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バルトメウ、イニエスタ家を訪れる

自ら付けた火を消し、ドンと良い雰囲気を保つため

9月5日付のMD紙のインタビューの中で、FCバルセロナ会長ジュゼップ・マリア・バルトメウアンドレス・イニエスタの契約更新について「基本合意に達している」と明かしたのを見て、こんなことを言って大丈夫か?と案じたクレは少なくなかったでしょう。翌日、ラ・ロハのお勤めを終えてバルセロナへ戻ったイニエスタが、その件に関し「NO」と答えたことでマドリーメディアが点火スイッチをオン。様々な憶測が巡らされ、騒がしい状況になっていました。

契約延長の基本的合意を巡る騒動を受け

揚げ足取りとはいえ自らの発言がきっかけとなって、ドン・アンドレスを騒ぎの中心としてしまった。バルトメウはおそらく頭を抱えたでしょうし、可能なかぎり早くこの火事を鎮火する必要があると焦ったはずです。バルサ会長は水曜の午後にイニエスタへと電話をかけ、その数時間後には彼の自宅へ向かったと8日付のSPORT紙は記しています。

イニエスタ邸での話し合いがどのような雰囲気で行われたのか、そんなものは当事者以外に知る術はありません。SPORT紙によると両者は機嫌良く語り合ったとのことですが、これには記者さんの願望も含まれましょう。

しかしバルトメウが自ら動き、イニエスタの気持ちをケアしたのは事実のようですし、世界遺産クラックの悩みが解消へ向かうなら良いことです。

良い結果をもたらしたというのはMDも同じで、同紙はこれによって誤解は解かれ、イニエスタバルトが契約延長こそが双方共通の希望だと再確認した、有意義な面談だったと報じています。

とはいえ、8月のEL PAIS紙のインタビューでは「契約更新時に将来のことを考えるなんて以前はなかった」と不安を述べていたドンですし、メッシネイマールに比べてクラブに油断があったようにも思えるので、今後はきっちり詰めていってください。会長も調子に乗って余計なことを言わんように。

 

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