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グリーズマン×バルサ会談と言うけれど

アントワンの状況を確認するべく、選手代理人(姉)はクラブとの面談を希望する
先発を外れている理由やバルサの考えを直接確認したいという

アントワン・グリースマンの姉であり代理人を務める Maud 氏が、FCバルセロナに対して早急なる面談の実施を求めたそうです。その目的は、フランス人デランテロの状況を分析するためという。2週間ほど前には「議論の余地のない選手」だったのが控え選手に急変ですから、クラブに直接話を聞きたいのだそうです。

不動の先発から一転、控え選手に

アントワン・グリースマンの状況は、ここへきて大きく変化しています。

ラ・リーガ中断前は、スカッド内で一番起用され続けていた選手だったのが(フィジカルのケアは称賛に値する)、ここ2試合はゲーム終盤になってからの途中出場。必勝だった古巣アトレティコとの大一番は、後半早くにウォームアップを始めながら、アンス・ファティよりも5分遅い90分のピッチインでした。

アトレティコでもフランス代表でも長くチームの中心として責任を負い、果たす立場だったから、そのショックは想像できる。彼の父ちゃんと兄ちゃんは怒りに震え、SNSに不満をぶちまけました。
「グリーズマン・ケース爆発!」と火はめらめらと燃え広がっています。

そして姉で代理人のMaudさんが動いた。
代理人氏はバルセロナを訪れ、仏L’EQUIPE紙によると来週火曜日あたりにバルサと面談をする模様です。

バルサ退団の考えはない

アントワンにバルサ退団の意思はないといいます。
面談の目的は、ここ最近になって彼が先発から外れた理由を明らかにすることと、クラブがグリーズマンをどうしたいのかを確認すること
確認して、それでどうするのか、とは思いますが、契約交渉時の話と違うとあちらが不信感を抱いているのなら、きちんと説明を果たすべきです(適当な約束してそう)。

当然、姉氏からバルサ(バルトメウ会長が直接応対するのか、アビダルなのか)に対しては弟選手の不満、キケ・セティエンの扱いへの不満が伝えられるでしょう。
7月3日版SPORTは、「チーム内での地位が確立していない自分を犠牲にするのが簡単な選択肢だから、控えになったり途中交代されたりするとグリーズマンは考えている」と書いています。

でもですよ、1億2,000万ユーロのスター選手を外すのも騒動必至ですし(実際こうやって騒ぎになっている)、そう簡単ではないでしょう。理事会も獲得責任を問われますから、セティエンにはグリジを使ってほしいのは間違いないです。

とにかく誠意を込めて説明しましょ。

セティエンとの話し合い

なんにせよ、SNSを通じて家族が怒りをぶちまけることで物事は改善しませんから、アントワンは父兄に我慢を求めたことでしょう。今は集中が大事です。

そしてキケ・セティエンがアトレティコ戦終了後の記者会見で述べていた「彼と話をするよ。許しは請わないけれどね」が実行されるのを待つ・・・ というか話し合いは試合翌日・水曜日のトレーニングで行われたと推測されますが、内々のことなので当事者に聞かねば分かりません。

ここまで14ゴールは十分か

MDはグリーズマンのここまでの数字(43試合で12得点4アシスト)に関し、「ネイマールのバルサ初年度(15得点)は今のグリジより1つ多いだけ」「全てにおいてネイより同等以上」としています。

悪くはない、それはそうなんですが、与えているセンセーション(感覚)がどうかというと、全然違う。ブラジルの王子はこれからのバルサで主力になる雰囲気が充ち満ちていましたし、実際に2年目は39ゴール(51試合)なる数字も残したんですよね。

グリーズマンで心配なのは、前線に欠場者の多かったシーズン序盤~中盤の方が活躍をしていた点。
2ヶ月間の隔離生活で十分休養できた、と語っていたリーガ再開後のほうがパッとせず、今に至っているので来季の爆発があるかというと、、、セティエンとの話し合いで活路を見出せばいいんですけれど。

まあ、シーズンはまだ重要な試合が残ってますから、一躍バルセロニズモの英雄になる可能性もあります。 とりあえずは「どうなるか見てみよう」ですな。

 

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