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【チェルシー戦】イニエスタ、間に合う。あとは先発とリスクとの天秤

先の重要な試合を戦うには、この試合に勝たねばならないジレンマ

一時は間に合わないだろうと思われていたアンドレス・イニエスタが昨日、クラブ医療部から完治診断を受けたことは、エルネスト・バルベルデとバルセロニスタにとって朗報です。

ドン・アンドレスがいるといないとでは、バルサのボール保持力・展開力・リズムに大きな差が出る。
もしこれが決勝戦であれば、迷うことなく監督はカピタンを先発起用するでしょう。

しかしこのチェルシー戦はコンペティションの生き残りの懸かった大一番とはいえ、“決勝戦ではない”。
もっと重要な試合は、この先に待っているのです。
でも勝ち抜けなければ、チャンピオンズでそのもっと重要な試合をプレーすることができない・・・。
ジレンマ。

バルベルデは「リスクを判断しなければならない」

エルネスト・バルベルデはチェルシー戦@カンプノウの前日会見で、イニエスタについて訊ねられると、リスクの度合いを評価して決断しなければならないと述べています。

「イニエスタと一緒に、どうするか見ていく。表か裏か、の試合ではリスクを取ることもありえる。あとはそれが非常に大きいかどうかだ。見ていこう。イニエスタは昨日、問題なくトレーニングの大部分をこなしている。彼の状態を見て、決断するよ」

「これは非常に重要な試合とはいえ、(状態は)100%でなければならない。この種の試合では、選手はプレーをしたいものだけれど、リスクを判断しないといけないんだ。これは多くのことが決まる重要な試合だ。しかし100%でなければならない試合でもある」

100%であること」を何度も強調しているチングリさん。
ギリギリで間に合ったイニエスタが100%であるはずはなく、指揮官がどういう決断をするか注目です。

イニエスタが万全であれば、リーガの天王山だったアトレティコ・マドリー戦の面子が有力ですが・・・

守備優先か、攻撃的にいくか

チャンピオンズなのでコウチーニョが使えない。
ならば、ここにウスマン・デンベレを持ってくるのか、フィジカル重視でパウリーニョなのか。
パウパウは、先週末のマラガ戦での左インテリオールのほうが好印象で、後半にイニエスタと交代で入れてはどうかと思うところですが・・・ バルベルデパウリーニョを右の4-4-2を選びそうです。

チェルシーのサイドアタックにセルジ・ロベルトパウリーニョで対応するか、デンベレの存在を攻撃への抑止力にするか。チェルシーのカウンターにパウで備えるか、モスキートの突破で青組の守備組織を広げるか・・・

このニュースのまとめ

  • ・イニエスタがチェルシー戦に間に合った
  • ・バルベルデは「リスク判断が必要」と起用法は明言せず
  • ・手堅くパウリーニョか、デンベレの突破力か

 

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