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セルジ・ロベルトの中盤復帰案

アビダルの最初の決断のひとつが、セルジの再コンバートらしい

担当者が代われば、プランニングも修正される。エリック・アビダルがセクレタリオ・テクニコ(強化技術部長)に就任したことでどういう変化が現れているのか、各紙がそれぞれに記事にし始めているのですが、そのなかでも「おっ」と思ったのはセルジ・ロベルトの中盤起用です。

MDはアレクサンドル・ゴロビン推し

我らのセルジアビダルが再び中盤として起用したがっている、と伝えているのは6月27日付のSPORT紙です。

ライバル紙のMDが報じるアビダル到来による変化は、フレンキー・デ・ヨング(21)獲得を前倒しすることなく当初の予定どおりに2019年夏にして、今夏はCSKAの攻撃的中盤アレクサンドル・ゴロビン(22)を検討しているというもの。

これはスペインが日曜日にロシアと対戦することに合わせた話題かもしれないので、月曜以降も続報があるかどうかで判断します。

市場にいない・・・なら自家産でいこう

アントワン・グリースマンにフラれたことで、この夏は中盤補強に舵を切るらしいバルサ。狙うセントロカンピスタに求められる条件は、“バルサのDNA”を持っていることです。

ただしこの“DNA”を備えた選手は希少・・・ ならば完璧に備わっているセルジ・ロベルトを再コンバートすればいいじゃないという話で、エルネスト・バルベルデの賛同を得たエリック・アビダルは、もうすでにセルジ・ロベルトとこの件について話をしている模様です。

一年前 マルコ・ベラッティを獲れなければ終わりだ、みたいな雰囲気だったことに比べれば、この考えはずいぶん冷静でまともに思えます。

セルジ・ロベルトのインテリオールをもう一度試してほしいと願うバルセロニスタは多いでしょうし、本職の中盤で勝負できることにセルジ・ロベルト本人も燃えているはず。

セルジチャビイニエスタからバルサ・インテリオールの系譜を引き継ぎ、次世代のアレックス・コジャドモンチュにバトンを渡していくことがバルサというクラブの使命ですから、セルジも来季バルサBへ上がってくるフベニール(ユース)たちも、是非成功をつかみ取ってほしいです。

右ラテラルの補強

そしてもしセルジ・ロベルトが中盤へ戻るとなると、どうにかしなければならないのは空席が生じる右ラテラルです。

2シーズン目を迎えるネルソン・セメドがいよいよ開花する、そう信頼するとして、そのセメドを補う選手を連れてこなければならない。残念ながら、バルサBの降格に伴い退団するであろうセルジ・パレンシアを上げる、との報道はありません。

SPORTによると、バルサが探すのは ●若くて ●でも一部リーグの経験がありバルサで求められるレベルにある、右ラテラル。とても都合のよい条件ですが、即戦力ではなく近い将来からの末永い活躍を期待するそうです。

アビダルが強化担当なので、狙うのはやっぱりフランス市場と。
具体的な名前はまったく挙がっていませんが、まずはセルジ・ロベルトの再コンバートありきの話なので、そちらの行方を見てからになるでしょうか。

ちなみにカンテラでは超攻撃的な逸材、マテウ・モレイ(18)が来季からバルサBに入る。
あと2-3年後にはマテでいければ、との期待はあります。

このニュースのまとめ

  • ・新強化部長アビダルがセルジ・ロベルトの中盤起用を考えているという
  • ・市場に適した選択肢なく、カンテラーノに賭けるのが良い
  • ・その場合は右ラテラルの補強が必要

 

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