ネイマールのウワサが絶えない中、フットボールに集中するモスキート
グリーズマン到来で気持ちも明るくなっているという
さあいよいよ、ラ・リーガ2019/20の開幕です。先陣を切って登場するのは、大会2連覇中のバルセロナ。大聖堂サン・マメスへと乗り込み、強敵アスレティック・クルブ相手に白星スタートを狙います。
招集リストにおけるニュースは、プレシーズンにふくらはぎを傷めたレオ・メッシが遠征メンバーから外れたこと。大エース不在は残念ですが、予想されたことにつき、SGDトリデンテが十分にその穴を埋めてくれるでしょう。
この記事では特にウスマン・デンベレに注目をしてみます。
勝負の3年目に意欲燃やす
バルサ入団3年目となる今季は、ウスマン・デンベレにとって勝負のシーズンです。
1年目は“1億ユーロルーキー”のプレッシャーもあったでしょう。9月にいきなり大きな怪我をしたかと思えば、復帰してすぐに再び(別の箇所ですが)負傷。2年目は遅刻騒動に始まり、怪我に終わるなど、良いパフォーマンスがあったにせよ不安定さが印象強い一年となりました。
この3年目は、是が非でも自らの価値を示したいところ。持てる潜在能力をフル稼働させ、世界トップクラスのデランテロとして認められたいでしょう。
ネイマール作戦に加えられるのではないか、とクサレとばし記事は今もなおそう言いますが、良心的と感じる現地記事はどれも、今季のデンベレがバルサでの成功に意欲的であると伝えています。
普通に考えれば、ジュゼップ・マリア・バルトメウ会長が二度も「ネイマールよりもデンベレが上」と公言している事実は重く、信頼を示された選手はそれに応えようと決意してシーズンに臨むでしょう。
ネイマール報道にも動揺せず
8月14日のMDは言います。
“バルサはデンベレに売却不可の貼り紙を付けており、若さと才能から見積もって最低でも2億ユーロの価値があるとしている”。そしてその“クラブの考えはバルトメウやエリック・アビダルの口から選手代理人ムッサ・シッソコへと伝えられ、デンベレの迷いを消している”と。
だから“ここ最近のネイマールを巡っての報道を見ても、ウスマンは動揺をしておらず、バルサでの仕事に集中を続けている”のだそうです。
たしかにUSAツアーにおけるナポリとの2試合でもデンベレの動きに迷いは感じませんでしたし、思い切りよくシュートを放ったり、勝負を仕掛けたりと、存分に存在感を出していました。
デンベレはきっと、メッシ、スアレス、グリーズマンの序列に割って入ろうと本気で考えているはず。健全な競争を前線に持ち込み、ダイナミズムを生み出してほしいです。
陽気に生まれ変わったデンボウズ
アントワン・グリースマンはデンベレにとって先発イレブンの競争相手ですが、同時に良き友でもあります。フランス代表合宿の時から仲良さそうにしていた二人、バルサでも本当に相性が良さそう。
グリジ先輩が必要かと疑問視したわたくしですが、デンベレが大きく羽ばたくきっかけになるなら、良かったかと思い始めています。
Griezmann – Dembélé 😂 #fcblive pic.twitter.com/Qi330YbBjX
— Albert Rogé (@albert_roge) August 13, 2019
それはさておき、兄貴がやって来たこともまたウスマンの精神の安定に寄与しているのでしょう、MD紙によると夏に入ってからのデンボウズはこれまで以上にオープンになっていて、笑顔や冗談が増えて陽気に生まれ変わっているというのです。
のし掛かっていた心の重しが取れ、本来の自分を出せるようになってきたということでしょうか。
おそらくはもう寝坊しての遅刻もなくなっているでしょうし、人間的にも成熟し始めているかもしれません。怪我に強くもなって、2019/20がデンベレ覚醒のシーズンになることを期待したいです。
あとはそう、キング・メッシにどれだけ認められ、活かし活かされの関係を作っていけるか。ちょっとドキドキしつつ、大エースとデンベレ、グリーズマンの競演の時を楽しみにしていきましょう。
まずはサン・マメスでの活躍を期待ですな。
(※そしてこういったデンボウズをベンチへと追いやる、ネイマール復帰は反対)
このニュースのまとめ
- ・クラブ上層部はデンベレを評価し、移籍不可としている
- ・クラブや会長が示す信頼により、デンベレはバルサに集中。ネイマール報道にもデンベレは動じていない
- ・グリーズマンの到来も好影響、性格も明るくなった様子
コメント
生まれ変わってなかったデンボウズ。。。
今年は正念場やで。
ただ、バルサにトップで来て成長するとか言われてるやつで成長した選手なんて皆無では。結局活躍する選手は最初からフィットしてるし。