バルサ一行が東京に到着
バルセロナらしいフットボールをするので、日本のファンに楽しんでほしいと監督
FCバルセロナが2019年夏のツアー最初の目的地、東京へと到着しました。空港で多くのファンに出迎えられた選手たちとエルネスト・バルベルデ、バルトメウ会長らはその後、ホテルでのレセプションイベントに出席。ご機嫌だったらしい監督はツアーについて「日本に足跡を残したい」と抱負を語っています。
バルベルデ「日本でバルサのプレースタイルを示したい」
バルサは明日7月23日(火)に埼玉でチェルシーと、27日(土)には神戸でヴィッセル神戸と親善試合をプレーします。プレシーズンの初戦だけに、出来映えは重要でないのですが、プレゼン会見のエルネスト・バルベルデは日本のファンに是非バルサスタイルのフットボールを満喫してほしいと主張。
「私たちのスタイルを維持する、それが日本での、そしてシーズンを通しての私たちの目的だ。人々がそれを私たちに求めている」
「私たちのファンに、これぞバルサというプレースタイルを見せたい。そのうえで私たちが2つの試合に勝てるなら上々だね」
と語っています。
「日本にはバルサファンが数多くいて、私たちは彼らに幸せであってほしいんだ。距離は離れていても、私たちが彼らの近くにいることを示したい。楽天カップは私たちにとって、日本のファンと近づき、そして自分たちを試す良い機会だ。この2試合は、最初のトレーニング後の選手たちを評価するうえで役立つだろう」
評価。そう、評価。
今回のジャパンツアーは南米組のスター選手たちが不在で、バルサを日常的に追っていないファンの人々にはピンとこない面々かもしれません。では、コアなファンはなにを注目して試合を見るのかと訊ねられたらどう答えよう・・・
フレンキー、グリーズマンら新戦力の新鮮味、あとはレギュラー取りに燃える選手たちの気合でしょうか。
プレシーズンから気合の 5選手
プレシーズン最初の親善試合である楽天カップの2試合は、ジェラール・ピケやセルヒオ・ブスケツなど、先発の座が堅い選手たちにとっては調整です。
ピケなど、馴染みの東京をチームメイトたちに案内してやろうと、むしろそっちを気にしてるんじゃなかろうか。ミッキー社長のお誘いもあるだろうし・・・(違ってたらゴメン)。
主に興行とマーケティング拡大を目的とする日本ツアーにおいて、まず注目は、試合当日を今や遅しと楽しみにしているであろう新加入の選手たちです。
アントワン・グリースマンとフレンキー・デ・ヨング、それにネトの、“バルサで自分の力を示す”ことへの意欲はスカッドに新風を吹き込み、新たなポジション競争がバルサを活性化してくれましょう。
彼らのバルサ初登場の機会が、このジャパンツアーです。
そして、2019/20がバルサでの勝負のシーズンになる選手たち。
- ●ラングレに奪われた左セントラルのレギュラー奪還、捲土重来を期するサムエル・ウンティティ
- ●怪我に泣かされた最初の2年間、もし3年目も同じならドナドナ論が高まりそうなウスマン・デンベレ
- ●トップ昇格して2年目、定着への勝負のシーズンとなるカルラス・アラニャー
- ●デ・リフトのNOにより、第4のセントラルとなるチャンスを手にするジャンクレール・トディボ
- ●もっと試合に出たい、右ラテラルの先発になりたいと野心を燃やすネルソン・セメド
このあたりの選手たちは、アラニャー以外はこの夏も周辺がざわついた面々ですから、他の選手たちよりも早くから勝負を仕掛けて行くと予想します。バルベルデの“評価”が欲しい選手たちです。
愛されアラニャーにしても、フレンキー・デ・ヨングの加入は大いなる刺激となっていることでしょう。後列にはリキ・プッチも控えていますし。
ということでまとめますと、フレンキー・デ・ヨングに大注目してます^^(結局ここ 笑)
安部くんや、今季が勝負となる選手たちも気になりますが、初々しいフレンキーがとにかく楽しみでならない。ぬるっとしたドリブル、ピンポイントのロングパスが見られるかな。
小型自動車みたいな見た目ながら、抜群の度胸でガタイの良い選手に立ち向かっていくリキ・プッチもおすすめです!
火曜日と土曜日が待ち遠しきかな。
楽天カップの2試合はWOWOWで生中継されますよー。
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