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グリーズマン負傷&リーガに別れ・・・ ミニ休暇返上でチャンピオンズを目指す

バジャドリー戦の前半に大腿四頭筋を傷め、ハーフタイムで交代
周りと合い始めていた矢先だけに痛いが、ナポリ戦とそれに続く欧州戦での活躍に期待

アントワン・グリースマンのラ・リーガ 2019/20 が一足早く終わりました。週末のバジャドリー戦で痛んだ右腿を検査した結果、大腿四頭筋に負傷を確認。クラブは例によって「復帰時期は経過次第」として具体的な欠場期間に触れていませんが、この週末で閉幕するリーガに間に合うことはないでしょう。復帰目標は8月8日のチャンピオンズ・ナポリ戦です。

乗ってきたタイミングで

シーズン最初の怪我が、ここにきて発生してしまった―。この7月までずっとコンディションを維持し、監督に選択肢を提供し続けてきたフランス人クラックですから、このアクシデントは悔しいでしょう。
バジャドリー戦のハーフタイムにおけるナゾの交代は、この怪我が原因でした。

グリーズマンのバルサ初年度はスタイルへの適応や個人突破力に関して疑問符が付きまといましたが、フィジカル面やその管理についてはすばらしいの一言だった。
彼はここまでチーム最多となる公式戦47試合に招集され、こちらも最多となる46試合に出場しています(3,371分はテル・ステーゲンピケメッシに続く4番手)。

なのに、このタイミングで。
それが運気というものなのか、フットボールの神様の意地悪なのかは分かりませんが、MSGトリデンテの一角としてゴールに関与する働きが出来るようになってきた矢先だけに痛いです。ここぞという時の怪我、ありがちといえば、そうなんですけど。

8月8日(土)、対ナポリ

思わぬ怪我によってラ・リーガが強制終了となった今、グリーズマンとスタッフテクニコが目指すのはチャンピオンズ1/8 final での復帰です。バルサは3月から延期されているナポリとの試合が、8月8日(土)にある。
十分に間に合うであろう4週間後ですから、もう頭を切り換え照準を合わせていることでしょう。その先にはもっとタフな戦いも待っています(おそらくバイエルン・ミュンヘン)。

メディア情報によると、キケ・セティエンは今週末のリーガ閉幕後、約3週間の隙間期間を利用し、選手たちにミニバケーションを与える予定だそうです。
6月13日にリーガ再開戦をプレーして以降、6週間にもわたって休みなく11試合を消化してきたチームですから、一度少しスイッチを切って心身のバッテリーを再充電のは大事なことです。

しかしグリーズマンはこれを取らずに、フィジカルトレーナーとのリハビリに励んでいくという(MD)。そもそもグリジ獲得に無理をした主な理由(言い訳)がチャンピオンズ制覇だったわけですから、ラ・リーガが風前の灯火となっている今、クラブが欧州にかける思いも強くなっているでしょう。

彼自身もここまでの成果に満足はしておらず、バルセロニズモや自らが悲願とするタイトルへの挑戦に役立ちたいと願っているのは間違いない。
ありがちなまとめですが、チャンピオンズでの大きな仕事に期待しましょうか。

このニュースのまとめ

  • ・バジャドリー戦前半で負傷、ハーフタイムで交代していたグリーズマン
  • ・検査の結果、右大腿部の大腿四頭筋に怪我を確認
  • ・今季ここまでフル稼働だったが、周りに合い始めた矢先に離脱の不運
  • ・リーガの残り2試合は欠場、8月のチャンピオンズに照準を合わせる

 

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