4試合勝ちなく、降格ゾーンまで勝点3
引き分け(2-2)、引き分け(1-1)、引き分け(1-1)で“引き分けキング”のあだ名を受け、ようやく引き分けずに終わったかと思えば、地元で0-2の黒星。これはどのチームのことでしょう。答えはそう、バルサBです。順位だけ見ればなんとか全22チーム中の14位を保っていますが、降格ゾーンまでの勝点差はわずか「3」。この流れはマズいです。
ミニエスタディで取りこぼす
リーガ・エスパニョーラのセグンダ・ディビシオン(2部)。そこは華麗なフットボルではなく、激しい格闘が日々繰り広げられている戦場です。セグンダBでの戦いを勝ち抜き、セグンダAに昇格したバルサBですが、猛者たちが集うこの舞台は若い子たちには厳しく・・・ セグンダの洗礼を受け、意気をくじかれている3分1敗です。
ジェラール・若大将・ロペスが率いるバルサBはここまでの14試合を、3勝7分け4敗(勝点16)、得点16・失点17できています。
本拠地ミニエスタディでの成績は2勝2分3敗(勝点8)、アウェイでの成績は1勝5分け1敗(同8)。注目すべきは敵地での1勝より、地元での3敗です。これは勿体ない。
地元で得た勝点がバルサより少ないのはナスティック、セビージャ・アトレティコ、コルドバの3チームしかないらしく、これら3チームはいずれも下位に低迷(18位、21位、22位)。やはりカサで勝点を重ねることがリーグ戦では不可欠です。
少ない観客、重なる怪我人・・・
バルサのフィリアル(Bチーム)は何故ミニエスタディで取りこぼすのか?観客数がほとんど2,000人を超えない状況では相手チームに圧力をかけられないとSPORTは指摘します。
その他、SPORTがバルサBのピンチの理由として挙げているのが、
●トップデビューしてメディアに称えられ、戻ったバルサBで現実と出会う。大きな責任を課され、求められる以上のことをしようとしてしまう
●怪我人が多くてメンバーが固まらず、毎回出場しているカルラス・アラニャーも、試合ごとにポジションを変えざるを得ない
●審判の判定もハンデキャップになっている(与えたPK4に対し、もらった回数は0)、スタジアムによる審判への圧力もない
などなど。
指揮官ジェラール・ロペスの采配がひどい、という理由がまだないのは意外ですが、なにせもう失敗のできる余裕がないため、若大将の進退問題に発展する日も遠くないかもしれません。ここからはラーヨ、アルメリア、スポルティングといった元プリメーラのクラブと続々対戦ですし・・・ でもふんばれ!ファイト!
このニュースのまとめ
- ・本拠地で勝てないバルサB、観客席はガラ空きで無理もない。怪我人が多く定まらないメンバー
- ・降格ゾーンまでの勝点差は「3」
- ・若いチームにセグンダは厳しい
コメント
この分だと今季のアルナイスのデビューの可能性もなくなりますね。