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バルサ対アトレティコから、観客入りカンプノウとなりそうな

一時は年内は不可能と言われていたが、大幅に短縮される見込み
非常警戒体制が終了した後、人数制限ありでスタジアムに観客が入るだろう

新型コロナウイルスが猛威を振るっていた4月下旬、少なくとも年内はフットボールスタジアムに観客を入れるのは無理だろうと見られていました。しかしラ・リーガ再開が目前に迫った今、6月末にもスペイン全土で無観客開催が解除されるんじゃないかと言われている。バルサはアトレティコ・マドリー戦以後の3試合を、収容人数1/3ながらも、ファンと共にプレーできそうです。

全国一斉に、6月29日から?

スペインでの非常警戒体制が6月21日(土)で終了し、全国的に“ニューノーマル(新常態)”となることを受け、6月29日(月)から国内の全スタジアムにて無観客試合が解除されるかもしれないとラジオ局COPEの番組 El Partidazo が報じています。内閣は昨日、スポーツスタジアムへの観客のアクセス基準を示した模様。
ラ・リーガはスポーツ上級審議会(CSD)が最終決定を下すことになりますが、今の流れだとふつうに承認されるでしょう。

観客を入れての試合開催に関しては、全国一斉解禁が政府の主張です。
スペインは6月9日現在、マドリー州やカタルーニャ州、バレンシア州、カスティージャ・イ・レオン州、カスティージャ・ラ・マンチャ州、セウタ自治都市などが規制解除のフェーズ2にあり、その他全土がより制限の低いフェーズ3にあります。
少し前の日本のように、国内で規制差がある状況です。

で、ラ・リーガのハビエル・テバス会長がフェーズ3の地方はスタジアムに観客を入れても良いんじゃないかとの見解を示したのですが、政府は全国一斉の解禁しか認めなかった。ファンの声援はスポーツの重要な要素につき、地方によって差が出るのは不公平ですから。

コンペティション内での公平性が保証されなければならない。全チームが同じ条件でプレーされるべきだ
サルバドル・イリャ保健相、6月9日

しかしスペイン全土が“新常態”となり、感染予防への保健条件が満たされるならば、CSDは収容人数の1/3の制限付きで観客を入れることを許可する見込みと。その解禁日が6月29日になりそうです。

vs アトレティコ、エスパニョール、オサスナ

この予測が当たった場合、FCバルセロナは6試合が観客ありとなります。うち、本拠地カンプノウで開催されるのは第33節アトレティコ戦(7月1日予定)、第35節エスパニョール戦(8日予定)、そして第37節のオサスナ戦(15日予定)。
第34節ビジャレアル戦、第36節バジャドリー戦、第38節アラベス戦がフエラ(アウェイ)になります。

6月開催の第29節レガネス戦(16日)と第31節アスレティック戦(23日)は、地元クレの援助なしでの戦いです。

ちなみにですが・・・ セティエンバルサが誕生した第20節以降、バルセロナはメスタージャとベルナベウで敗れてまして、敵地で勝ったのはベティス戦だけなんですよね。コパだけれどもサンマメスでも負けていて、チャンピオンズのナポリ戦は引き分け。カンプノウでは5戦全勝です。
無観客の方がアウェイで勝てた、なんてならなきゃいいけど!

プラチナチケットとなるか

スタジアムに入れるファンの割合は、収容定員の1/3となる模様です。カンプノウだと3万人ほど。コパの初戦とか5万人でもガラガラ感が半端ではないのですが、仕方ありますまい。均等に距離を取っての1/3なら、そう少なく感じないかも。

エスタディにクレが入る、それはバルサにとって平常化への大きな一歩です。
同時に悩ましいのが、公平なるチケット販売方法。そのシステムの構築。カンプノウの座席は年間指定席保有ソシオによって埋められていますが、今季は特例として抽選でしょうか。

 

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