今夜のコパ、そしてデルビを挿んでの消化試合トッテナム戦よ、カンテラ祭りとなれ
カルラス・アラニャーの夢・目標がまた一つ現実となりました。ヒザ靱帯の負傷によって長期欠場となったラフィーニャの穴を埋めるために、アラニャーがトップチーム登録されたのです。これで彼は正式にバルベルデチームの一員になり、背番号も晴れてトップチームの「21」へと変更です。
アラニャーはこれまでトップチームとトレーニングを行い、試合にも起用されていました。しかし登録はバルサBのままだった。昨季最終戦で負傷し、プレシーズンに出遅れたため、フィリアル(Bチーム)の試合に出てフォームを上げる必要があったからです。
(※日本のプロ野球とは異なり、トップチーム登録されるとBチームで公式戦出場できない)
コパを前に、登録を前倒し
2019年1月にトップチーム選手になることがすでに確定事項で、最近はずっとメッシたちと活動を共にしてきたアラニャーですから、ラファの怪我で登録が1ヶ月前倒しされたからといって、なにが大きく変わるわけでもありません。
このタイミングでの登録は、「フィリアルの選手は同時に4人までしかピッチに立てない」とする国王杯のレギュレーションに合わせたものでしょう。アラニャーがトップ登録になれば、あと4人カンテラーノを起用できる。
バルサは今夜(日本時間-明日未明)、クルトゥラル・レオネサとの国王杯 1/16 final 第2戦が控えています。
エルネスト・バルベルデはこの試合の招集リストから、ピケ、ブスケツ、メッシ、アルバら主力を外し、ミランダ、リキ・プッチ、コジャド、オリオル・ブスケツ、チュミ、ギリェムらB選手を招集。
アラニャーの先発起用は間違いなく、チュミとミランダも先発でしょう。オリオルはどうかな・・・?
カンテラーノが主役になれる2試合
ビジャレアル戦にてラ・リーガ初得点を決めた直後で、かつ若手に出番が回ってくるコパ・デル・レイ直前にアラニャーがトップ登録された。これはバルセロニスタの観戦意欲をブーストするには十分な決定です。
そして来週にはさらにもう一つ、若手好きクレが楽しみな試合が控えています。
すでに消化試合となっていて、出場登録してあるBチーム選手なら人数を気にせず起用できるチャンピオンズのトッテナム戦。
全力で勝ちにくるトッテナム相手にバルベルデがベビーバルサで対抗するか、というと無さそうですが、こちらもアラニャーの先発出場は堅いです。
週末のRCDEスタジアムでのエスパニョール戦も、今の感じだと後半からの出場はあるんじゃないですかね。
というわけで、カルラス・アラニャーをたっぷり楽しめそうな、これからの1週間。
彼だけでなく、チュミやファン・ミランダにとっても良いチャンスとなるでしょうから、若手起用に消極的だったバルベルデに勇気を持ってもらうためにも、カンテラーノたちの活躍を期待したいです。
さあピッチへ出て、楽しんでくるんだ!
このニュースのまとめ
- ・カルラス・アラニャーがトップチーム登録され、背番号21に
- ・ラフィーニャの長期離脱をカバーするため
- ・今夜の国王杯クルトゥラル・レオネサ戦での先発は堅い
- ・来週には消化試合となったトッテナム戦も控えてます
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