第4節で首位確定すれば、なにかと助かる
FCバルセロナは今日(日本時間 明日未明)インテル・デ・ミラノとのチャンピオンズ第4節をプレーします。場所はミラノのジュゼッペ・メアッツァ。前回訪問は2010年の準決勝、アイスランドの火山が噴火して空港が閉鎖となり、バスで陸路を14時間かけていった場所です。
今節のバルサの目標は、グループステージの勝ち抜けを決めてしまうこと。ここまで3連勝のバルサは引き分ければ1/8 final(準準々決勝)進出が、勝てばグループBの首位が数字的に確定します。
くじ運の悪いバルセロナは、首位通過のうま味を感じることが滅多にないですが・・・ 今年こそはと期待してここで首位を決めてしまうことで、以後のやり繰りが楽になるのは大きい。年内はラ・リーガに専念できる環境を作ってしまいましょう。
残り2試合を“手続き”にすることで、カンテラーノたちにチャンピオンズ経験を積ませることもできる。アンドレス・イニエスタがデビューしたのもそんな試合でしたしね。
メッシはベンチスタートか
試合を前に、注目を独り占めしているのがレオ・メッシです。
腕の骨折から早くも回復したギガクラックが出場登録18人に入るのは確実として、どこから出場してくるのか。先発イレブンなのか、ベンチスタートなのか。
・切迫したチーム状況ではないので、無用なリスクは冒さないだろう。
・出たがりのレオなので、先発してくるんじゃないか。
昨シーズンはユベントス戦でベンチスタートしているメッシですし、さすがに先発はないと予想します。状況はそこまで切迫してなく、メッシの場合はベンチにいるだけでも相手チームへの圧力になりますしね。
対するインテル・デ・ミラノは勝てば9ポイントでバルサに並び、グループの首位通過も見えてきますから、かなり気合を入れて臨んでくるでしょう。ルチアーノ・スパレッティさんが、なにを仕掛けてくるか。ナインゴラン・・・ やらかしてくれるなよ。
メッシ不在で4連勝
もしレオ・メッシが控えメンバーになった場合、彼のポジションに入るのはこれまでどおりにラフィーニャなのか。保守的なエルネスト・バルベルデは、メンバーを繰り返してきそうです。
しかしセルジ・ロベルトを前に出すなりして、最近いいパフォーマンスを見せてるアルトゥロ・ビダル先発起用もあるかもしれない。良い仕事に報いる意味もありますし、4年間ユベントスに所属していたことからカルチョの経験が豊富な点に期待する意味もあります。
点取り屋の感覚を取り戻したルイス・スアレスが今夜もチームを引っ張ってくれるとして、もう一人、一歩前に進み出てほしいのはフィリペ・コウチーニョです。
メッシが欠場した4試合。うち3つに出場したコウチーニョはエル・クラシコで先制点をマークするなど、まずまずの活躍をしているのですが、もう一声ほしい。欧州で初めて所属した古巣を相手に、もっと暴れてほしいです。
試合の前日会見にバルサ選手代表として登場したセルジ・ロベルトは、メッシの怪我について「ビックリしたよ。彼はチームで一番重要で、世界最高の選手だから」と述べています。チームはそのショックを乗り越え4連勝でやってきた。サンシーロでのインテル戦で今一度、メッシ抜きでええ試合をしましょうや!
このニュースのまとめ
- ・バルサは引き分けで 1/8 final 進出決定、勝てばBグループ首位確保
- ・メッシは少なくともベンチに入るだろう
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