーアイディアは強化されるよ」

背中を強打され、担架に乗って苦痛の表情でピッチを後にしたアンドレス・イニエスタについては、「非常に強く背中を打っていて、バルセロナでドクターたちによる検査を受けることになる。ただ重傷というわけではないように思うし、それは私たちにとって良い報せだね」とのことです。

 

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