新加入の4選手が、今宵カンプノウデビューする
ジョアン・ガンペル杯(トロフェウ・ジョアン・ガンペル)は本来、クラブがそのシーズンの新スカッド・新入団選手をバルサファンに披露するためのお祭りです。
スーペルコパ・デ・エスパーニャがその前に組み込まれてしまい、お披露目の意味が薄れる年もよくあるのですが、ボカ・ジュニオールズをゲストに迎える2018年はスーペルコパがモロッコでの1試合勝負だったことで、ガンペル杯がガンペル杯らしさを取り戻している。
アルトゥール、レングレ、マルコム、それにアルトゥロ・ビダルと楽しみな新加入選手が4人いて、バルサBからリキ・プッチとミランダが参加することであろうが、クレの観戦意欲を高めています。
キックオフが18時15分と早めのため、子ども連れの家族がたくさんの穏やかな雰囲気になるでしょう。
ガンペル杯を手にポーズを取る、今夜の主役たる4人のデビュタンテたち。
ちょこっと指を添えるだけのキング・アルトゥロ、想像よりも控えめなタイプ?
リーガ開幕前の最終テスト
このガンペル杯はまた、いよいよ今日から3日後に開幕するラ・リーガ(バルサはカンプノウでのアラベス戦)に向けた最後の調整でもあります。
チーム状況としましては、昨日グループ練習に一部復帰したデニス・スアレスとカルラス・アラニャー以外の全員が起用可能。バルサBのファン・ミランダ、リキ・プッチも引き続きトップチームのトレーニングに呼ばれています。
先発組と控え組の差をなくすことを目指して行われているこの夏の補強活動、その最初の成果をファンに披露する機会。
レギュレーションによって11人を交代させることが可能につき、前/後半でメンバーは総入れ替えとなるでしょうが、リーガ開幕を前にバルベルデが起用可能な22人をどう組み合わせてくるか楽しみなところです。
レオ・メッシが鮮烈な印象を残した2005年のガンペル杯のように、新星の登場なるか。
そのメッシも今年から第一カピタンですから、感慨深いものがあります。
カンプノウ初のVAR
今回のガンペル杯vsボカ・ジュニオールズ戦は、カンプノウでのVARデビュー試合となります。
タンジェ(モロッコ)で開催されたスーペルコパ・デ・エスパーニャ(対セビージャ)にてスペインで初実施され、パブロ・サラビアの先制点の場面でさっそく昨機能したVARシステム。
今年からラ・リーガでもVARが運用されることもあり、ボカ戦を担当するのは例年のようにカタルーニャ協会の審判ではなく、中央から派遣されるウンディアノ・マジェンコです。
このニュースのまとめ
- ・伝統的ガンペル杯らしい、今年のガンペル杯
- ・主役は4人の新加入選手たちと、2人のカンテラーノ(ミランダとプッチ)
- ・ラ・リーガ開幕まであと3日
- ・カンプノウでの初VAR
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