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マッチデータ|国王杯1/16 第1戦 ムルシア 0-3 バルサ

Copa del Rey
1/16 final, ida

アルカセル、デウロフェウ、アルナイスの連続ゴール。
上々の結果で勝ち抜けをほぼ決定づけた。

Real Murcia FC Barcelona
0 3
24 de Octubre – Mar 21:30 h
Nueva Condomina
: 16,127
Goles
  Alcácer (44)
  Deulofeu (53)
  Arnaiz (56)
Titular
Santomé 【】Cillessen
Escribano 【】Semedo
Juanfra 【】Mascherano (c)
Orfila 【】Vermaelen
Álex 【】Digne
Mateos 【】André Gomes
Nadjib 【】Aleñá
Jordan 【】Denis
Elady 【】Deulofeu
Llorente 【】Alcácer
Molinero 【】Arnaiz
Cambios
Llorente→ David Sánchez (60) Aleñá→【】Rakitic (76)
Molinero→ Chamorro (60) Deulofeu→【】Sergi Roberto (76)
Mateos→ Armando (76) Digne→【】Cucurella (83)
Entrenadores
Manolo Sanlúcar 【】Ernesto Valverde
Arbitro
José Luis Munuera Montero (andaluz)
Tarjetas
Nadjib (49)  
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 1 1 Tarjetas Amarillas 0 0 0
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
5 4 9 (3) Tiros a puerta 17 (8) 12 5
      Ocasiones de Gol      
0 2 2 Corners 13 4 9
0 0 0 Fueras de juegos 0 0 0
4 3 7 Faltas 9 4 5
    355 pases 574    
    38% Posesion del Balon 62%    
Formación

アルダ、デンベレ、ラフィーニャ、アルバ、アレイシが負傷中。テル・ステーゲン、ブスケツ、イニエスタ、スアレス、メッシ、パウリーニョ、ウンティティが監督判断で招集外。ピケ、ラキティッチ、セルジ・ロベルト、オルトラ、ククレヤがベンチスタート。

セグンダBの不調チームが相手につき、大幅なローテーションを実施。シレセン、ベルマーレンが今季初出場。バルサBからはアラニャーとこれがトップデビューのアルナイスが先発。

交代は終盤。76分にアラニャーとデウロフェウがベンチに退き、ラキティッチとセルジ・ロベルトが締め。最後はディニェに替えて、トップデビューのククレヤが登場。

Titular Final
Goles
  Alcácer (44)
  Deulofeu (53)
  Arnaiz (56)
Reporte
 

2017/18シーズンのコパ初戦。主力の大半を休ませ、国王杯メンバーで臨んだバルセロナがムルシアに0-3で先勝し、勝負をほぼ決着させた。得点はアルカセルデウロフェウ、そしてこれがトップデビューとなるアルナイスで、前半の終わりから後半の立ち上がりにかけて一気攻勢。消化試合となった1ヶ月後のカンプノウ対決も、カンテラーノたちの出番となるだろう。

ローテーション

メンバーを大幅に入れ替えたことで、ヌエバ・コンドミナでのバルセロナは滑らかさを欠いていた。地元のレアル・ムルシアは自陣に引き、スペースを潰してカウンター攻撃のチャンスを待つ戦術を選択。守備網を打ち破るべくデウロフェウが右サイドで奮闘するも、その多くはCKを得るに終わっている(前半だけで9回)。ちょっと焦りすぎたか。

そのCKの1つではトーマス・ベルマーレン(今季初出場)があと一歩でゴールの場面を作っていたので(21分)、これが決まっていればまた違っていたが。

トップデビューを先発で飾った注目のホセ・アルナイスは前半は元気がなく、普段バルサBで見せているような思い切りが感じられなかった。

バルセロナで良かった1人は、左サイドを休みなく上下していたディニェだ。黙々と必要とされる仕事をこなす左ラテラル。ジョルディ・アルバが復帰しても、もっと競わせてほしいパフォーマンス。チャンスメイクを担ったカルラス・アラニャーの出来映えもまずまずだった。

ムルシアの狙い通り、彼らはカウンターから何度か得点に近づいている(セメドの背後を狙われた)。一番のピンチは27分、スピードのあるエラディに裏を取られ、対応したベルマーレンがかわされた場面。これはジョレンテがシュートを高くふかしたことで失点とはならなかった。

デウロフェウからアルカセル

ハーフタイム前はバルサの好機が続いた。40分にはデウロフェウのセンタリングにニアのパコ・アルカセルが頭で合わせるも、鋭いシュートはGKサントネがセーブ、弾かれたボールに合わせたデニスのシュートは枠を外した。

バルサ待望の先制点は、同じペアから生まれている。44分、デウロが今度はやや低い位置から上げたクロスに、DFに競り勝ったアルカセルが頭で合わせると、ふんわりしたボールがネットへ。パコはエリア中央のこういうプレーが上手だ。

両翼の2得点で勝負あり

1点をリードして後半を迎えたバルセロナは、一気に勝負を付けにかかった。0-2のゴールを決めたのはデウロフェウだった。53分、アラニャーからボールを受けた金髪のエストレーモは右から中央へとドリブルを開始し、ぐいぐい切れ込むと最後は角度のない位置からGKの足元を抜いてゴーーール!ど派手な個人技の得点。

このゴールでバルサは気持ちが楽になり、ホセ・アルナイスも大胆に変化した。55分、速攻でデニスからボールを受けたアルナイスは、エリア際から強烈な右足シュートを右ポスト横に突き刺して0-3!右足アウトサイドでトラップし、さらに右足で3度タッチしてからのシュートだが、振り抜く速度が速い。GKもシュートの速さに度肝を抜かれたといった様子だった。

アルナイスはその後、ペナルティエリア内のルーレットでDFを抜く個人技も披露。惜しくもシュートはGKに止められたが、才能のほとばしりは感じられた。大いに楽しみな若者だ。試合終盤にはマルク・ククレヤも公式戦デビュー。アウェーゴールを3つも奪って先勝したことで、カンプノウでの第2戦もカンテラ祭りになるだろう。楽しみ。

 

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