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泣ける現状を再確認:スラビア・プラハ戦

スコア以上に残念なフットボールの中身
ピケは少し我慢してくれと言うが、待って改善するものか

レバンテに敗れ、欧州戦でのリアクションを期待されたバルベルデチームが、カンプノウにてスラビア・プラハ相手に(予想どおり)しょっぱい試合をしました。45試合も続いていたという地元での毎試合得点を終わらせる、0-0のエンパテ。完封されたのは相手ポルテーロ Kolar が天晴れだったからとはいえ、内容は改善に遠く、今後どんな結末に向かうのか思うと不安しかありません。

ピケからファンへのメッセージ

カンプノウに批判の指笛が鳴ったスラビア・プラハ戦終了後、最初にメディア応対したのはジェラール・ピケでした。ピッチサイドインタビューに応じたセントラルは、バルサのフットボールが残念な内容だったことは認めつつ、フラストレーションを溜めつつあるファンに次のようなメッセージを送っています。

ちょっとばかりの我慢をお願いするよ。ファンが僕らにもっと多くを期待するし、僕らはそれを理解している。僕らはバルサだからね。プレー内容も解決するために、最大限の努力を続けていく」

「人にはそれぞれの意見がある。僕はここに長くいるから、物事がもっと上手くいくことをファンが期待する時、このタイプの批判があることを知っているさ。僕らはこの状態を望んではいないから、出来るだけ早く解決するようトライしていく。でも僕らは冷静であるべきだよ」

“ちょっとばかりの我慢”。“冷静であるべき”・・・

ちょっとの我慢で改善するのか

ジェラール・ピケとしては、このダメさは一過性のものだと言いたいのでしょう。長いシーズンにはこういう悪い時期もあるものだから、少々我慢して見守ってほしい。そうすれば出来るだけ早いうちに自分たちはパフォーマンスを改善するから、というお願いです。

しかしそんな第3カピタンの言葉も空しく響くほどに、このところのバルサのフットボールはひどいです。マニータしたバジャドリー戦も、メッシ以外はいまいちだった。特にボールを失ってからの反応。
所々で個々のきらめきはあるのですが、チームとしての連動性がない。攻撃では複数選手が絡むことで相手守備陣を混乱させる動きがないですし、守備では敵陣でボールを奪えず、簡単に自陣へと侵入を許してしまう。

中盤でボールをつなぐ術を知らず、セントラルやテル・ステーゲンからの長いボールに活路を見出そうとするのがバルサですかね。
ヘタフェ戦でのステーゲン→スアレスや、エイバル戦でのラングレ→グリーズマンが上手くいってしまったのが逆にマズかったのか。味をしめてしまったのか。あんなのを毎回狙われても困ります。

2、3試合我慢していれば、突如ボールをつなげるようになってくるのでしょうか。連動したプレッシングによって敵陣でボールを回収できるようになるのでしょうか。
効果的なトランジションって、構築するのにどのくらい時間がかかるのだろう。

バルベルデに“バルサのフットボール”を仕込めるのか

スペイン語での“監督”は、英語の maneger つまり管理する人ではなく、entrenador トレーニング・訓練する人と表現します。コーチに近い。選手たちに目指すフットボールを教え、鍛え、仕込むのがエントレナドールです。ステキな呼び方だと思います。

(ちなみにナショナルチームの代表監督は、seleccionador セレクションする人、選考する人)

ではエルネスト・バルベルデに“バルサ本来”のフットボールを訓練し、仕込めるのかというと・・・

一応のクライフチーム出身者として期待もしたのですが、申し訳ないけれど、この現状を立て直せる気がしない。3シーズン目の原点回帰への挑戦をした結果が、このフットボールというのは重いです。選手たちからのクレジット(信用)もガタ落ちでしょう。

じゃあ昨季までの堅実路線で行くのか。限界を露呈したあれで。

嘆き節ばかりで申し訳ないです。
両翼を開いたトリデンテの背後にアルトゥロ・ビダルを置き、その後ろにアルトゥールデ・ヨングの選手配置はまだ可能性を感じましたので、もう一度あれを試してみるのはいかがですかね。。そしてハイプレスができるようどうにかしてほしい。

 

コメント

  1. lamasia1979 より:

    ビダルはあの時あの局面でたまたまうまく嵌まったかもしれません
    ビダル先発の場合はだいたいうまく行ってないですよね
    お世辞にもバルサタイプのMFとは言えないので(獰猛なタックルも…)ビダルには正直賛成できません。
    メッシが活きるのでシステムとしてはありなので、自分はあそこにセルジロベルトがありだと思います

  2. トム より:

    ビダルは元々、細かい事より大きな事って感じで、バルサのパスワークにはあまりハマってないと思います。
    でも運動量と気合と人格で何とかしてしまうパワーもある。
    バルサでは基本的に、スタメンよりスーパーサブって感じのタイプかと。

    中盤プレスがかからないのは、前線プレスとバルベルデ式のDFリトリート方式が噛み合わないからだと思ってます。
    その為に負担がかかるのは中盤で、そこに慣れてないデヨンクを中心に据えてしまったのが、問題の根かと。
    パスワークと万能性からアルトゥールとラキティッチ、守備役としてブスケを主軸にして、フランキーはその全てのローテーション役としてじっくり育てるくらいが良かった。