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セメド「幸運にも、僕はスポルティングに行かず」

先発が予想されるポルトガルの弾丸

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FCバルセロナは今夜、ポルトガルの首都リスボンにてチャンピオンズ第2節をプレーします。ライバルとなるのはスポルティング・クルベ・デ・ポルトゥガル(CP)。長らく“スポルティング・リスボン”だと思っていましたが、あちらのクラブとしてはそれはアイデンティティに関わる間違いで「私たちの名前はスポルティング・クルベ・デ・ポルトゥガルです。 #NotSportingLisbon」との声明を発し訂正を求めています。

バルサはまるでファミリーのよう

そのスポルティングCPは、同じリスボンを本拠地とするベンフィカが最大のライバルで、バルサでベンフィカといえば株価急上昇中のネルソン・セメド(とアンドレ・ゴメス)。昨日は新人にもかかわらず選手代表として前日会見を担当していますし、セメドが会見に出るいきさつを想像すると楽しいです。

(カピタンの誰かが出る?そういやネルソンはベンフィカじゃん。そうっすけど。お前いけよ。えー、オレっすか?オレぺーぺーっすよ。大丈夫大丈夫、一発かましてこい!・・・みたいな)

ネイマールといきなり口論して話題となったセメドは、おそらくオープンな性格で、ロッカールームの重鎮たちに早く気に入られてるんじゃないかと想像します。その彼が昨日スポルティングについて訊ねられ、こんな風にコメントしました。

「僕はスポルティングの入団テストを受ける機会があったんだけど、幸運なことに、それに成功しなくってね。その後ベンフィカと契約することになったんだ。もしそうでなかったら、きっとぼくは世界最高のクラブに入らず、今日ここにもいなかっただろうね」

そのバルサでの現状を、ネルソンはこう説明しています。

「とても良い気分だよ。チームメイトもテクニコ(監督)たちも僕をすごく助けてくれる。トレーニングでも試合でも、僕らはまるでファミリーのようなんだ。とても満足してる」

母国へ再び

右ラテラルのレギュラーの座を掴みかけているセメドですが、今季はまだ、アウェー戦では出場したことがありません。しかし週末のジローナ戦を温存されたことで、このスポルティング戦は出場が濃厚。去年はベンフィカ選手として戦ったジョセ・アルバラーデを、今夜はバルサ選手として疾駆することになるでしょう。

「カサ(家)に戻って、スポルティング相手にプレーするのはすごく良いね。責任を持って立ち向かい、バルセロナのために勝利を持ち帰りたい。グループを首位通過したいんだ」

ポルトガルに関する話題は続き、レオ・メッシクリスティアノ・ロナウドのプロデビューしたスタジアムでプレーすることも訊ねられたセメド。これには「だからといってレオにとって特別ってことはなく、一つの試合ってくらいだろうね。いつものようにベストバージョンを見せてくれるさ」と答えたラテラルでした。そりゃあそうでしょうて。

セメドはまた、先日アンドレ・ゴメスが明かしたあだ名(バイク乗り、ライダー)についてこう説明しました。「僕は試合中に絶え間なく、サイドを上がったり戻ったりしているからね、それでそのあだ名が付いたんだ。それは僕らがトレーニングでやっていることで、おかげさまで上手くいってるよ」

 

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