有名人が多数出席予定。
我らの輝けるユーロMVP男、アンドレス・イニエスタのスペシャ~ルな一日が近づいてきました。パートナーであるアンナ・オルティスさんとの、結婚披露宴であります。ピッチ上ではギンギンにオーラを身にまとい、屈強なライバルたちにどれだけ囲まれようとも屁でもないといったドンですが、この日ばかりはおそろしく勝手が違うこと請け合い。緊張MAXの姿が目に浮かぶようです。
結婚式は7月8日、つまりは次の日曜日に行われます。場所はバルセロナより地中海沿いに80kmほど西に行ったところにあるタラゴナの、結婚式場としても有名らしい古城 el Castell de Tamarit (ウェブサイト)。宴の詳細についてはあまり多くの情報は出回っていないようなのですが、出席するといわれるゲストたちの顔ぶれはものすごく豪華なものとなっています。ドン・アンドレスから招待状を受けて、それを断る人物はきっとほとんどいない。スペイン国中から愛されるイニエスタでありますゆえ。
SPORT紙によりますと、例えばこの披露宴には、サンドロ・ロセイとジョアン・ラポルタ、犬猿の仲だとされるふたりの現&前会長が出席するそうです。おっと、ジョアン・ガスパール元会長さんもご出席。どういう席順にしているのか、スリリング。チームメイトではレオ・メッシ、チャビ、プジョル、ビジャらを筆頭に大半のメンバーが、ラ・ロハからはイケル・カシージャスとサラ・カルボネロが参列するようです。
師匠関連では、ドンをトップデビューさせたバンガールから、フランク・ライカー、ジョゼップ・グアルディオラ、ティト・ビラノバ、そして代表監督のルイス・アラゴネスとビセンテ・デルボスケ、”Iniesta
de mi vida!”で知られるアントニオ・カマーチョ、そしてラ・マシアで彼を見出したアルベール・ベナイヘスさんまでもが出席となります。
その他には、元チームメイトのラファ・マルケスと恋人でモデルのジェイディ・ミチェル、ミュージシャンのESTOPA兄弟などなど、招待客は合計で700人ほどにもなるということで。マネージメントはプロのスタッフに任せてはいるであろうとはいえ、準備はかなり大変そうです。ファイト、ドン・アンドレス!アンナさんをばっちり支えてあげて!
「バロンデオロはメッシ」
さてそのアンドレス・イニエスタですが、昨日はメディアプロ社主催によるイベントへと出席し、どうやらツイッターによるファンからの質問に答えるという形で、気になるあれこれについてコメントしています。ユーロ優勝後に彼がこうした場で語るのは、これが初となります。
ユーロのMVPに関しては、いつものように謙虚さを失うことなく、「すごく幸せ。ピッチでの仕事が認められたってことだからね。カンペオンになった後となれば、なお最高だ。でもひとりの選手だけが選手権を代表することはないからね。僕の意見では、チームメイトたちもまた僕と同じように、表彰を受けるに相応しいんだ」と回答。目前へと迫った結婚式には、「特別な一日。フットボルをプレーする時よりも、興奮して神経質になるのは間違いないだろうね」と語っています。
このイベントでの彼の発言のなかで、メディアが特に大きく扱っているのはバロンデオロに関してのものと、モウリーニョに関してのものです。ユーロMVPになったことで、特にカタルーニャ系のメディアはイニエスタがバロンデオロの有力候補に!と書いているのですが(首都系は激しくカシージャス推し)、メッシが最大のライバルですね、と問われたドンは、きっぱりとこう返しました。
「それは僕にどうこう出来ることじゃないよ。僕が気にしているのは良いプレーをして楽しみ、ファンに喜んでもらうことなんだ。僕は誰ともバロンデオロを競わないよ。受賞するのに相応しいのはメッシ。ゴール数においてだけじゃなく、あらゆる点においてね」
一方、ユーロ初戦でイタリアとスペインが引き分けた後、モウリーニョが行っていた”無駄なポゼッション”という批判については、「結果に対する日和見主義の批判だよ。そういったタイプの意見に口答えするのは時間のロス。僕たちはそういったフットボルで事を成し遂げてきたし、僕たちはそれを忘れるべきじゃないんだ」と、ざっくりと斬っていまして、この”日和見主義”という言葉がキャッチーな故に、各メディアを賑わせているところであります。
ちなみに、昨年夏のバケーションの様子がパパラッチされ、黒い地味海パンが一部で話題になった件については、「すごいのを出してやろうかと考えてるんだ。去年はもう父親だったから、ふつーの水着を着けていて、まともすぎると言われたしね。だから”ノーマル”な路線でいくつもりではあるけれど、ひとつ驚かせようかとも思う」と、冗談を言ってるドン・アンドレスです。どんな爆弾を落としてくれるのか、楽しみなり。
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