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アルトゥールは夏加入へ!

グレミオとバルサが新たな条件で基本合意したと各紙

FCバルセロナとグレミオ・デ・ポルトアレグレがアルトゥール・メロの夏移籍で合意した、とのニュースをスペインメディアが伝えています。公式発表は7月1日を待て!とのことですが、複数メディアが報じていることなので、間違いはなさそう。バルサのアルトゥール誕生間近です。

3月からバルサの状況が変化

バルサとグレミオは今年3月、セントロカンピスタの2019年1月移籍で合意していました。
移籍金は固定額が3,000万ユーロ変動額が900万ユーロ
うち400万ユーロがすでに頭金として支払済みといわれています。

冬移籍でよしとしたのは、グレミオが連覇を狙うリベルタドーレス杯にアルトゥールを起用したかったことと、合意した3月当初はまだアンドレス・イニエスタの去就は不明だったから。クラブもファンも、あと1シーズンはカピタンが残るだろうと思っていました。

しかしイニエスタは4月末に退団を発表、さらにカルラス・アラニャーが太ももに全治3ヶ月半の傷を負いプレシーズンに参加できなくなり。アルトゥール加入前倒し論が盛んになっていました。

補償金の支払い、あるやなしや

ただ、グレミオは当初、この前倒しに否定的でした。それを軟化させたのがアルトゥール自身による移籍志願で、代理人たちの働きもあり、グレミオの首脳さんたちが交渉の席に着いてくれたそうです(SPORT紙)。

そして今週火曜日にバルサのブラジル担当交渉人、アンディ・クリーが基本合意を取り付けたと。

彼らに前倒しを納得してもらうには、金銭的な補償が必要になるだろうと見られていたのですが・・・ ここはメディアによって情報が異なっていて、

○ MD「この前倒しによる追加支払いはなし。ただし、3月の合意では分割払いだったところを、現金一括のとっぱらいにすることが効いて交渉が一気に進んだ」
○SPORT「予想されていたとおりにグレミオは補償を求めていて、それは300万ユーロほどになる。バルサからの対案はまだ提出されていない」

さて、どっちの情報力が勝つでしょうか。

公式発表は7月1日以降

なんにせよ、アルトゥールのバルサ夏加入が決定へと向かっています。

しかしこのオペレーションは2018/19シーズンの会計に回したいので今月中の発表は行われず、契約解除金の支払いで引き抜くセビージャのクレマン・ラングレと同じく、7月1日以降に発表となるようです。

グレミオのプレシーズンは来週始まるそうなので、アルトゥールはひとまずあちらでトレーニングをし、購入オプションの行使(7月15日が期限)が発表された後、バルベルデチームに加わる見込み。バルサのプレシーズンは7月11日に開始です。

弾き出されるジェリー・ミナ

そしてまたまたブラジル国籍人が加わったことで、EU圏外選手は合計4名となり(コウチーニョパウリーニョジェリー・ミナアルトゥール)、長身コロンビアーノがあおりを受けて弾き出されるでしょう。

年内にコウチーニョのEUパスポートが取れる計画なので(現在ポルトガル国籍を申請中)、半年間のレンタルになるかもしれません。

コウチーニョ、ポルトガル国籍申請へ
フィリペ・コウチーニョがポルトガル国籍を取得し、バルサのコムニタリオ(EU)外選手枠をひとつ空けることになるだろう、と2月13日のMD(ムンドデポルティボ)紙が伝えています。

このニュースのまとめ

  • ・バルサとグレミオがアルトゥールの夏移籍で合意したと報道
  • ・公式発表は7月1日以降、合流は11日?
  • ・ジェリー・ミナが弾き出される

 

コメント

  1. レト より:

    夏加入なら戦力としての計算もギリギリ出来そうですね。
    あとは本人の適応力次第です。

    アルゼンチン代表はトーナメント進出の希望が生まれたので
    最低限の意地を見せつけて欲しいと思います。