英国“ステージ”開始!

セント・ジョージスパークでの5日間が始まる。

時間の経過は早いもので、FCバルセロナのプレシーズンは今日28日(月)から第3週目に突入し、トップチームはいよいよ英国での“ステージ”を開始します。チームルーチョは本日午前にバーミンガムへと降り立ち、夕方から早速トレーニングを開始。金曜日までの5日間で合計9回のトレーニングが予定されており、彼らは鬼教官によってみっちりと基礎体力を鍛えられていることでしょう。ルイス・エンリケによって招集された8人のバルサB選手たちにとっても、ここは絶好のアピールの場。監督が能力を認めれば、そのままトップチームに残っていけるかもしれません。

朝夕のダブルセッションで体力強化

今日から始まる“ステージ”は要するにキャンプのことですが、言い方がカッコ良く感じられるとの一点から^^、こちらでは“ステージ”の呼び名を採用します。“ステージ”の目的はチームコンディションの上昇ゆえ、バルセロナよりも涼しくて静かなところへと行くのが恒例。今回の遠征先はイングランドフットボル連盟の本部があり、先進のスポーツ施設が充実しすぎるほど充実しているというセント・ジョージスパーク(St. George’s Park)です。

チームは28日朝にシウター・エスポルティーバへと集合し、一路バーミンガムへと向かいます。バーミンガム到着は現地時間11時50分の予定で、セント・ジョージスパーク到着後はひと休みし、18時より第1回目のトレーニングセッションの開始です。

英国“ステージ”では先週と同じく朝夕2回のセッションが行われ(10時半と18時半)、金曜日までは鍛錬、食事、休養、鍛錬、食事、休養の繰り返し。土曜朝にバーミンガムを発ってニースに入り、20時45分キックオフのOGCニースとの親善試合後、バルセロナに戻ってくるスケジュールとなっています。シーズンを戦い抜くために重要となる基礎体力を身につけていくことが、ここでの第一目標です。

この“ステージ”での注目の1つは、クラウディオ・ブラボのチーム合流です。チリ代表ポルテーロの加入により、いよいよ本格化する正守護神争い。こちらはきっとシーズンを通して盛り上がっていくことでしょう。

メディカルチェックで不整脈が見付かって以降、個別トレーニングを続けているアドリアーノはバルセロナに残って調整を継続。移籍先が見つからない、との後ろ向きの理由で“ステージ”に招集された(であろう)イブラヒム・アフェライアレックス・ソングは、英国でミスターの評価を変えられるでしょうか。参加を認められた8人のバルサB戦士たち(パトリック、エドガル・イエ、グリマルド、サンペル、ハリロビッチ、ムニル、サンドロ、アダマ)の、トップチーム残留争いからも目が離せません。

「ツアーのない夏を、トレーニングで大いに活用したい」

“ステージ”と今後のプレシーズンの目標等については、ルイス・エンリケ自らバルサTV(公式ウェブ)のなかで次のようにコメントをしています。「最初の目標はフィジカルの強化だよ。(この時期の)フィジカルワークは避けては通れない。ただ、トレーニングの大半はボールを用いて行っているけどね」。この数シーズンのバルサは、春頃になると息切れを起こしていました。それを繰り返さないためには、基礎体力は非常に重要。このフィジカル面の強化こそが、ルーチョが監督に選ばれた大きな理由の1つだと想像します。

消耗するツアーがないことも、ミスターには幸いです。「この夏はツアーのない、例外的なプレシーズンになってるね。だから私たちは、あまり試合を詰め込まなかったんだ。汗を流し、そして試合で起こりうるあらゆる状況を反復するために大いに活用していきたい

8月上旬から3つ連続する親善試合については、ニース戦は「彼らはフランス1部のチームで、カンペオナート開幕が近いから、こちらより本番に近いリズムでプレーするだろう。要求度、刺激ともに大きくなる」ことが、続くナポリ戦は「スペイン化していて、多くの補強をしてスクデットを狙っている」ことがチームのやる気を刺激するだろうと分析。これらの試合を、「良い状態でコンペティション開幕へと臨むように役立てたい。だからどの試合も重要なんだ。成功へと近づくためのメカニズムを見つけていくことも大事だと思うしね」と動機付けしています。

毎年夏になるとアジアかアメリカへと遠征し、各地を回るツアーはPCで見ているだけでも疲れるような気がしますので、1箇所にじっくりと腰を落ち着け、せっせと体力アップに専念する“ステージ”には正直ホッとします。興行による儲けよりもチーム状態向上とのテクニコの要求が優先されたわけで、それは英断といえましょう。実際のところは、レオ・メッシとネイマールが参加しないとなると興行主からのオファー額も低くなり、それなら“ステージ”の方が良いとの判断かもしれないですが。

今の時代、グランデたちは大抵ツアーをしていますし、“ステージ”をしたからタイトルに近づくわけでもないとはいえ、今年は特に地道なトレーニングに期待が持てます。ルーチョの言う、実践の場面を想定した反復練習も効果を発揮しますように。そして好い夏を送ったチームが来年春、たわわに実った果実をたっぷりと収穫しますよう!フォルサーーーー!

 

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