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期待の新星ペドリ「バルサのトップチームに残ることが目標」

2020/21シーズンからバルサ選手となる17歳の逸材
最初はBチーム契約だが、プレシーズンで力を示して上でやりたいと希望を語る

ペドロ・ゴンサレス・ロペス、通称ペドリのFCバルセロナ加入が近づいています。17歳ながらラス・パルマスの主力として活躍する攻撃的選手(セグンダで35試合に出場、うち先発33、得点4・アシスト6)で、最終節でもゴラッソをマーク。バルサ移籍は去年9月に確定しており(500万ユーロ支払い済み)、来季が非常に楽しみなキラキラ星です。

バルサ選手となることが決まっているので、シーズン中からバルサ公式ウェブでも時々取り上げられているペドリ。今回はバルサTVの取材を受け、来たるべき新生活について夢いっぱいに語っています。

生粋のクレで、憧れはイニエスタ

ペドリは契約上、フィリアル(Bチーム)の選手としてバルサに加入します。契約期間は2022年6月までの2年で、2年間の延長オプション付き。契約解除金はバルサB選手としては1億ユーロ、トップチーム契約となれば4億ユーロに増額されます。
移籍金は500万ユーロながら、スペイン代表に招集されたりバルサでの出場数によって発生する出来高あり。ラス・パルマスのラミレス会長が明かすところでは、全条件クリアで移籍金総額は3,000万ユーロを超えるそうです。また将来の移籍の場合は、ラス・パルマスが売却額の15%を受け取ります。

ということでバルサB所属となるわけですが、期待されるフィリアルの選手と同様にプレシーズンはトップチームに呼ばれる予定。そのまま上に居残るのが、ペドリの目標です。以下はバルサTVでの彼の主な発言。

「まず第一に僕の目標はトップチームでプレシーズンをして、残ることだよ。自分を一つのポジションだけで見ていないんだ。監督が求めるポジションでするさ」

「いつも見ていたのはアンドレス・イニエスタで、今はフレンキー・デ・ヨングも見てる」

「僕は生まれた時からのクレなんだ。家族は全員がバルセロニスタで、じいちゃんは地元のペーニャ(ファンクラブ)の創設者だよ」

「バルセロナのクラブ施設を訪れるのは夢だったから、(契約のために)数ヶ月前に行った時は幸せだったよ。カンプノウのインパクトがすごいね。バルサのユニフォームを着て入場したい」

そして、これ。バルサ入団が決まって以降の期待感に関するコメントです。
「そうだね、プレッシャーは感じてるよ。でもそれは良いことでもあるから。もし気を緩めてプレーをしていたら、物事は上手くいかないからね。プレッシャーをかわすように試みていくべきなんだ」

来季のプランは・・・

ペドリが得意とするポジションは左サイドもしくはメディアプンタですが、バルサではかなりの激戦区です。前線であれ中盤であれ、競争相手は多い。試合に出ることが成長につながりますから、フィリアルでプレーしながらトップ招集の機会を待つのが良いのですが・・・

そのためにはフィリアルのセグンダ・ディビシオン昇格が必須。
ラス・パルマス(セグンダ)で1シーズン出場し続けてきたペドリなので、バルサBがセグンダBのままだとプリメーラのレンタル先探しか、ラス・パルマスに貸し出されてもう1年となりそうです。

ちなみに、ラス・パルマスのミゲル・アンヘル・ラミレス会長はカナリアクラブの公式ラジオにて、バルサは今数名の若手選手を主役にしたドキュメンタリーを撮影していて、そのうちの1人がペドリだから、来季はトップチーム選手になるんじゃないかと推論してます。さて、当たりますでしょうか。


 

コメント

  1. ぴかちゅう より:

    >「いつも見ていたのはアンドレス・イニエスタで、今はフレンキー・デ・ヨングも見てる」

    この時点でセンスがある。
    そう、デヨングこそイニエスタの位置でプレーして欲しいのよ。