ルーチョバルサのハードな夏

4週間で8試合が待っている。

2015年も早いもので半分が終了。今日からは7月に入り(=新シーズン)、あと2週間が過ぎればバルサのプレシーズンが始まります。そこからはもうのんびりしている時間はなく、北米ツアー、親善試合×4、ガンペル杯、スーペルコパ、UEFAスーパーカップ、リーガ開幕と怒涛のスケジュール(4週間で8試合)。タイトル獲得チームの宿命として、非常にハードな日程となっています。

インターナショナル・チャンピオンズカップ

FCバルセロナの2015/16プレシーズンは7月13日(月)から開始されます。三冠達成祭りに始まった極楽バケーションを終え、この日サンジョアン・デスピのシウター・エスポルティーバに戻ってくるのはコパ・アメリカやU-21ユーロに参加しなかった選手たち。具体的にはモントーヤ、ピケ、ラキティッチ、ブスケツ、ペドロ、イニエスタ、ルイス・スアレス、ラフィーニャ、バルトラ、ドグラス、ジョルディ・アルバ、セルジ・ロベルト、アドリアーノ、ベルマーレン、マテュー、マシップ、アレイシ・ビダル、それにバルサBのサンペール、オルトラ、スアレス(最後の二人はポルテーロ)です。うち何人かは、移籍が決まって退団しているかもしれません(特にモンティ)。

13日(月)はプレシーズン初日恒例のメディカルチェック。翌日からグラウンドでのトレーニング開始です。ちなみに14日(火)にはリーガ2015/16の組み合わせ抽選会が、18日(土)にはクラブの将来を決める会長選挙の投票が行われます。

ルーチョチームは1週間バルセロナで基礎体力作りに精を出し、新会長誕生を見届けた週末からは早速、北米ツアーに出発します。バルサ一行は19日(日)にバルセロナを発ち21日(火)にパサデナ(カリフォルニア州ロサンゼルス近く)のローズボウル・スタジアムでLAギャラクシーとのインターナショナル・チャンピオンズカップの初戦をプレー。その2日後の23日(木)にはネイマールがチームに合流する予定です。

最初の親善試合を終えたチームはサンタクララ(カリフォルニア州サンフランシスコ近く)へと移動し、25日(土)にリーバイ・スタジアムでのマンチェスター・ユナイテッド戦。続いて休む間もなく東海岸へと飛び、28日(火)にはメリーランド州ランドーバーにあるフェデックス・フィールドでのチェルシー戦が待っています。この翌日29日(水)にはダニ・アルベスとテル・ステーゲンがチームに加わります

8月もタイトなスケジュール

8月も忙しいスケジュールが待っています。北米での3試合をこなしたバルセロナは今度は大西洋を渡り、イタリアのフィレンツェへと向かいます。そこで待っているのが2日(日)アルテミオ・フランキでのフィオレンティーナ戦。こちらもまたインターナショナル・チャンピオンズカップの試合だそうです。この試合が終われば、2週間にわたった夏のツアーは終了となって、選手たちは家族の待つバルセロナへと帰郷。ホッとひと息です。

しかし、試合はその後も立て続けにやってきます。数日前、バルサ会長選挙関連の集いでジョゼップ・マリア・バルトメウ全会長が明かしているのですが、8月5日(水)にはカンプノウでの夏のお祭りガンペル杯。こちら、対戦チームはまだ決定していません。その前日、4日(火)にはレオ・メッシ、マスチェラーノ、クラウディオ・ブラボがチームに合流し、メンバーの全員が揃うことになります。

さらに7日(金)か8日(土)にはサン・マメスを訪れてのアスレティック・クラブとのスーペルコパ第一戦。第二戦の日程は、アスレティックにチャンピオンズ予選があるため、まだ確定していません。11日(火)には遠くグルジア(黒海の東岸。南に行けばイラン、イラク)の首都ティビリシへと飛んでUEFAスーパーカップのセビージャ戦。ティビリシといえば2週間ほど前、豪雨で洪水が発生し、冠水した動物園から猛獣たちが多数逃げ出してニュースになった都市です。

そしていよいよ、8月15-16日の週末から2015/16シーズンのリーガ・エスパニョーラが開幕という流れ。ツアー開始からは4週間で8試合をプレーする、なかなかハードな夏であります。参考までに、ツアーのなかった2014年夏はどうだったかと言いますと、7月後半はずっと英国で合宿をして基礎体力作り。8月は親善試合を4つだけこなして24日のリーガ開幕へと臨んでいます。その次の試合も1週間後ですし、だいぶゆとりがある日程でした。

サン・マメスでのスーペルコパ

シーズン最初の公式戦が8月7日(あるいは8日)と早いことで、ルイス・エンリケにとって悩ましいのは、このサン・マメスでのアスレティック戦にどの程度のエネルギーを注いでいくべきか?という点です。対戦相手のアスレティックはバルサよりも11日早い7月2日(木)からプレシーズンを開始するらしく、当然ながらルーチョチームよりもエンジンが温まっている。コパ決勝での雪辱を晴らすためにも、気合を入れてくると予想されます。

一方でバルセロナはツアーから帰って間もなく、エースのレオ・メッシのチーム合流はそのわずか3日ほど前です。メッシがこのスーペルコパ第一戦に出場するとしても、後半(の数分間ほど)となるはず。新年最初のレアル・ソシエダ戦ではベンチスタートとなって気分を損ねたといわれたレオですが、さすがにここは控えOKでしょう。

メッシとは違った意味でルーチョが起用法を迷っていると30日付SPORT紙が伝えるのはネイマールです。ネイと言えば、コパ決勝のアスレティック戦でエチェイタに対してヒールリフトを行い、バスクチームの怒りを買ったのが記憶に新しいですが、サン・マメスがこれによってネイマールに厳しい反応をするのは確実で、場合によってはラフなタックルが彼を襲うことも十分予想できます。ルイス・エンリケはそのあたりも考慮に入れ、メンバーを選らばなければなりません。ペドロの出番ですな!

 

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