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メッシのバルサ退団希望にまつわる、あれこれ

レオ・メッシがバルサを去るだろうとのニュースが、世界を駆け巡った2020年8月26日。思うことをつらつらと書いてます。まとめなし。

もう引き返せない

バルサの伝説であるレオ・メッシが、burofaxを用いて冷たく法的な決着も辞さないとの姿勢を示してまで、理事会に契約解除と退団を要求した。そのレオのやり方がどうであれ、もはやバルトメウたちとの関係修復は不可能に思えます。そしてもし仮にバルトメウ一派が去ったとしても、メッシはもうバルサに残らないと決めているはず。メッシがそんな駆け引きをすると思いますか。

こんな結末は相応しくない

カンプノウでフットボール史上最高の選手と言われるまでに成長した選手が、会長に嫌気を差したとの理由で、裏門から去って行く。こんなに寂しく残念なことはないです。しかもバルサでのラストゲームが、カンプノウでの感謝の大声援を受けてではなく、トラウマ的惨敗2-8・・・ バルトメウにとっての最後だと相応しいのですが、メッシの最後はあれになるとは・・・

チャビイニエスタの時のような、心温まるセレモニーで送られると予想していたのにな。

ルイス・スアレスへの戦力外通告の仕方

2-8でショックを受けたメッシが残留を迷っていて、新監督クーマンがメッシの思いを聞くために個人面談をしたとの報道は8月21日時点でなされていました。なのに彼らは、その4日後にルイス・スアレスに対してあまりに敬意を欠くやり方で戦力外通知をしているのです。これは「狙って」なのか、それとも「天然」なのか。

仮にバルトメウと理事会の取り巻きたちが「メッシが我々のクラブ運営に不満を持っていても、彼は契約解除金が7億ユーロだと知っているし、払えるクラブはない。少なくともあと1年はバルサでプレーするだろう」と高をくくっていたとして、スアレスを雑に扱ってもメッシが愛想を尽かさないと思っていたとするなら、あまりに人の気持ちを馬鹿にしている。
でもそれがバルトメウたちの性質なのかもしれません。計算だろうと推察してましたが、実は単に人の気持ちの分からない人たちなのだろうかとも思えてきた。

クーマン、敬意はどうした

そういえば、ロナルド・クーマンはバルサ監督就任会見にて「バルサのために最大限を出したい選手とだけ、仕事をしたい」と語っていました。しかし大エースのメッシがたった一枚の書類によって、このバルサのためには最大限を出せないと表明した。残念でした、クーマン殿。

ちなみにクーマンは同じ会見で「全ての選手への敬意が必要」「最初にその選手と話をしたい」と強調していましたし、その翌日にはメッシと面談もしていたのに(当然スアレスのことも話題になり、敬意ある扱いを求められたはず)、あの戦力外通知のやり方は一体どうした。 メッシもぶち切れますよ。結果、次の日にburofaxがクラブに到着。

メッシとの会話を避け、面談内容も知りたくなかったバルトメウ

バイエルンに惨敗し、ショックを受けたレオ・メッシの気持ちが残留よりも退団に近づいていると知りながら、バルトメウ会長は彼と直接話をしてきませんでした。8月18日にバルサTVを使って行ったインタビューでは「メッシの父とは話している」と言いつつ「新監督が選手たちと話をせねばならない」とクーマンに仕事を丸投げした会長。大事な大事な世界最高選手が去りたがっているのに、会長が電話をかけないのはどうなんでしょう。

8月22日に一般紙 LA VANGUARDIA で Joan Josep Pallás 記者が書いた記事によると、メッシとの面談を終えて報告にきたクーマンに対し、バルトは「なにも言わないのが良い。これはキミたち二人のことだ」と会話の内容は知ろうとしなかったそうです。事実なら、マジですかと。

その他雑感など

●もうカンプノウであのメッシの変態的プレー、いともたやすく決められるえげつないゴラッソが見られないのかと思うと、急に泣けてきた。

●それでもバルサは続き、クレである自分も続いていく・・・

 

コメント

  1. 取りすがり より:

    バルトメウ アウト‼︎
    クレはこの歴史上最低な人物を許さない!
    レオには1年後にシャビと供に帰還という淡い期待をし…今までの多大な貢献に感謝!

