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マッチデータ|チャンピオンズ1/8 final 第2戦 バルサ 3-0 チェルシー

Champions League
1/8 final, vuelta

レオ・メッシがまたもや偉大さを示し、導かれたバルサがチェルシーに3-0の快勝。11年連続となるチャンピオンズ1/4ファイナル進出を決めた。メッシクルトワの股を抜く2ゴールでチャンピオンズ通算100ゴールを達成。デンベレのバルサ初得点もレオのアシストだった。メッシ劇場。一丸となっての守備もよかった。

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試合のトピックス

●いつものこととはいえ、レオ・メッシ神がかっていた。開始3分、最初のチャンスでいきなりティボ・クルトワの長~~い脚の間を抜くシュートで先制すると、20分にはデンベレの得点をアシスト。63分にも速攻からネットを揺らしてチェルシーの希望を消し去った。

キックオフからわずか127秒での先制弾は、狭いスペースをルイス・スアレスとの連携で破ってからの、角度のない位置からの意表を突く右足弾。クルトワはセンタリングを意識していたことだろう。この得点にはデンベレも関与した。

実はこのゴール、テル・ステーゲンを除く全選手を経由して生まれたとのこと。右サイドでのセルジ・ロベルトのスローインから始まり、左のジョルディ・アルバを経由して再び右に戻り、最後はメッシデンベレアロンソスアレスメッシ

●対チェルシーで8試合もゴールを奪えなかったのがウソのような、メッシの2試合・3ゴール。今回の2得点はどちらもクルトワの股を抜くゴールなのがエグい。クルトワにとってはトラウマ級のショックかも。

メッシはこの夜の2ゴールによってチャンピオンズ通算100ゴールを達成。第3子が誕生した直後の試合で、チェルシー相手に2点決めての達成なのがすごい(NO.98、99、100が対チェルシー)。

100ゴールを超えているのは白組の色男だけ。ちなみに 1/8ファイナルでの24得点は、ロナウドよりも4つ多い。

ウスマン・デンベレの嬉しいバルサ初得点も、レオ・メッシのアシストによる。ピッチ中央でセスクからボールを奪ったメッシが魔法のごときドリブルでするりするりと敵陣深く侵入し、後方から猛ダッシュしてきたデンベレへと横パス。スアレスが注意を引き付けたことでフリーだった“モスキート”は、思い切りのよいシュートをネットに突き刺した。

この夜のデンベレは伸び伸びとプレーしていた。徐々に自信を付けているのは表情からも察せられ、この得点でさらに適応は進むだろう。攻撃面だけでなく、守りに追われた後半はマルコス・アロンソの決定機をペナルティエリア内で阻止する場面も。グッジョブ。

●チェルシーもカウンターからチャンスを作っていたが、フィニッシュに精度を欠いた。前半終了間際のマルコス・アロンソのFKなど、ゴール枠を叩くこと二度。シュート数は8対14で上回り、決定機も5対5のチェルシーだが、枠内シュートでは7対3とバルサが勝った。

●後半はチェルシーが優勢だった。バルサは基本的に守勢。頼もしかったのは、攻め込まれても慌てることなく対処していたことで、特にジェラール・ピケサムエル・ウンティティの奮闘が目立っていた。ジョルディ・アルバも脚が痙攣するほど走った。

●バルサが主導権を握れなかったのは、セルヒオ・ブスケツ負傷の影響もあった。ジルーとの競り合いで右足を踏まれ傷んだ俺たちのセルヒオは、61分にアンドレ・ゴメスと交代でベンチへ。パウリーニョラキティッチのドブレピボーテでその後はしのいだ。

苦悩を告白していたゴメスには、交代出場時だけでなく、ボールを触るたびにスタンドから大きな拍手が送られた。前日会見でのセルヒオ・ブスケツによるサポート要請も効いた様子。あとはゴメスがこのサポートにピッチで応えられれば。

●チームが苦しい状況に現れ、チェルシーの希望を消したのが大エースのメッシだった。63分、ジョルディ・アルバがボールを奪ってからの速攻で、最後はスアレスからボールを受けたD10Sがエリア内へと切れ込み、ニアポスト前のクルトワの股を抜いて3-0。異次元。ゴメスも上手く相手DFを引き付けていた。

●3-0となってからはチェルシーの勢いはなくなり、フィエスタモード。
途中出場のペドロ・ロドリゲスは、温かい拍手で迎えられた。

●選手入場前、カンプノウのゴール裏に「GOD SAVE THE KING」の巨大バナー
入場者数97,183人は今季最高の入り。

●FCバルセロナのチャンピオンズ1/4ファイナル進出は11年連続。

FC Barcelona Chelsea
3 0
14 de Marzo – Miercoles 20:45 h
Camp Nou
: 97,183
Goles
Messi (3)  
Dembélé (20)  
Messi (63)  
Titular
Ter Stegen【7】 Courtois
Sergi Roberto【7】 Azpilicueta
Piqué【7】 Christinsen
Umtiti【8】 Rüdiger
Jordi Alba【7】 Moses
Busquets【7】 Kanté
Rakitic【7】 Cesc Fábregas
Iniesta (c)【7】 Marcos Alonso
Dembélé【7+】 Willian
Messi【9】 Hazard
Suárez【7】 Giroud
Cambios
Iniesta→ Paulinho【6】(56) Moses→ Zappacosta (67)
Busquets→ André Gomes【6】(61) Giroud→ Morata (67)
Dembélé→ Aleix【6】(67) Hazard→ Pedro (82)
Entrenadores
Ernesto Valverde【7】 Antonio Conte
Arbitro
Damir Skomina (eslovenia)
Tarjetas
Sergi Roberto (22) Willian (45)
  Giroud (49)
  Marcos Alonso (75)
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
1 0 1

Tarjetas Amarillas

3 2 1
0 0 0

Tarjetas Rojas

0 0 0
4 4 8 (7)

Tiros a puerta

14 (3) 8 6
2 3 5

Ocasiones de Gol

5 1 4
1 3 4

Corners

6 5 1
1 0 1

Fueras de juegos

6 3 3
7 9 16

Faltas

17 9 8
368 229 597

pases

471 257 214
59%   53% Posesion del Balon 47%   41%
Formación

セメド、デニスが負傷欠場。コウチーニョは登録不可。
ミナが監督判断で招集外。
シレセン、パウリーニョ、アルカセル、ディニェ、アンドレ・ゴメス、アレイシ、ベルマーレンがベンチスタート。

ほぼ予想どおりの先発イレブン。回復が間に合ったイニエスタが先発。注目された中盤の右サイドはデンベレが起用された。ボール保持時はスアレスとデンベレが幅広く位置を取り、メッシが偽プンタの3トップに。

交代はわりと早い時間帯に3人連続して。
まず負傷明けのイニエスタがベンチに下がり、パウリーニョで防御力アップを狙う。
2人目は足を痛めたブスケツ(交代を要求)に替えてアンドレ・ゴメス。パウが中央へ移動した(本格的に4-4-2へ)。
3人目はデンベレからアレイシへ。

Titular Final
Goles
Messi (3)  
Dembélé (20)  
Messi (63)  
Reporte
 

 

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