ここ数日間で何かがあったと憶測広がる。
アンドニ・スビサレッタのスポーツディレクター職解任&プジョル辞職と並んで、6日のメディアの中心話題となっているのがレオ・メッシとルイス・エンリケの関係悪化です。インスタグラムでチェルシーやフィリペ・ルイス、クルトワのアカウントをフォローし始めたぞーなんてニュースが来季の移籍への布石か?と報じられるクラックですから、監督との不和となれば蜜の味。首都系メディアは特にガッツリと食いついています。
カタルーニャメディアにとってもメッシのニュースは大きく扱うのが基本です。SPORT、MUNDO DEPORTIVOの両紙はいずれもギガクラックとガッツ監督の関係がここへきて急速に冷え込んでいて、レアル・ソシエダ戦のベンチスタートがそれをさらに強くしたと説明。MD紙曰く、真正出たがり選手のレオにとってはアノエタでは先発から外された上、試合状況が思わしくないと見るや解決してこいとピッチに出されたことも不満だったとのことで、2人は試合終了後、穏やかではない口調で議論をしたとも記しています。
またメッシとエンリケを巡っては、監督は本当はメッシたちにもチームメイトと同じ日にクリスマス休暇から戻ってきてほしかった云々の話があり(メッ シ、ネイマール、アルベスのみ3日長かった。そうなった経緯はよく分からないが、バルサでは珍しくはない)、休暇明けの初トレーニングでレオたちにルー チョが特別注文をつけたあたりから関係がこじれ始めたとかどうとか。さらに胃腸炎を患ったというメッシが公開練習に参加しなかったことも推測に油を注ぎ、 あれやこれやと言われている次第です。ロッカールーム内部のことは関係者にしか分からないので、あくまでそういう話もある、ということですが。
カピタンたちが解決に動く?
憶測系のナイショ話としましては、ルイス・エンリケとレオ・メッシの問題を早急に解決するため、カピタンたちが間を取り持つべく動くという記事もあります。SPORT紙が伝えるところによりますと、チャビ・エルナンデス、アンドレス・イニエスタ、セルヒオ・ブスケツの 3人のカピタンが明日水曜のトレーニング開始前(火曜は休日)、メッシと会ってこの数日間に監督との間になにがあったのか事情を聞き、エースの不機嫌を静めようとしているとのこと。チームがこの逆境を乗り切るためには一致団結が不可欠ですし、もし2人が本当に緊張関係があるのなら、チャビたちの仲介が功を奏すことを願う…
…のですが、カピタン団の面子を改めてみると、こういう時のためにもマスチェがいれば良いのにと思いますなぁ。というか、マスチェラーノだけで十分。マスチェがいけばなんでも大丈夫ッ!
それにメッシが試合にフル出場できないから怒ったという話には、ある選手が愛されないから腹を立てたというくらいに今更感もあったり。その手の話はペップ時代に始まり、ティトの時もタタの時もありました。ティトやタタより強いキャラクターを持ち、ペップのようにメッシの恩人でもないルー チョですからなんらかの“事件”があったかもとは考えられますけれども、この種の話題は悲しいだけなのでさっさと収束してほしい。それに尽きます。あー、 とりあえずは空でも見ながらイムノを歌うかね。
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