  2. スアレスファン より:

    バルトメウとかいうバルサ史上最悪の会長には一刻も早く出てっていってほしいですし、一生許すつもりはありません。

    が、

    歯車が狂い始めた原因な気がするアンフィールドの4-0は選手たちの過失だと思います…。メッシ含めて。

  3. ジオ より:

    おそらく初コメント失礼します。
    ガスパーさんも無能でしたけど、いきすぎたすさまじいクラブ愛がお茶目で嫌いになれませんでしたが、バルトメウはなんなんでしょうか。
    大事なところで逃げちゃうし、諦めが悪いんですね。
    のび太っぽくていい奴なのかと、はじめ思ってしまってた自分が情けないです。
    偉大なるメッシが去ったとしても、このクラブを追い続けることはやめませんが、色々と憂いて凹んでしまってる今日この頃です。
    過去の栄光はあくまで過去のものとして、プライドも捨てて大刷新を行ってもらって、謙虚に謙虚に土台から立て直して貰いたいものです。
    そしていい頃合いを見計らって偉大なる貢献者達に表門から盛大な送り出しのセレモニーを。

  4. トム より:

    メッシは基本バルサに居たいはずなので、バルサが改革できる姿を見せられるなら、残ると思います。
    しかしその条件には、バルトメウとクーマンの退陣が必須でしょう。

    メッシをこんな形で失う事を恐れるクレがパニック状態になり、バルトメウを辞任させる、又はバルトメウがメッシのプレッシャーに負け、突如バルサ愛に目覚めて辞任してくれても良い。
    まだバルサ愛が残るクーマンは悪ではないので、メッシにそこまで拒絶されたら、無条件辞任もあり得る。

    まだ、メッシが心変わりする可能性はあると思います。
    勿論その後のプランが大事ですが…何とかチャビに戻ってもらえれば。
    バルトメウさえいなくなれば、プジョルと一緒に戻ってくれる可能性も、きっとある。

  5. 大聖人 より:

    クーマンはいいと思うんだけどな・・・。
    のび太は退陣してほしいけど。

  6. lamasia1979 より:

    メッシの意思は固いでしょう。
    もう後戻りはできないし、この道を進むしかない。いや転がるだけ…
    自分は凹みすぎて、あまりの絶望感で
    チャビが帰還するまで、どこにポジティブを見いだして応援できるか悩みます。もちろんクレをやめるつもりはありませんが…
    どうか、皆さんの楽しみポイントがあれば知りたいですね。。

  7. リコシェ号 より:

    ユウさんと全く同感です。

    バルトメウが故意か天然かは分かりませんが、唯一確実なのは、バルサ愛は微塵もなく、ただの経営者で選手、監督、スタッフを単なる金品として見下しているという事だと思います。まぁ、経営者とみても、バルサの企業価値を地の底まで落とし、成功しているとは言い難いですが…。

    のび太のニックネームも、就任当初は愛嬌があり好意的に捉えていましたが、今となってはのび太に対して失礼ではないかと思えます。
    のび太はバルトメウの様な義理人情や礼節が微塵もない冷酷な人間ではなく、温かみや思いやりがある優しい人間ですからね。

    メッシの翻意は難しいと思いますが、クラブの為にバルトメウの1日も早い辞任を切に願います!

  8. silver より:

    改革だ刷新だと言っておいて、結局のところ監督とSDを替えただけで、根幹は何も替わらず今まで通り。
    メッシやスアレスのゴタゴタでそれを煙に巻いて自分はしれっと居座るんですから、まぁ大したもんですよww

    今のバルサ監督なんて貧乏クジでしかないので、引き受けたクーマン監督には感謝しますが、所詮はバルトの新しい当て馬にされるだけと思うと気の毒な気もしてきます。

    しかし、メッシの退団意志は固いとして、実際に双方合意の契約解除というのは難しい様な気がします。
    クラブや選手達を金儲けのモノとして扱うバルトが、移籍金無しでメッシを出すとは思えない。(6月末までの契約解除要項の適用も難しい気が…)

    そうなると、2億ユーロ以下で放出するとは考えにくいので、このコロナ禍でそんなお金を捻出するクラブがあるかどうか…(FFPも考えると厳しい)

    総じて、退団条件を巡ってクラブとモメるのはほぼ確実かと思います。グズグズに腐っていくのを眺めていく、ツラい数週間になりそうです。